気ままなZOO

行った場所、見たもの、感じた事、気ままにねぇ…… きままなZOOです。旅のお話、動物園、水族館のお話を…

与論島の朝…

2006-03-31 | 旅・沖縄
今、私は与論島にいますd=(^o^)=b
海がキレイだなぁ(´ω`)

きのう、那覇から来ました(^^)v

関東は寒いんですって?!
こちらは暖かですよぅ(^ワ^)


年度末で仕事で忙しいですか!?…
こちらはのんびりしていますよ(´□`)

ヽ(´▽`)/←いやみな奴……

みなさん、ひいてますか(^^;)
ごめんなさいm(__)m


もう私の行動パターンをよんでいる方もいるようですね(^-^)

明日は本島にもどり、美ら海水族館に行ってきます\(^O^)/
水族館に一番近いホテルをとりました!

じゃあ(~▽~@)♪♪♪←はしゃぐなよ…


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日本人が増やしたソメイヨシノ

2006-03-28 | Weblog
春!
桜が満開です。




桜の代表といえば、ソメイヨシノ!
お花見といえば、染井吉野!

ソメイヨシノは、新葉が出る前に、
きれいな花をつけるのが特徴ですから、見事ですよね!!
   




でも、ご存知ですか?! 


ソメイヨシノは、自然界では、子孫を残す能力がほとんどありません。
自ら繁殖することができない種類なんです!


では、
なぜ、こんなにもソメイヨシノが多いのでしょう…


それは
人間が増やしたからです。

オオシマザクラとエドヒガンザクラとの自然交配で生まれた一本を
接ぎ木などして人がここまで増やしていったと言われています。
(ソメイヨシノはクローン植物だと説明する人もいるくらいです。)

ソメイヨシノは、
人の手助けがないと生存することができないのです。




弱い品種で寿命がみじかく、
戦後、植えられた多くが、寿命を迎えようとしています。

また環境の変化にも弱く、自然の破壊が寿命をさらに短くしているようです。

しかし、青森の弘前ではリンゴ栽培の技術を活かして
寿命を延ばす取り組みにも成功しています(^^)/ 

新しい品種であり、謎の多い桜なのです。

人間の手によって、栄えているソメイヨシノ!
人間の手によって、滅びるかもしれないソメイヨシノ!



不思議です……



(写真は、川崎、二ケ領用水のソメイヨシノ)




お知らせ

♪明日私は旅に出ます♪
数日、旅行に行ってきます。更新・コメントできないかもしれませんm(_ _)m
さあ、どこへ行っているでしょう!

ヒント。。。南・・・


でも、携帯で投稿するかも…
そのときは 
\(^_^=^_^)/ ヨロシク♪ ←年度末に、なに、やってんだよ!
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動物に餌をやる 宇都宮動物園2

2006-03-27 | 動物園・関東
キリンさんに餌をやります!


首がながーい!  
舌もながーーい!! 
 


動物園の動物に勝手に餌をやっては、いけません!!



でも…、一部の動物園では、認められています。
ここ宇都宮動物園も入園時に野菜などの餌を購入することができます(^^)/


ただし!
事前に、園側が用意された野菜などの餌限定!!

ちゃんと園の指示を守って下さいね。


ぞうさんにも餌をやります。

鼻がながーーい!



カバさんにも!

お口がおおきいーー!
カバは草食です。
かつては、この動物園では、カバの近くまで寄れたという話もありましたが…

今は、少し離れたところから投げあたえていました。
カバもそれを分かって大きな口をあんぐり!!!

        


ここの動物園の
もうひとつの話題はキリンの赤ちゃん!


可愛いね!(*^_^*)

でも…
畜舎の近くにいて、なかなか寄ってくれませんでした(^^;)

昨年から今年にかけて、
各地の動物園でキリンの赤ちゃんが誕生!!

