琵琶湖畔のお邸。
日本画家・山元春挙の遊び心がそのまま伝わってくる。
当時の風流人は、しゃれっ気たっぷり。
国の重文にも指定されている。
とりあえず、写真を並べよう。
詳しくは、拝観を申し込み、現地に足を運ぶこと。
種も仕掛けもある、数々のしつらえにびっくり。
春挙は船を浮かべて遊んだようだ。
石積みのところまでが水面で、船の横付けもできたそうだ。
天井も凝っているが、月夜にはあっと驚く楽しみがあるようだ。
粋な円窓、ここで四季の移り変わりが楽しめる。
ここは竹の間、竹の襖絵、これを開くと
竹を植え込んだ中庭がある。
玄関にある衝立、まん丸の木に“融”の文字、
ここはお寺でもある。円融山記恩寺。
これを見て分かるように、しゃれっ気たっぷり。
まだまだ仕掛けはいっぱいある。
茶目っ気、しゃれっ気
心にゆとりがなければ、
こんなっことは思いつかないだろう。
春挙さんって、どんな人物だったんだろう。
会ってみたいな。