ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

旧友たちとの再会

2022-10-13 | Weblog
10月16日に日産スタジアムで行われる天皇杯決勝。この決勝の舞台でヴァンフォーレと対戦するのがサンフレッチェ広島。これまでヴァンフォーレと広島との間には強い結び付きがあり、かつてヴァンフォーレでプレーしていた選手が数多く在籍しています。今回はその元ヴァンフォーレ選手の在籍選手4人を紹介したいと思います。


【野津田岳人選手】


野津田選手は広島県出身で広島の下部組織で育った28歳。トップチームに昇格した2013年からその将来を嘱望されてきた逸材でしたが、当時のチームで先発定着までには至らず、数年は新潟や清水&仙台などで経験を積む武者修行を行うシーズンが続いていました。2019年に広島に戻りますが徐々に出場機会が減少していくなかで、藁をもすがる思いで復活への活躍先に選んだのがヴァンフォーレでした。2021年に加入したヴァンフォーレでは伊藤監督のもとですぐさまレギュラーに抜擢。シーズン開始当初はシャドーのポジションでプレーしていたものの、次第にボランチのポジションに固定され、中盤を幅広く精力的に動く献身性と正確で破壊力のある左足を使ったパスでチームの攻守のリズムを作り出すキーマンとして活躍。J2リーグ全42試合中41試合に出場し2得点6アシストを記録し、ヴァンフォーレの3位確保に大きく貢献しました。ヴァンフォーレでの1年で自信をつけて2022年シーズン満を持して広島に復帰。するとスキッベ監督に認められて先発に定着し左足での豪快なゴールを決めるなど抜群のインパクトを残します。その活躍が森保監督の耳にも届き、7月に行われたE-1選手権で代表デビューするまでに成長。日本代表に選ばれたときの取材では、ヴァンフォーレに移籍し試合に多く出て様々な経験を得たことが大きなターニングポイントになったと語っており、ヴァンフォーレが野津田選手の急成長を促し覚醒させたと言っても過言ではないと思いますね。現在のヴァンフォーレには野津田選手と親交があった選手たちが今年もたくさん在籍しています。彼らも野津田選手と対戦することをとても楽しみにしていると思うので、真剣勝負で野津田選手と戦えることに喜びを感じたいですね。

【今津祐太選手】


今津選手は山梨県南アルプス市出身の現在27歳。大学卒業までプロクラブから誘いの声がかからず、2018年のシーズン前のキャンプに練習生として参加しそこでのアピールが実ってヴァンフォーレに入団した苦労人。しかし迫力のあるエアバトルと闘志みなぎるディフェンスが評価され、上野監督体制になってからレギュラーの座を獲得し3バックの一員に定着します。クリアし雄叫びを上げる熱い守備とセットプレーで得点を決めたときのゴールパフォーマンスなどからも彼の陽気な人柄が滲み出ていて、純粋に楽しそうにサッカーをしている今津選手の姿を見てよりファンになったサポーターも大勢いると思います。ヴァンフォーレには3シーズン在籍し、計65試合に出場。ヴァンフォーレでの活躍が認められて2021年に広島に完全移籍。広島では厚いDFのポジション争いに悩まされている感はありますが、成長できたヴァンフォーレとの試合に人一倍出たいと思っているのは4人の中でもきっと今津選手が一番想いが強いと思います。久しぶりにリーグ戦に出場した先日の神戸戦ではレッドカードを受けて退場となり敗戦の要因となったため今回の試合のメンバーに選ばれるか分かりませんが、ヴァンフォーレのサポーターは彼に会えるこの機会を楽しみにしていると思います。個人的にもぜひとも試合に出場してほしい存在ですね。