皆さんも地元の動物園の情報をキャッチしてね(^_-)
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ラッコへの思い   -ルンルン逝去に寄せて-

2006-03-23 | 水族館など


動物にも
こんなことってあるんですね。


       


おじいちゃんラッコが、亡くなって、

半月後、

おばあちゃんラッコが、後を追うようにして、亡くなりました……



人間でも、このように、自然と後を追うように亡くなる
老夫婦の話を耳にすることがあります


大分マリンパーレス水族館「うみたまご」で
3月21日、メスのラッコ、ルンルンが老衰のため永眠いたしました。
現在、日本で飼育されているラッコの中では、最高齢でした。 



すでに前の記事でも記しましたが、
3月3日、同じ水族館の人気者サンサン君が、老衰で亡くなっています。


        

写真は大分水族館「うみたまご」からお借りしたルンルンの写真です。


ルンルンは推定年齢20歳のおばあちゃんラッコでした。
ショーが好きだったオスのサンサン対して、
ルンルンは、ガンコな性格でした。
ショーに参加することは、なかったそうです。

同じラッコでも個体によって性格の差があります。


水族館の方も、それをよく分かって個体ごとに飼育・調教をしています。

ですから…なおさら……
続けての「死」はスタッフの方にとって、大きなショックをもたらしました。


ラッコのパフォーマンスも、当分、中止です。喪に服すためでしょう。



ご冥福をお祈りします。

水族館スタッフのみなさま、心労をお察し致します…




   


最近、話題が暗くなりがちです。

亡くなったラッコたちのためにも
ラッコに関するちょっとした話題を!


          


ルンルンは、「貝割り」の名人でした。(*^_^*)

ラッコは、仰向きになって、自分のお腹の上で、石などを使って、貝殻を砕き、食事する姿が有名です。


でも……、知っていますか、

石を持って貝をたたくのではなく、
お腹の上に、堅い石を置いて、
それに貝を叩き付けて砕いているのです。

最近の水族館では、ショー以外には「貝割り」を見ることは少なくなりました。

なぜでしょうか?

賢いラッコは、わざわざ、お腹の上で割らなくても、
壁のコンクリートや強化ガラスに叩き付けて貝を割るのです!
ですから、現在の水族館は、飼育しているラッコに殻のついたままの貝は
あまり与えなくなったんです。

そりゃぁ……そっちの方が楽だもんね(^_^)v




有名な話ですが、意外に知らない人もいるので、
もう一つの話題を!
(^^)

ラッコの中には、お気に入りの石(貝を割ったりする道具として)を自分のものにしてるものがいます。

お気に入りの石を自分のポケットの中(だぶだぶの皮…)にしまっておくんです。


「マイ・フェバリット・ストーンだよ」(^_^)v
ってラッコは思っているはずです(^_^;)



来年は、日本で初めてラッコの飼育展示が始まって
25年!

絶滅寸前だったラッコ………
一時期、日本人に忘れ去られていたラッコ………
そして、瞬く間に水族館の人気者になったラッコ………


人間以外の生き物も、よく見てみましょうよ(^^)/


        

関連記事

絶滅寸前だったラッコ…
パパのラッコ ~サンサンに捧ぐ~


ぼのぼの……(T_T)
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リスザルと犬と宇宙のお話…   宇都宮動物園

2006-03-21 | 動物園・関東
坊やの帽子の上に乗っているのは
な~に?!




はい!
コモンリスザル!



最近、各地の動物園での
動物とのふれあいについて書いてきました。


今回、リスザルの檻の中に入ってきました(*^。^*)

ここ宇都宮動物園では、リスザルの飼育ゲージの中に入ることが出来ます。

飼育係の方も、一緒に入って、説明をし、
リスザルが手に乗ってくるように誘導してもくれます。
(このイベントは曜日や時間によるものなので、注意してね)


実際に、自分が檻の中に入ると動物の気持ちになりますね(^^)
外で見物の人がこちらを見ていますし……(^^;)


これはZOOの奥様の肩に乗るリスザル君です。




このコモンリスザルは
北米アメリカに棲息するサルで、
人に懐きやすいので、ペットとしても飼われ、一時ブームを作りました。

リスのような大きさの、賢いサルです。


          



実は…

最初に宇宙へ行った霊長類はリスザルでした!


