気ままなZOO

行った場所、見たもの、感じた事、気ままにねぇ…… きままなZOOです。旅のお話、動物園、水族館のお話を…

たった27年で絶滅した動物 ステラーカイギュウ

2021-05-25 | 水族館など

テレビでも紹介されたステラー海牛です。

だいぶ前の記事ですが、更新して、記載します!


 

たった27年で絶滅した動物の話です・・・

ステラーカイギュウは、マナティーやジュゴンの仲間で、
全長8mを超えるという、彼らの2倍もある巨大な動物でした。



1741年秋…
冒険家ベーリングを隊長とする一隊が、
カムチャッカ半島沖で遭難しました。
彼らは、やっとの思いで無人島に辿り着きました。

自然の厳しさと戦いながら、辛い生活が始まりました。
疫病も流行り、仲間が次々に死んでいきます…

しかし、彼らは生き残りました。
生存できたのは、ここに潤沢な食料があったからです。

この島には、彼らが初めてみる巨大な動物がいました。
人々は、この動物を食料としました。
さらに、この動物の分厚い毛皮は暖をとるために、
脂もさまざまな形で利用できたのです。

そして…
ついに、人々は、新しい船を造り、
ステラーという人物をリーダーにして、この島を脱出します。

長く苦しい航海の末、
ふるさとにたどり着いた彼らを、人々は英雄として迎えました。



博物学者でもあったステラーは、自分の苦しかった体験と、
この島に棲む珍しい動物について本を著しました。

その本には、この動物の肉や毛皮や油脂がとても役立ったこと、
さらにその肉は、最高に美味しかったことが、
書かれていたのです。

そう、
この動物が、ステラーカイギュウです。

当時の欧州の人々は先を争って、北洋へ向かいました。
ステラーカイギュウの乱獲が始まったのです。

この海牛は、人間の怖さを知りません。
人々は、簡単にステラーカイギュウを
殺していきました。

 

さらに、悲しいことに…
ステラーカイギュウには、仲間を助ける習性がありました。
人間が刺した銛で血まみれになった仲間がいると、
助けようとして彼らは集まってきます。
それを狙って、人間は、また彼らを殺していきました…

 

そして、
しだいに数が減り…

1768年、
最後の2頭を殺したという報告を最後に、
地球から、彼らはいなくなりました。


人間に発見されて
わずか27年で絶滅したのです。。。

 

その後、ステラー海牛が発見されたという報告はあるものの、
どれも信憑性には乏しいそうです。

どこかで、生き残ってほしい…

 

最初の写真は、日本平の東海大学自然史博物館の
ステラーカイギュウの骨格標本…




最後に、もういちど、
美ら海水族館のマナティーのお顔を…☆


人類が二度とこのような愚かに事を繰り返しませんように…


 

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エンリッチメント大賞表彰式を見に行った。

2011-12-05 | 水族館など

海藻の林・・・

地味ながらも、印象に残る水槽です。
ジャイアント・ケルプも見事です。
これらの展示には、
水流の工夫もかかせないようですね☆

水族館に入ってすぐの、サメの水槽も印象的です(^^)/

この葛西臨海水族園がエンリッチメント大賞を受賞しました。

           

今年も、エンリッチメント大賞授賞式・記念講演に行ってきました☆

表彰式の後に、それぞれの受賞者の講演がありました。

基調講演は、前旭山動物園園長小菅正夫さんです。
分かりやすい講演でした。
旭山に人気が出たのも園長さんのキャラクターもあったのでしょうね・・・

動物園人賞は、県立とべ動物園の椎名さん
ゾウの出産からゾウの子の保育を動画も使って伝えてくれました。

施設賞は、埼玉県こども動物自然公園のペンギンヒルズ。
日橋さんでしたか。この方の話がおもしろかった。
新しい広大なペンギンの施設ですが、
ペンギンは分かっていないみたいで、いつも一カ所にいるようです。
飾りのない話ぶりがとても楽しかった(^^)

特別賞は、水流への取り組みの東京都葛西臨海水族園。
無脊椎動物も含めたエンリッチメントということで、興味があったのですが、
残念ながら・・・話がわかりにくかったです(^^;)

仕事がら、人に話をする難しさも実感した一日でした・・・・

↑会場で購入☆可愛い☆
街もクリスマス気分~(^^)♪

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青の魚 箱根水族館

2011-06-22 | 水族館など
青~あお~
 
メタリックブルー(^.^)
 
