散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

三遊亭円朝旧居跡(新宿1丁目)

2015-04-25 06:03:02 | 日記
    

       

 新宿区立花園公園・小学校一帯は、明治の東京落語界を代表した三遊亭円朝が、明治21年

から28年まで住んだ場所です。説明板によると、屋敷地はおよそ1000平方メートルとい

います。母屋と廊下で続きの別棟の離れが「円朝室」と呼ばれた円朝の居室でした。孟宗竹の

深い藪や野菜畑に囲まれる田園風景が広がっていたといいます。円朝は周囲の喧騒を避けて、

当時はまだ寂しい町だったこの地を選んだそうです。  

 怪談噺や人情噺を得意とした円朝の代表作「真景累ケ淵」「牡丹灯籠」「塩原太助」など、

特に新宿在住時は、新宿や戸塚を舞台とする「怪談乳房榎」の他「名人長次」などを書き上げ

るなど、まさに円熟期にあたりました。花園公園にある旧居跡の碑は、新宿区指定史跡となっ

ています。