散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

戸田茂睡の墓(浅草奥山)

2015-02-12 06:06:00 | 日記
    

 ここに元禄時代の歌人 戸田茂睡のお墓があります。大正8年に東京府の旧跡に指定されて

います。徳川氏の家臣、渡辺忠の六男に生まれ(1629)のちに本田政長に仕えましたが、

延宝年間の末に致仕して浅草寺近くに居をかまえました。「梨本集」を著して和歌の制の無用

を説き、世に詠歌の派を立てました。「紫の本」「御当代記」などの作品があります。「塵の

世を いとう心の積もりては 身の隠れかの山となるらん」と詠み、隠れ家の茂睡と時の人に

呼ばれていたといいます。  

     半七塚

 茂睡のお墓の近くに「半七捕物帖」の主人公、神田三河町の目明し半七の塚があります。江

戸川乱歩ら捕り物作家クラプ同人が、岡本綺堂の業績を記念して昭和24年11月に建立した

ものだそうです。茂睡と半七のとりあわせも面白いものですね。

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