スキアエノクロミス・フライエリーという
アフリカ原産のお魚です(*^^)v
 
 
マウスブリーダーといって、
メスは自分の口の中に卵を入れて育てます。
 
珍しそうなお魚だけども、
鑑賞魚でよく販売されているらしいです。
 
メタリックな青の魚☆
 
いろいろな色のお魚がいるものだぁ~
 
でも、難しい名前だね(^_^;)
 
箱根水族館にて
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さかなクンすごい… 写真は、さけ科学館

2010-12-16 | 水族館など


クニマス
の仲間の
ヒメマス(ベニサケ)です(^^)

最近の生物界のニュースで一番スゴイのは、
クニマスの発見☆

70年前に絶滅させられたと思われていた生物の発見です。

ヤフーニュースの記事

この調子で、ニホンオオカミやニホンカワウソ、ニホンアシカ、
果てはナウマンゾウまで発見が続いてほしいものです。
んなこたぁない…(^^;)

タレントのさかなクンが、
クニマスのイラストを描くために西湖から、
ヒメマスを取り寄せたところ
この魚が混ざっているのに気づいたのです。

気づいたさかなクンは、本当にスゴイ(^^)/
ただ者ではないと思っていました(^o^)
見るからにただ者ではないけど…(^^;)

かつて私が、テレビに出て
彼と共演したとき

ひな壇からさかなクンと話した時、

さかなクンのキャラクターだけではなく、
魚への本物の博識と愛情には驚かされました。

サケやマスは、種類も多く、
成長したり産卵したり個体や住むところによって
いろいろと違ってくるので、識別も難しいのです。


サケ・マスは様々な種がいます。


カラフトマスの幼魚は本当にきれいなグリーンです…(^^)

写真は札幌のさけ科学館のものです。

ここのキャラクターの「リンカちゃん」も大喜び~(*^_^*)

クニマスさまのお通りだ~い

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タコの話… パウル君もガンバレ(^_^)v

2010-07-09 | 水族館など

これは東海大学海洋科学博物館のタコさんですが、
いまタコさんが大人気~(^^)/


特に人気なのが、
占いタコのパウル(Paul)くんです。



ドイツの「オーバーハウゼン水族館」では、
ワールドカップの勝敗予想をタコにさせています。

タコのパウル君の水槽の中に、
対戦する国旗のついたクリアケースを入れて、
餌をとりに入った方の国が勝つという占いです。


これが、
世界的に有名になってしまいました。

だって、
いままで彼の占いは、すべて当たっています

動画は、ここをクリック→タコのパウル君


ついに、
自国ドイツの敗戦まで当ててしまい、
水族館はお詫びの会見をしたというほどです。


でも、
タコは、色彩の区別はできないといわれています。
明るさの違いを区別するだけです。

決勝戦も占うといいますが、
二国の国旗はこんな感じです。
色がわからないなら、そっくり…






そもそも、
動画をみると
タコは国旗なんかみていないし…(^^;
動画


ちなみに、負けた国では、
腹いせに、
「こんなタコを食ってしまえ~」
いっているそうですが、

ドイツやオランダでは基本的にタコは食べません。
地中海に面しているスペインや南米の国は、タコを食べます。

たこたこ~

 

追記7/10

パウル君は優勝をスペインと予想したそうです。
さあ、どうなるかなぁ~

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中村元の水族館ナイト4  荒俣宏の水族館 

2009-10-27 | 水族館など


摩訶不思議な水中空間…

それは、

水族館。

 

水族館は、
健全なる娯楽施設です。そして、研究施設でもあります。



でも…

人類の歴史や文化・宗教や好奇心に
裏付けられた不思議な世界も、もちあわせているのです。

 

10月25日日曜、お台場パレットタウンでトークイベントが行われました。

「水族館ナイト1周年祭り!水族館に宿る魂」

水族館ナイト、私は今回3回目の参加です☆

知る人ぞ知る水族館プロデューサー中村元先生の
トークイベントです。

前半はいつもの感じです。
人気投票による日本の水族館ベスト10を発表など…

ちなみに、
第1位美ら海水族館 第2位新江ノ島水族館
第3位鴨川シーワールド 第4位鳥羽水族館 第5位大分うみたまご 

近くでは、あの水族館が入ってないとか…
勝手なことを言っていましたが、
それを中村先生が、なんとか、まとめあげましたところで、
後半戦に突入…

 

しかしながら
今回は…
ゲスト荒俣宏さんに、のっとられましたぁ~(^_^;)

荒俣氏は人魚の話から始めました。

コレクションの画像を写しながら、
和洋の人魚の話をしていきます。

 

謎の生物、ジェニー・ハニバーも登場します。
ウヒャ━━━━━━ヽ(゜Д゜)ノ━━━━━━ !!!!!

