久しぶりに姫路の町を歩いた。
目的は城下町の雰囲気を色濃く残す街並み。
生まれ故郷であり、30年余り過ごした町なので
記憶に残っている城の西の区域に向かった。
主に船場川沿いの材木町や西国街道、
当たり前の話だが、
一部当時をしのばせる姿は残っていたものの
私が抱いていたイメージとはあまりにも違っていた。
収穫もあった。町屋カフェ『しょうあん』、毎週土・日営業で、
きょうは兵庫県立大学の学生たちが運営を任されていた。
ご覧のように城下町らしいいい雰囲気で、
癒やしのスペースを演出していた。
その上お薦めのホットジンジャーはなんと250円、
心配なのは私のほかに客はなし、採算はとれるのか、
これで維持継続できるのか、かなり心配。
この時期姫路の街の雰囲気がどこか違う。
答えは木の葉、木の葉が落ちたお陰で
街のあちこちから白亜の大天守を眺めることができる。
足を運んでみては・・・。
ひとつこごとも聞いてください。
姫路駅前にある観光案内所に行ったが、
案内マップにこの地域の紹介は全く見られませんでした。
住居地域と考えれば反発もあるのだろうが、
私は姫路にとって大切な観光資源と思う。
姫路市はもっと本腰を入れて保存に乗りだしてはどうか。