ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

ACL蔚山現代FC戦見どころ紹介2

2024-02-14 | Weblog
初挑戦のACLの舞台で見事グループステージを突破しノックアウトステージ(決勝トーナメント)進出を決めたヴァンフォーレ。今回そのラウンド16で対戦するのが蔚山現代FC。韓国Kリーグで連覇を果たしておりACLでも2回優勝経験のある強豪クラブ相手にJ2のヴァンフォーレ甲府が立ち向かいます。


◇見どころ紹介◇
【蔚山現代FC】
☆ACLグループステージ成績:3勝1分け2敗(勝ち点10) 2位
☆最近5試合のACL成績∶✕◯✕◯△
☆注目選手
グスタフ・ルドウィグソン選手∶機動力があり切れ味鋭いドリブルで仕掛けるスウェーデン人アタッカー。
チョ・ヒョヌ選手∶先日のアジアカップで5試合に出場した韓国代表GK。サウジや豪州に対して好セーブを連発した実力をクラブに還元する。
江坂選手∶柏や浦和などで活躍した両足遜色なく使えるゲームメーカー。トップ下の位置で巧みなパスと仕掛けで味方の決定機を演出する。途中出場が濃厚。

☆予想布陣:4-2-3-1
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆ACL前節の試合ハイライト動画
【蔚山×川崎フロンターレ|ハイライト】AFCチャンピオンズリーグ グループI第6節



【ヴァンフォーレ甲府】
☆ACLグループステージ成績:3勝2分け1敗(勝ち点11) 1位
☆ここ最近5試合の成績∶◯✕◯△◯
☆注目選手
アダイウトン選手∶力強いドリブルで相手を振り切るレフトアタッカー。カットインからのコントロールショットは魅力。
荒木選手∶前方にいるアダイウトン選手をフォローしつつ、自分も攻め上がり厚みのある左サイドからの攻撃に期待。
林田選手∶中盤の幅広いエリアを動き回り精力的に相手にプレスをかける守備的ボランチ。なるべく前でボールを奪う場面を多く作りたい。

☆予想布陣:4-2-3-1
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆ACL前節の試合ハイライト動画
【ブリーラム×ヴァンフォーレ甲府|ハイライト】甲府が首位でグループステージ通過!|AFCチャンピオンズリーグ グループH第6節



☆アウェー戦&新チームの難しさ
タイ王者ブリーラム・ユナイテッドや豪州リーグチャンピオンメルボルン・シティ&中国の新興勢力浙江FCを撃破し見事ノックアウトステージ進出を決めたヴァンフォーレ。グループステージではオーストラリアや中国&タイに遠征して戦いましたが、今回は19時キックオフということで平日でも会社や学校帰りの蔚山を応援する地元サポーターが大勢スタジアムに駆けつけることが予想されます。しかもヴァンフォーレが所属していたグループHには韓国クラブがいなかったので、韓国独特の熱い応援の雰囲気や対日本クラブへの対抗意識などそのオーラがどれくらいなものか、これまで直接肌で体感できていないことも不安点として残ります。特に蔚山がゴールを記録したときや追いかける展開になったときなどは相当な迫力で選手たちを後押ししてくると思うので、できれば会場の雰囲気に勢いをつけないためにも相手の攻撃を無失点に抑えたいですね。そして長谷川選手や三浦選手&井上選手など昨シーズンの主力選手がごっそりと抜け、また新たな戦力が入ってきたことによりチーム構成がガラリと変わったヴァンフォーレ。もちろん静岡&宮崎キャンプではチームコンセプトの共有や理解に努めてきたと思いますが、それを実戦ですぐに表現できるか疑問符が付きます。でもそれは同じ春秋制を採用しているKリーグの蔚山も条件は同じで、昨シーズンから韓国代表選手など多数の選手が抜けてまた新しい選手が入ってきたので、これから実戦で少しずつ調整を図っていくと思います。ヴァンフォーレと蔚山のどちらがチーム方針に迷いなく戦えるか、いち早く自信を持って戦えた方が試合を優位に進めていくと思いますね。

☆着地点を見定めた戦い
このラウンド16の戦いはホーム&アウェー2試合の合計スコアで勝敗が争われます。今回の試合だけではなく第2戦があることを忘れてはいけません。なのでこの第1戦の結果をどう捉えるかも重要で、多少のリスクをかけてでも得点を奪いに行きリードを得ようとするのか、それとも第1戦はチームバランスをできる限り崩さないように慎重に戦っていき最少スコアで第2戦のホーム戦に望みを繋げるのか、複数の試合プランが考えられると思います。隙を見せないように失点リスクを避けて新しく入った選手たちをピッチでチームに馴染ませ体が温まったそこから動き出すという方法も一つの手だと思いますが、個人的にはチャレンジャーの気持ちでスタートから思い切り相手の懐に飛び込んでいき、積極的に攻守に動いて先に試合の主導権を握りにいくアグレッシブさをみせてほしいと思います。奇襲によって相手を慌てさせるメリットもありますが、韓国王者にまともに戦ったら実力的に太刀打ちできないと思うので、リスクも覚悟して工夫し頭を使って相手の心情を揺さぶるようなバトルを繰り広げてほしいですね。