宇宙飛行競争時の初頭の1958年。
ジュピターというロケットに乗ってリスザル君が宇宙へ飛び出しました。
(人類が宇宙を行く前のアメリカでの話です。) 


前年にソ連がスプートニクス2号というロケットにワンちゃんを乗せました。
その時のライカ犬が、史上初、生命体をのせた宇宙飛行をしたのです。


アメリカはソ連に対抗しました。

むこうが犬なら、こっちはサルだと考えたのでしょうか。


しかし……

このリスザル君は
生きたまま地球に戻ることはできませんでした。

ソ連のライカ犬も宇宙での飛行中に亡くなっています。


わけのわからないまま…
狭い空間に閉じこめられ、
宇宙へ飛び出していった動物たち………


彼らは
科学の進歩と、大国の競争の間で死んでいきました。

だだ頭を垂れるだけです。





PS

ソ連のライカ犬がロケットに乗っているその時の写真があります。
英語のサイトですが、ここをご覧下さい→Dogs in Space

こんな狭いスペースに閉じこめられ、身動きもせずに、地球を2570周したのです。
(最近の研究では、早い時期に、犬は死に、遺体が周回していたとされています)
実験の後、ライカ犬は英雄扱いを受け、記念切手にもなりました。
…犠牲になった後も人間に利用されたという事でしょうか…

宇宙飛行にリスザルが選ばれたのも、
その小さな身体が飛行船のカプセルに適していたからともいわれています。


犬の猿も、賢い動物です。人間のことも信頼していたでしょう。
それなのに、
真っ暗で無重力な宇宙に行き、死んでいった。


人間とは勝手なものです……
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はいく?!

2006-03-19 | 創作…


えっ!
なんで!!??
 ?ヽ( ^ 。^ )ノ?



先日、伊豆バイオパークから郵便が届きました。


なんだろう?
覚えていないなぁ… 
 


開封します……



バイオパーク園長の名があります。

前略、春寒の候、時下ますます………… 
さて、このたびは「雛と観梅の宴」俳句募集にご応募いただきまして、誠にありがとうございました。




????????   



今回、厳正なる審査の結果、貴様の作品が入選となり………




あっ!!

思い出しました!
  


2月に
伊豆バイオパークに行ったときに


備え付けの俳句ポストに、句を詠んで投函していました

どんな句かも忘れていましたが……(^^;)



んっ……?!

入選した8作品は
伊豆熱川駅と稲取駅構内に、1年間掲示されるとな!!

まいったなぁ……(*_*)ゝ


だって…

ふだん俳句なんて作りませんし……
しかも、これは、
時間なかったから、慌てて作った作品だったんです………

Zooの奥様が御手洗いに行っている間の時間つぶしに詠んだんです(;-_-)
(なにか貰えるかなと思ってね。(^_-))


こんなことならば、もっとちゃんと、作っておけばよかった(>_<)



一応、それらしい名詞をならべて、音を考え、視覚と嗅覚に訴えるように工夫をしたつもりですが……

下の句が、安易でした(^^;)




でも…まぁ、いいか(^^)/←単純!


小学校の児童がお絵かきのコンクールで入選して掲示された気分です(^^;)



あっ、景品ですか…… 


はい、
伊豆バイオパーク無料招待券2枚(^^)/
  



もし来年の2月までに
伊豆の稲取か熱川に旅行する機会がありましたら、
駅の構内を見て下さい。

額縁に入っている八句の中のひとつは私の作品です。

ゆるしてくだせい…




寒き枝に 梅の香の海 春の風



やはりもっと工夫すればよかった………


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ナルニア国物語を見る

2006-03-17 | 映画・テレビ

見てきましたよ(^_^)v 
 


『ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女』


 


なかなか、楽しめました\(^ ^)/

ファンタジー映画として、純粋に面白かった(^_-)



『ロード・オブ・ザ・リング』は
良かったけれども……
ストーリーや人物関係が分かりにくかったという人……(^^;)

ハイ!
この映画ならば分かりやすいストーリーで楽しめますよ

      

突然、4人の兄弟が衣装ダンスの中から
ナルニア国に行ってしまう。

登場するキャラクターも善悪がはっきりしているし、
悪者はいかにも悪そうなところがいい!

主人公の子供たちも
特別にかっこいいわけではないけれども、
英雄王  正義王  麗しの君  頼もしの君 だって!
なんか、かっこいいなぁー(^^)/

ビーバー夫妻もいかにもディズニー映画らしいキャラですよね(^o^)
ケンタウロス等に混ざって、豹や狼やライオンやシロクマなどの普通の動物が活躍するのもいいよね(^_-)
   

         

でも…
気になるところも……(^^;

ナルニア国っていったい何?
予言とは具体的にどのなものなの?
4人の兄弟は本当に強いの?