【佐々木翔選手】


佐々木選手は神奈川県座間市出身。神奈川大学から2012年にヴァンフォーレに加入すると、この年に指揮官に就任した城福監督の信頼をすぐに勝ち取りルーキーながらスタメンを確保。始めの頃はサイドバックとして試合に出場し、176cmとそれほど上背が目立たなかったにも関わらず驚異的なジャンプ力で空中戦を制し、次々とハイボールを跳ね返す守備をみせます。次第に中央の守備の貢献度が高まるとCBとして出番が増え、そこで彼のさらなる才能が開花。空中戦の強さと出足の鋭いディフェンスもプラスされ、ヴァンフォーレの絶対的なディフェンダーとしてその存在感を大いに発揮します。在籍3シーズンで102試合に出場するなど安定した結果を出し続け、その年のオフに広島からオファーを受けて完全移籍を決断します。加入初年度はコンスタントに試合出場できていましたが、度重なるケガに悩まされて2016年と2017年は4試合の出場に留まります。しかしケガが完全に癒えると城福監督が就任したチームでレギュラーを獲得。それからのシーズンは安定した力をみせて日本代表にも選出されるなど、ヴァンフォーレから広島→広島から日本を代表するディフェンダーに成長しました。天皇杯準決勝で京都に勝利した広島は試合終了後に佐々木選手が代表してインタビューに答えていたのですが、そのときに決勝の相手がヴァンフォーレと聞くと嬉しそうに微笑み、古巣のクラブと戦えるのを楽しみにしているとコメントしました。今もヴァンフォーレへの愛情を感じられるような良い表情をしていたので、ますます決勝で佐々木選手に会えるのが楽しみになってきました。当日は彼と真剣勝負をしてお互いに力を出し尽くすような熱い攻防戦を期待したいですね。

佐々木翔 Sasaki Sho【攻撃的ディフェンダー】GOALぜんぶ見せ!ヴァンフォーレ甲府


ヴァンフォーレ時代のゴール集。


【柏好文選手】


山梨県富士川町出身の柏選手。国士舘大学から2010年にヴァンフォーレに入団すると、1年目は自慢の快足を後半途中から発揮し試合の流れを変えるFWのジョーカー役として存在感を示します。そしてサイドハーフとして2011年には自身初めてのJ1の舞台を経験。2012年には幅広く動いてチームの攻撃の仕掛人となり、ダヴィ選手の得点量産のサポート役を務めるなど活躍し41試合に出場する躍進の年に。2013年にはシーズン途中にチームが基本フォーメーションを変更したことにより柏選手はウイングバックに挑戦することになります。そのポジション変更の決断が転機となり、彼の底知れぬスタミナとスピード感&攻撃性が最大限活かせる天職となるポジションを見つけます。ダイナミックにサイドを上下動する彼の姿は非常に目立つものがあり、2014年からサンフレッチェ広島に完全移籍することが決まります。広島では右の他に左ウイングバックでもプレーする柔軟性を発揮して試合出場数を伸ばし、その翌年には30試合に出場し4得点を挙げてチームのJ1制覇に貢献。その後もウイングバックの座を守りレギュラーとして活躍。これまで在籍9年間で297試合に出場するなど、完全に広島の顔として存在感を示しています。柏選手は2010年と2012年の2回、ヴァンフォーレをJ1昇格させてくれた立役者として、そして地元山梨を愛してリスペクトしてくれる存在として、ヴァンフォーレサポーターの中にはいまだに彼の熱狂的なファンという方もたくさんいらっしゃると思います。ヴァンフォーレよりも広島で過ごしている時間の方が完全に長くなっている柏選手に対して、ヴァンフォーレは今こんなに素晴らしいチームになっているというところを決勝の舞台で見せたいですね。

柏好文 Kashiwa Yoshifumi【山梨出身Jリーガー】GOAL ぜんぶ見せ!ヴァンフォーレ甲府




…ヴァンフォーレに在籍したことのある広島の所属選手は4人。この4人に共通しているのは今でもヴァンフォーレのことを大切に思ってくれていることだと思います。彼らは決勝の試合メンバーに選ばれるかまだ分かりませんが、もしも可能なら全員が試合に出場したなかでヴァンフォーレは勝利を収めてタイトルを獲得し、彼らに褒め称えられるような結果を残したいですね。




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