アルパカは、南米アンデス山脈の海抜3000~5000mの湿潤高原地帯で、主に毛を利用す
る目的のために放牧されています。アンデス地方では、アルパカははるか昔インカ帝国時代か
ら、家畜として人と共に暮らしてきました。現在はアメリカやヨーロッパ、オーストラリア、ニュージ
ランドでも飼育されています。日本では1999年に那須の牧場が初めての牧場飼育をスタート
させたものです。
アルパカはおとなしい動物です。お散歩広場やふれあい広場で、子どものアルパカ(クリア)と
一緒に散歩や記念撮影などができます。牧場内には高さ7mを超える大きな岩山をもうけてい
ます。その名も「ナスピチュ」といい、ペルーのマチュピチュをもじってつけたネーミングです。山
の上での餌付けタイム時に、たくさんのアルパカが登る景色は圧巻です。(写真・Mr麹町)