はじめから援軍があれば、
アスランを中心に戦っていても、勝てたんじゃないの?
………
説明の不足や予定調和的な要素もありますが……

ファンタジーの夢ある世界だからゆるしちゃおう
ねっ\(^_^ ) ( ^_^)/ ねっ  
      


そして……

映画の冒頭は

第二次大戦下のロンドン空襲。防空壕に避難する家族。
子供は疎開先へ。離ればなれになる家族。

いきなり、このシーンで
????と思いましたが、

最後まで見ると、この時代背景と設定が、
子供たちの心の揺れと結束を表すことに結びつくんだなぁー(^_^)v



       


今回、本牧のMOVIX本牧というシネコンで映画を見ました。

よく映画館などではレディスデイとして女性の割引のあるところがありますが、
ここには「メンズデイ」があります。珍しいでしょ?

火曜日は男性が割引になり1000円です。

あーーー 男の世界(~O~;) 

ん~マンダム( ̄~ ̄)
←あほ!
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餃子三昧 =宇都宮=

2006-03-15 | 食べ物…

餃子48個!


夫婦二人でこれだけ食べました(^^;)
ミニ餃子ではありませんよ!



先日、宇都宮に行って来ました。

宇都宮といえば、ギョウザの街として有名です。


まず、餃子の盛り合わせを頼みます。

野菜餃子6個
栃木のニラ餃子6個
スタミナ健太餃子6個、
椎茸餃子6個
シソ餃子6個
エビ餃子6個



お汁も飲みたいなぁー

はい!(^o^){/
スープ鮮肉餃子6個 


なんか変わったものはないかなあー…

OK!(^_-)
チーズ餃子6個 

計8種48個!  
というわけです(T_T)←なぜ、泣く!


個人的には、シソ餃子とニラ餃子が好きでした(^o^)





ここは宇都宮餃子館インター店!





ラーメンなどの定食もありますが、
せっかくだから餃子三昧といきましょー(^^)/


東北道を走っていて、お腹がすいた
でも サービスエリアじゃあ、ちょっと… という時、

インターを降りて食事します。

このお店は宇都宮のインターからすぐです。
(インターを出て、Uターンするのが面倒ですが…)
夜は早めに終わるので気をつけて下さいね。




宇都宮の餃子はまだ面白いお店もあります。
それはまた、今度!
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絶滅寸前だったラッコ…

2006-03-13 | 水族館など

先日、お話をしたラッコですが。。。


私、
初めて知りました。






「らっこ」って和名だったんですね。
てっきり外国の言葉かと思っていました。



アイヌの言葉が語源です。
臘虎、猟虎、海猟という難しい漢字で表します。
        


古い日本の文献にもラッコの表記が見られます。

ラッコの毛皮が珍重されていたともあり、
徳川家康にも献上されたそうです。


         

いまや水族館では
人気者のラッコです(^^)/
すっかりメジャーな動物の仲間入りです。



でも……



実は25年ほど前は
ラッコは、一般的な動物ではありませんでした。


「ラッコ」って何?と、人々が尋ねるくらい
珍しい動物だったんです。
     
なぜでしょう……

ラッコは絶滅しかかったからです(>_<)


アザラシやオットセイは厚い皮下脂肪で保温していますが、
ラッコは、ほとんど皮下脂肪がありません。

「あっ! うらやましいですかぁ…」(^^;)


密集した柔らかな毛が身体を覆っていて、
冷たい海でも、それで体温を保ちます。


ですから、

ラッコの毛皮は最高級品でした。
手触りがよく、保温性に優れている毛皮です。


すると、

すぐに目をつけるのは

人間!!


毛皮にするために、世界中のラッコが乱獲されました。
日本でも北海道に生息していたラッコは、
明治時代の乱獲によって見られなくなってしまいました。

そして
ラッコという動物は、20世紀初頭には絶滅寸前までになったそうです。



しかし、その後、国際的な保護条約によって生息数は徐々に回復! 