荒俣氏が実際に所有しているそうです(・.・;)

ジェニー・ハニヴァー(別名デビルフイッシュ)
とは、海の未確認生物です。

いまでは、作り物ということになっていますが、
当時は存在を信じられていました。
こんなのがいたらコワイ、コワイ…(ノ´∀`*)

こいつの干物(笑)は、いまでも売っているとか…。
そんなお土産、コワイコワイ…(;^ω^)


    

人魚の話、河童の話…

そして、
いつのまにか、話はヨーロッパの水族館に…

中世欧州のカトリック教会にある地下様式の部屋グロッタが
水族館の発祥のもとであるということです。

中世の貴族や司祭らは、グロッタに水をひき、
戒律と離れて享楽の世界を楽しんだ。
だから、いまでも欧州の水族館は洞窟のイメージが強いと…

荒俣氏ならではの不思議な世界が繰り広げられました。

そういえば、水族館の中はどこか、神秘的で怪しげ…

不思議な空間でもありますね。

 

↑水族館の神秘さが伝わるかな…

    

若いころ、荒俣さんの「帝都物語」を読んだ時、
その奇妙奇天烈さと自由な発想、
そして博識の深さに驚いたことを思い出しました。

 

※写真は、上から
☆しながわ水族館
☆水族館ナイト4
☆ジェニー・ハニヴァー
☆油壺マリンパーク 

写真のふたつの水族館はベスト10にはいってないなぁ…残念

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水族館ナイト2へいった  アニミズム

2009-02-23 | 水族館など


こ、この立て看板は~(^^;)

河童がいるのかな

いいえ、これは水族館の展示の一部です。

鴨川シーワールドのエコアクアローム
日本の海や川を再現しています。



さて、本当に、水族館でカッパに出会えるでしょうか…

アニミズムという言葉があります。
自然界のすべてのモノや現象には霊魂があるという考えです。
かつての日本人にとっては、大切な考えでした。

妖怪やお化けが、
日本人に、親しい存在なのはそんな理由もあるのです。 

河童は水辺に宿る精霊の代表…
日本人の自然に対する畏敬の表れです。

 

川、海をはじめとする自然への思いを伝える使命も
水族館にあります




土曜日、水族館ナイトに行きました。

フリーの水族館プロデューサー中村氏を囲んでのトークライブ♪
このイベントも2回目になります。

アニミズム…
カッパと出会った原体験…
飼育ではなく、展示…
様々なことを拝聴させてただきました。


今回も、水族館への
思いを熱く語る
ダンディー(?)な中村先生のトークライブでした。



皆さんも、水族館の世界から感じとってみてはどうでしょう…

ばっはっは~い

中村元先生の水族館プログ
企画・出演のまんじまるさんのサイト
ゲストの海響館のサイト
スゴイゾスナメリ!

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「水族館ナイト~水族館は日本の文化になる」

2008-10-20 | 水族館など

 

昨日、上野動物園見学の後、台場に出没したずぅ夫妻は
東京カルチャーカルチャーのトークイベントに行きました。(^^)/

「水族館ナイト~水族館は日本の文化になる」

水族館プロデューサーの中村元さんと
ライターのまんじまるさんのイベント。

カクテルを飲みながら聞くお話の数々。

NHKのスタジオで、ご一緒した(というより後ろにいただけだけど…)
素の中村先生のキャラが、
楽しかったです。
水族館の思いが伝わってきます。会場も満員☆

お洒落なお台場に、水族館マニアの人が集まるとのことですが、
まともな人が多くて、よかったぁ…(^_^;)

トークショーは楽しかったけれども、もっと、みんな参加しているぞ感が、ほしかったかな…
具体的な水族館の問題点も聞きたかった
無理かな…(T_T)

