TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

『古都』の舞台 北山杉の里

2013-02-26 | 散策

川端康成の名作『古都』、久しぶりに目を通した。

古都の風趣をくっきりと描きあげた川端の美文、

彼を虜にした“なにか”に触れてみたいと思い、北山杉の里に向かった。

周山街道を走り、中川の里に近づくにつれ

手入れの行き届いた「美しく真直ぐな幹」の杉林が目に入る。

中川の集落は、北山杉を扱う材木店が軒を連ねていた。

長年かけて築き上げた技が秘められているのだろう。

軒先に並べられた北山杉の丸太の美しさに惚れ惚れした。

美しさ・気高さ・温もりを併せ持つ北山杉、

『古都』の魅力を凝縮しているようにも思った。

 

 

 



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