現在では、水族館で人気の動物にまでなりました(^^)/


「ぼのぼの…」(T_T)



可愛らしいラッコですが、

かつて人類が絶滅寸前まで追いやった動物であると
思って、ラッコを見たいものですねー(*^_^*)
        

ごめんね、ラッコ。m(;∇;)m ゴメンネ




写真は先日の記事で紹介した元気な頃のサンサン君です。


大分水族館マリーンパレス「うみたまご」さんの提供です(^^)ありがとうございました。

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パパのラッコ ~サンサンに捧ぐ~

2006-03-09 | 創作…
         


「パパとママがデートした水族館なんだぁ」 

ルリちゃんは、昨日の夜に、ママから聞いたお話を
何度も思い出しました。

今日のお出かけは、海辺の水族館です。


ラッコ水槽の前でショーが始まりました。
たくさんの人です。
ママの選んでくれたルリちゃんの赤いキャップとリュックが
ひときわ目立っています。

「ねぇ、パパとママも、デートの時に、このショーを見たんでしょ」

「さあ、どうだったかな」
パパはわざと知らんぷりをしているようです。

なんだか、それがおかしくて、
ルリちゃんは何度も同じ質問をします。


ラッコがボールを持ちます。
シュートを決めました!
歓声があがります。
ルリちゃんは手をたたきました。

    

ショーが終わりました。
流れていく人波の中で、パパはルリちゃんの手をとって言いました。

「うん。このラッコを見たよ。パパとママと、いっしょにね。」
「わー」
ルリちゃんは、耳たぶがあつくなるのを感じました。

こうもはっきりとパパが答えてしまうと
今度はルリちゃんが恥ずかしくなってしまいます。
パパは続けていいました。

「パパは子供の時からずっと水族館が好きでね。
よくここに来ていたんだ。
今日のショーに出ていたラッコのサンサンは
その時からいたんだよ。」

ルリちゃんは思いました。
サンサンは子供の頃のパパを知っているんだ。
そして、パパとママのデートも知っている……

ちょっと、うらやましい気持ちです。


パパはルリちゃんのキャップをなでて言いました。
「サンサンは、今日は、ルリちゃんを見たんだね。」


あれっ、
ほっぺが熱くなってきました。

今日のパパはちょっと変です。
でも、このほっぺの熱さはいやじゃありません。


不思議な気持ちのまま外のゾーンに出ました。


海の近くの水族館。
青い空の下に広い海が広がります。
潮風が温かくなったほっぺにあたります。


アザラシとセイウチのショーを始めるアナウンスが流れました。
ルミちゃんはパパの手を引いて席を探すのでした。


           




前回はちょっとさびしい話でしたので、
今回は可愛らしいお話をつくりました。


このお話を亡くなったサンサンに捧げます。

3月3日、大分マリンパーレス水族館「うみたまご」のオスのラッコ。 
長い間の人気者サンサン君が老衰で亡くなりました。
推定年齢18才。日本の水族館ではこの水族館のルンルンに続いての高齢です。

人に楽しみを与えるのをよろこんでいるようなラッコで、
当日の朝まで元気にショーをしていたそうです。
飼育係のIさん、多くスタッフの皆さんの悲しみは相当なようでした。

しばらくはラッコのパフォーマンスも中止……




多くの人々に微笑みを与えてくれたサンサン……
ご冥福をお祈りします。


関連サイト

うみたまご

Shiliconchip Aquariumの記事

サンサンの写真次の記事にあります。
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『THE 有頂天ホテル』と『県庁の星』を比較する!

2006-03-08 | 映画・テレビ
映画の批評は難しい(>_<) 

みんながその映画を見るわけではないし、同じ思いは抱かないからね。

でも…
評判の映画なら、気にしている人は読んでくれるかも……


というわけで(^^)/

最近、見た2本の邦画の批評です。
『県庁の星』 『THE 有頂天ホテル』 です。


まずは
『県庁の星』
織田裕二と柴崎コウの人気のある役者の組み合わせ
マンガが原作ですが、シチューエーションがいいです。
二人のキャラもいい出来です
県庁のエリート職員が民間派遣として、つぶれかけたスーパーへ配属。
政治のことや恋愛も絡まって……
ちょっとパターン化が気になり、少しご都合主義も気になりますが…
楽しんで見ることができました(^^)
 