楽しいお話の中に印象的な言葉がありました。

「水族館の生物は、その生き物たちの代表」ということ。。

動物園も同じですよね。

水族館や動物園の嫌いな人や苦手な人は
自然界から、水槽や檻に連れて来られた生物が
「可哀想だ」といいます。

それは、分かっています。

人類のエゴによって、多くの生物を減少させ、
絶滅させた歴史を私たちはもっています。

人間以外の生物の存在を実感させるため、
そして生命の大切さを知るために、
「生き物たちは、その生物の代表としてやってきている」

地球は、
多様な生命のすむ星だと、見て感じて知ることが、大切なのです。

 

お台場青海地区のパレットタウンは、
観覧車も含め、まもなく、なくなるという話があります。

観覧車のまぶしい夜でした…

 

水族館プロデューサー中村元さんブログ ブログ水族館

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熱中夜話を観た♪

2008-08-08 | 水族館など


「マイクの前でも、へっちゃらだぜ~」

しながわ水族館のオタリオさん

それに比べて人間はだめだねぇ~(^^;)
恥ずかしいよ~

お伝えしていた「BS熱中夜話・前編」の放映が終わりました。

今回は海獣ナイト☆

短い時間でしたが、私も映っていました(^^)/

 

しかし、2時間を超えた収録を
見事に
編集してしまう技術はさすがです。

私たちが何気なく見ているテレビ番組も
多くのスタッフさん達によって支えられてているのですね

 

スタッフをはじめとして、出演した皆様、
お疲れさまでした。

でも…
一番の主役は、人間ではなく、海獣さんたちでしたね~(^^;)

「マイクパフォーマンスはまかせてくれ~」
三津シーパラダイスのアシカさん☆

来週の木曜深夜に番組は続く…

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ミツクリザメ 悪魔の子☆

2007-07-05 | 水族館など

直訳すると悪魔子鮫 
和名ミツクリザメ


こんなサメも深海にはいま~す。
英語で
ゴブリン・シャークGoblin shark
悪魔の子のサメ
だってさ(^^;)

深海の幻のサメとして
ラブカ、メガマウスは有名ですが、
ミツクリザメ (箕作鮫)もすごい!

長い吻が特徴


水揚げされるとクチが飛び出て、
形が崩れ、ものすごい姿態になるらしい。

悪魔の子のサメって
サメには罪はないのにね(^_^;

写真は、昨年行った「深海の生物展」から


昨日、テレビで「ラブカ」が放映された影響で
多くの方がこのブログを訪れてくれました。
(1554pv985IP)
ありがとうございます。

ワン、トゥー、スリー

これからもよろしくおねがいします 

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亡くなったマンタとラッコに寄せて

2007-06-22 | 水族館など

 写真は多摩動物公園のオラウータンの親子です。


小さな子供を、可愛いと思う心。
赤ちゃんを大切にしたいと感じる心。
とても素晴らしいものです。

子供の眼の輝きは、人間でも動物でも同じはずです。


でも運命は残酷です。


先日の記事で触れたマンタの赤ちゃんが亡くなりました。

またサンシャイン水族館では、
生まれたばかりのロシアラッコの赤ちゃんも亡くなりました。


報道だと、
赤ちゃんマンタは父親マンタに追いまわされ、何かに接触したことが原因と言われています。
ラッコの赤ちゃんは、お父さんラッコの歯が過って刺さったことが原因とも…。


痛ましいことです。言葉もありません。



動物園・水族館は多くの命が宿るところ。




そこは、微笑ましく楽しいところですが、
冷たい現実もあるのです。

自然界でも幼体が無事に成長するのは難しい。
動物園・水族館の中で、赤ちゃんが育つことも難しい。


命の大切さを知り、死という現実を伝えるも
動物園・水族館のひとつの使命なのかもしれません。



関係者の方の悔しさは並大抵のことではないと思います。
多くの方の尽力と看護に敬意を感じます…


亡くなった子たちに、深い黙祷を捧げます。

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まんた誕生(^^)/

2007-06-18 | 水族館など

世界初~


おめでとう~

沖縄の美ら海水族館マンタの赤ちゃんが生まれました。
昨日の夕方から、テレビニュースでもその映像が何度か流されていましたよね。

水族館でのマンタの出産は世界初です。
飼育中のマンタ、初出産 沖縄美ら海水族館(共同通信) - goo ニュース

生まれた赤ちゃんの幅は約1・9メートル!
大きな赤ちゃんだぁ~ 

めでたい




実は…


隠していましたが、

我が家にもマンタがいるんです!。。。

では、

ご紹介しまーす・・・・



命名、マン太郎





我が家の片隅で泳いでいます。



あっ、ずぅ家の室内を公開してしまいましたぁ~(^_-)



 最初の画像は、昨年訪れた時の、美ら海水族館のマンタ



 過去のマンタの記事は→ここ
そして、東京で見られるマンタは→ここ

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トドはアシカの仲間(^^)/

2007-02-17 | 水族館など

 


鴨川シーワールドのトド君
日本にも生息しているアシカの仲間です。

いい写真だったのでアップしました(*^_^*)


そこで、よくある質問です。
アシカとアザラシはどう違うの?