☆前に行く意識を忘れない
昨シーズンヴァンフォーレが良い試合をするときというのは、決まって組織的に前へプレッシャーを効率良くかけられているときだと思います。陣形をコンパクトに保ち攻守において連動して動くことを大切にしていて、篠田監督が推し進めるその堅守速攻スタイルのサッカーをこの蔚山戦でも表現したいところ。その前への意識をより高くしてくれる存在が、ベテランながらも豊富な運動量でピッチを動き回り組織的プレスのファーストディフェンダーにもなる三平選手。守備の仕掛けの中心となり、チームメートも彼が動いているなら自分もサボらずより動かなければいけないという相乗効果にも繋がります。昨シーズンウタカ選手と組んていたときは精力的に前線を動き回っていましたが、相方がファビアン ゴンザレス選手に代わってもその役割は変わらないと思います。でも三平選手1人だけの動きではあまり効果は見込めないと思うので、その彼の動きに続き連動する他の選手の動きがしっかりできてるかを見ることで、ヴァンフォーレのチーム状態の良し悪しが見抜けると思います。積極的にチームで前に行く意識が打倒蔚山の鍵となるでしょう。

☆アーダーム選手vs今津選手
最近の試合で蔚山の1トップに入っている存在がハンガリー代表FWマルティン・アーダーム選手。あごひげをたっぷり蓄えたインパクトのある見た目の彼は、191cmの長身で体格もガッチリしているので競り合いに強くフィジカルプレーに絶対的な自信があり、前線でポストプレーを行いながら味方のクロスボールをゴール前で合わせて打点の高いヘディングをゴールに突き刺すことができます。蔚山の攻撃の大半はターゲット役となる彼を経由して組み立てられるので、ヴァンフォーレの守備陣はまず彼を封じることが重要になってきます。今回その任務を任されるのが今津選手。今津選手はもともと空中戦に強いタイプのDFでしたが、広島や長崎での経験を経てよりエアバトルに自信を持っていると思います。特に長崎では屈強なFWフアンマ・デルガド選手と練習で毎日勝負を挑んでいたと思うので、相当鍛えられていることが予想されます。それでも規格外のフィジカルを擁するアーダーム選手を抑え込むのはなかなか大変だと思いますが、今津選手は相手が強ければ強いほど燃えてくるタイプだと思うので、この勝負に負けたくないという強い気持ちを持ちながらも純粋にハイレベルの勝負を楽しみながらディフェンスしてほしいですね。

☆蔚山の右サイドを突く
蔚山は今オフで韓国代表の右CBチョン・スンヒョン選手と右サイドバックのキム・テファン選手を移籍によって失い、その代わりに新加入のファン・ソッコ選手とシム・サンミン選手が入ることが濃厚になっています。もちろん新しく入った選手の能力は高いと思いますが、加入したてでチームの戦術理解度がそれほど高くないと思われます。今回個人的に考えるヴァンフォーレの狙い目はそこ。蔚山の右サイドに対して対峙するヴァンフォーレの左サイドの攻撃的な選手が積極的に仕掛けられる展開となれば決定機は意外と多く作れると思います。ヴァンフォーレの左サイドに入りそうなアダイウトン選手は力強いドリブル突破が得意でJ1の舞台で数々の見せ場を作ってきました。まずは彼に積極的にサイドを勝負していける環境をチームで作り出したいところ。そして単独突破だけだと相手も守備の的を絞りやすくなるので、後ろからサイドバックの荒木選手が攻撃参加することでアダイウトン選手をフォローするプレーをみせてほしいです。左サイドをコンビネーションで突破できる環境が生まれたら蔚山の守備陣はとても嫌がると思うので、そこからの打開で得点に結びつく決定的チャンスを作り出してほしいですね。

☆最後は前線の個の力
今回の試合展開は蔚山が長い時間ボールを保持してヴァンフォーレが守りながらカウンター攻撃に備えるといったかたちになりそう。受け身になる時間が長い分我慢しなければいけない機会が増えますが、そこを精神的にも耐えられるかが試合のポイント。積極的にボールを追い組織的なプレスをかけながら攻める守備を継続。そのなかで数少ないチャンスでショートカウンターを狙っていき、フィニッシュまで繋げられなければ相手の攻撃に備えて素早く帰陣し守備ブロックを形成する。相手の支配率が高いなかでその一連の流れを繰り返せる我慢さをみせられるかが勝利への鍵と言えそうです。そしてゴールを最終的にこじ開けるのはやはり個の力。技巧派ウタカ選手やフィジカルモンスターファビアン・ゴンザレス選手のゴール前の迫力&そして重戦車アダイウトン選手のドリブル打開力&疲れてきたときに効果を発揮する宮崎選手や水野選手の縦への推進力に期待したいですね。


…ラウンド16は2試合トータルの結果で勝ち抜けが決まりますが、第1戦の試合の出来はとても重要。アウェーの地で韓国サポーターが驚くような内容の試合を行い、ホーム国立の大歓声が待つ21日の第2戦へと希望を繋げたいですね。




☆Jサポ大歓迎!甲府にチカラを!☆
ACL国立決戦観戦ガイド~決勝T修正版~(2024年2月12日記事)
※2月21日は蔚山現代FC戦!ACLホームゲーム交通アクセスやチケット情報など



にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

最新の画像もっと見る

コメントを投稿