そして
『THE 有頂天ホテル』
三谷幸喜、脚本・監督そして豪華キャスト!
期待を裏切らない映画でしたよ。
楽しい!(^_^)v

大晦日にホテルに集まるそれぞれの人生を軽いコメディで描きます。
香取も役所も篠原も、角野もいい演技だったよなぁ…
オダギリジョーと唐沢寿明の配役もいいですよ(^_-)
ちょっとジーンとくるシーンもあったりしてね





このふたつの映画の一部を比較します!(^^)/←なんと無茶な!

以下、ネタバレがありますので注意して下さい。



状況設定比較
『県庁の星』
主人公の二人が初デートするのに、クリスマス………
街の慌ただしくも華やかなデパートの雰囲気。
屋上で聖歌隊の歌に耳を傾けちっゃたりして…
まあ、これも日本のクリスマスですよね

『THE 有頂天ホテル』
このストーリーはすべて大晦日の数時間です!
老若男女の日本人には、クリスマスよりも、大晦日の方が特別な日。
年越しのイベントも最大の出来事!
ここに注目し、状況設定した脚本はさすが!



政治家の描き方比較
『県庁の星』
官に癒着する企業。公務員は紋切り型で議員のいうなり。
結局は巨悪のもとで世の中が進むという構図。
最後の場面は……
評価は分かれるところでしょうが
私はこれでいいと思います。

『THE 有頂天ホテル』
佐藤浩一演じる武藤田議員はいい!
周りの人間や評判を気にし、高邁な理想もあるんだか、ないんだか…
カッコ良く、決意しそうになるが……
結局、ウダウダで終わってしまう……

こんなふうに政治家を描く、三谷の脚本は、個人的に好きです。



『県庁の星』はテレビでドラマ化されちゃうんじゃないかな?

今年見た映画の中では
『THE 有頂天ホテル』は私の中では、上位だな!
私にとっては……ね(^_-)

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いきなりだご

2006-03-06 | 食べ物…


いきなりだご?!(*○*;) ギョッ


なにそれ?



実は……




お菓子の名前なんです(^^)/



和菓子というと上品できめ細やかなものも多いですよね。
「葛桜 ひなの袖 吉野山 花桃 等など………」

美しい名前だなー(^o^)


でも、このお菓子の名は

いきなりだご! (-_-)


熊本の民家で伝わっている素朴なお菓子です。
練った小麦の中にサツマイモとあんこを包んで蒸したもの。

柔らかな口当たり!

餡とお芋の甘さがひろがります (*^_^*)






不思議な味はサツマイモとあんこの甘さにあるようです。。。

        


名前の由来は、

熊本の方言では団子のことを「だご」と呼ぶそうです。

そして、「いきなり」とは…

①農家にお殿様が来られたときに即席で作ったという由来で、
短時間で「いきなり」作れるという意味。

②生のサツマイモをそのまま包むことから「生き成り」と言われている。

③大雑把なことを「いきなり」と方言でいう。

と…いろいろな説があるみたい…(^^;)

      


それぞれのお家で作られていたお団子ですから
老舗の和菓子屋さんの味とは別な素朴さです。


今では熊本の銘菓になり、販売しているお店もいくつかあります。


中味は、あんことサツマイモですから
作りかたや、餡の多さによっては、好みが分かれるかもしれません。

素朴な味で、甘いものが好きな人にはお勧めです(^_^)v


と、ここまできて言うのも…なんですが…
私としては…あんことサツマイモがいっしょというのは……(-_-)


和菓子の名前には、
その土地の素朴な味わいもあります!






いきなりだご!(°△°;←二度びっくり!