まとめてみました。

違っていたら教えて下さいm(_ _)m 



アザラシ(海豹) アシカ(海驢)
あざらしという名前がつくので
分かりやすい
名称

セイウチ・トド・オットセイなどと呼ばれるので
識別に困る

耳たぶのようなものがない 耳たぶのようなものがある
尾ヒレ(後脚)を巧みに使っている 水泳 前ヒレを巧みに使っている
尾ヒレを伸ばし這うように移動する 陸上で 四つのヒレ(脚?)で歩くように移動する
模様のある種がいる 模様 模様はあまりない



↑鴨川のトド君(アシカ類)
 耳たぶがありますね(^_^)v 


 


↑鳥羽水族館のバイカルアザラシ君
耳たぶがないよね(>_<) 


わかりましたか?


 さあ、これで、いざというときに安心です(*^_^*)

突然、町で、海獣にであったら、名前を間違えないで、
きちんと挨拶できますね。(^^)/


  


 


 ※ちょっと怖い話(イヤな話)


あまり知られていない話です。

魚を多く食べるトドは、関係者からは害獣とされています。
だから、北海道では多くのトドが駆除されました。

その方法のひとつがひどい…。

1960年代、航空自衛隊の主力のF86ジェット戦闘機をつかって
空から海に向かって、一斉に機銃掃射が行われました。
ねらいは害獣のトドです。
何も知らないトドが最新鋭のジェット機によって無造作に殺されたそうです。
今では考えられない話です。 


人間というものは…

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ラブカ

2007-01-24 | 水族館など


昨日のニュースで紹介されたので、ご存知の方も多いかな?

生きた化石と呼ばれる「ラブカ」というサメが見つかり、
貴重な泳ぐ姿が撮影されました。

あわしま水族館の撮影映像

昨夏、私は「深海の生物展」で、この剥製を見て、印象に残っていました。


普通のサメと違うのは、外形では、口の位置やえらの形です。
分かりやすい口の形で比較しましょう。


一般のサメの代表。

シロワニ君~ 




そして
ラブカ君~ 
 


違いますね~ 

あっ、
どちらの、サメもイヤですか… 



ラブカは
かつては駿河湾の漁で、網にかかってとれることがありました。

でも、
その醜悪な姿のため、すぐに捨てられてしまい、
ほとんど、知られることがなかったそうです。


人間の感覚だと醜悪なのかな、やっぱり。

サメに罪はないけどね。



でも、深海魚って、人間から見ると、醜悪なものが多いですね

前に紹介したチョウチンアンコウなんて
ものすごかったよね… 


もう一度、みたいですか? 



じゃあ 





泣くなょ(-_-)

チョウチンアンコウの記事はこちら→  ここ そして ここ 
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深海の生物4 すごい姿(^^;)

2006-11-20 | 水族館など
 ↑ペリカンアンコウ

こわいよ~\(>o<)/ギャーッ!
チョウチンアンコウに続いて
すごい画像が続いています。

そして、


バケラッタ~ 


ニュウドウカジカという深海に住む魚。


深海にはいろいろな姿の魚がいるんだなぁー(^^;) 


ニュウドウカジカの全体像はこんな感じ…



      

そして
世界でも初の展示となった怪魚!

それがタウマティクチスです。


チョウチンアンコウの仲間だけれども、頭に提灯がない。

お口の中が光るんです。

なんと!発光体が口の中に!
しかも、顎が変わった形になっていて、口中が見えるようになっています。

姿も、奇妙な怪魚中の怪魚。
画像が粗くてゴメンネ。



ガラスが二重になっていて、鏡も照明もあって、撮影はことごとく失敗しました。


夏に行った深海の生物展は、とにかくすごかったなぁ~(^^)/

ちよっとマニアックになりがちですね。
いったん深海のお話は、お休みかな。
また今度ね。
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