機会があったら一度食べてね(^^)/



ブログ友達のapple*home cafe*さんの記事から
和菓子の名前のヒントをいただきました。
shio_ringoさん、ありがとうございました。
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シチューとおひな様

2006-03-03 | 創作…

             

「おはよー さとちゃん」 
「パパ、どうしたの。会社?」

いつもネクタイのパパが白いセーターでキッチンに立っています。

今日は、3月3日。日曜日では、ないはずです。

「うん、パパ、会社をお休みしたから、
料理が終わったら、さとちゃんの好きなキリンさんを見に行こう。」

 

動物園から帰ったサトコちゃんは、
パパの手作りの、真っ白なシチューを食べました。

大きくホクホクしたジャガイモさんをスプーンですくいます。
温かな味がお口いっぱいに広がりました。


サトコちゃんは、窓際の小さなひな人形を見つめました。
忙しいパパが、きのうの夜遅くに飾ってくれた可愛らしいお雛様…。

パパの大きな手がサトコちゃんの赤いほっぺに触れました。

「ママのいない、ひな祭りでごめんな…」

昨日、港町のおばあちゃんから真っ赤なランドセルが届きました。
サトコちゃんは4月から小学校1年生です。

サトコちゃんの背負うランドセルの重み…

パパは静かに感じていました。




          

柄にもなく、
こんな小品を書いてしまいました…
(全くの創作です)
ちょっと恥ずかしいZOOです(^^;)

今日の写真は我が家のおひな様です……
文章とは関係ありません。

みなさまに、素敵なひな祭りを!!(^_-)

                  

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ありがとうございます(^^)/  半年・100本・ピックアップ!

2006-03-01 | Weblog
やったーありがとう!!!

思わず、イルカさんと握手です!!



ご存知でしょうか!
3月1日、この「気ままなZOO」(昨日のミーアキャットの記事)が、
gooのブログの表紙にリンクされ、
今日のピックアップ、フォトブログとして記載されました。


偶然かも知れませんが、
48万サイトを超えたgooのブログの中から選ばれたのですから、
素直にうれしいです(*^。^*)


いつも訪れて下さる方、あたたかなコメントを下さる方!
皆様のおかげです。

本当にありがとうございました。

これからもよろしくお願いしますm(_ _)m

また新たに訪れた方、どうぞよろしくお願いします。
どうぞ、どうぞ、~~旦_(∩_∩ )





奇しくも
私がブログを初めたのが、8月29日!
ちょうど半年でした。
しかも、この記事が 100本目!!

ねらったわけではないですよ。偶然! 
すごいなーー!



「よくやったぜ、アニキ… ふっ」 -y(▼▼)o0○  ←誰?




           

よく続けられたなぁ…(*^。^*)


これから先は思い出になります。時間が許されたら読んでくださいm(_ _)m

好評?だった記事も紹介しリンクします。未読の方、訪れてただけたらうれしいです(^o^)

ブログを始めたのは、
北海道旅行のお話をお伝えしようと思ったことが理由のひとつです。


最初の記事はドラマ「優しい時間」の森の時計という喫茶店に訪れた話です。

その後の北海道旅行の体験を書く中で、
人気の旭山動物園の記事を何回かに分けて書き始めます。

旭山動物園でカピバラ・クモザル事件がおきました。
その私の勝手な推測を書いたところ
多くのご意見を頂き、
ついに実際に事故現場にいた方からコメントを頂いたことは
ブログを続ける原動力となりました。


旅行や身近な出来事を書きつづけました。


私だけではなく、zooの奥様も活躍してます!
奥様のサメとの対決いるかのタッチも、多くの方に喜んで読んでもらえました。

また…
妻が寝た後の秘め事バレンタインの二つの悲劇では笑ってもらえたようです(^o^)

最近ではバウムクーヘンの話
私の記事を読んで涙ぐまれたというコメントをもらったときは、ありがたい気持ちでいっぱいでした。。。



各地の動物園、水族園も興味を持って訪れ、記事も増えました。
これらの話は右欄のカテゴリーから入ってみて下さい。
動物園カテゴリーの四大珍獣の話では、私も勉強させてもらいました。

また大分水族館「うみたまご」の記事では、水族館で働くスタッフの方にも紹介され、コメントまでいただきました。
うれしかったなぁー(^^)/

ブログで知り合った方にもお会いしました。鹿児島の陶芸の六花窯さん。
貴重な体験です

      


ブログを通して、思い出すことはたくさんあります……

皆様本当にありがとうございましたm(_ _)m
これからもよろしくお願いします。



      
写真は大分水族館「うみたまご」のバンドウイルカちゃんでした(^^)/
コメント (28)
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