
ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2025年明治安田J2リーグ第23節ホーム山梨県甲府市のJITリサイクルインクスタジアムにてRB大宮アルディージャ戦です(18時30分キックオフ)。
◇中継情報◇
DAZN
エフエム甲府
◇試合会場周辺の天気情報◇
tenki.jp 7月12日 6:00発表
JITリサイクルインクスタジアム(山梨県)
曇り☁時々晴れ☀️
最高気温:34℃(キックオフ時∶28℃) 最低気温:24℃
降水確率
6時~12時:20%
12時~18時:30%
18時~24時:30%
◇ホームゲーム交通アクセス情報◇
ヴァンフォーレ甲府観戦案内〜スタジアム交通アクセス〜
◇ヴァンフォーレ甲府観戦案内◇
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◇見どころ紹介◇
【RB大宮アルディージャ】
☆今シーズンの成績:10勝8分4敗(勝ち点38) 3位
☆ここ最近2試合の試合結果
→△△△△✕
☆注目選手
杉本選手∶波に乗ったら手が付けられない大型ストライカー。大宮の攻撃の柱だが最近は少々息切れ気味。
石川選手∶2022年に在籍していた元ヴァンフォーレ選手で天皇杯優勝メンバー。最近レギュラーポジションを獲得。
ファビアン ゴンザレス選手∶昨シーズン前半の半年間在籍した元ヴァンフォーレ選手。大柄な体格を活かした猪突猛進なアタックには迫力があり、今回は途中出場が濃厚。
☆予想布陣:3-4-2-1
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:RB大宮アルディージャvsいわきFC 明治安田J2リーグ 第22節 2025/7/5
【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズンの成績:7勝8分7敗(勝ち点29) 10位
☆ここ最近2試合の試合結果
→✕△△△◯
☆注目選手
マテウス レイリア選手∶新外国籍選手加入による危機感から最近の試合では切れ味を発揮するブラジル人FW。前節ヘディングで待望の移籍後初ゴールをマーク。
小林選手∶久しぶりの先発起用に奮起し、前節の今治戦では正確な左足を駆使して全4ゴールに絡む大活躍。攻撃的な姿勢で大塚監督からの評価を高める。
鳥海選手∶前節はそのテクニック力をトップ下のポジションで遺憾なく発揮。密集地帯でも相手を翻弄する高い技術を今回も見たい。
☆予想布陣:3-4-1-2
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:FC今治vsヴァンフォーレ甲府 明治安田J2リーグ 第22節 2025/7/5
☆調子の上がらない大宮
今シーズンの開幕前は世界的な大企業であるレッドブルグループにクラブが買収され話題となった大宮。クラブ名も一新しRB大宮アルディージャが誕生しクラブエンブレムも変更。昨年のJ3優勝を機に新たな道を歩んでいくことになりました。クラブ内部の変化の効果もあってか、J2に活躍の舞台を移した今シーズンもその勢いは衰えず躍動。順調に白星を積み重ねて第15節終了時にはJ1自動昇格圏内の2位につけるなどJ2復帰後すぐに快進撃をみせていました。しかしその5月17日の第16節藤枝戦の勝利を境にパタリと勝ち切れない試合が多くなり、現在は6試合白星なしと伸び悩んでいる状態が続いています。ヴァンフォーレと同じく直近の試合では2試合連続でスコアレスドローとなるなど得点力不足もみられており、再びチーム状態を浮上させて自動昇格圏内に入るためにこの試合で良いきっかけを掴んで中断期間を迎えたいと思っているはず。今回はその大宮の気迫に押されないように戦っていきたいですね。
☆システム変更が濃厚
前節今治相手に2点のビハインドを後半にひっくり返し4対2の大逆転勝利を収めたヴァンフォーレ。全くと言って良いほど内容が良くなかった前半の戦いとは一転し、後半には攻守にアグレッシブな姿勢をピッチで披露できたことから、この大宮戦では後半戦ったチームをベースとして臨むことが濃厚となっています。フォーメーションも普段の3-4-2-1のかたちから攻撃陣の立ち位置が変更。1トップ2シャドーの三角形から2トップ+トップ下の逆三角形となり、3-4-1-2の最前線でよりプレッシャーをかけられるスタイルに変わることが予想されています。三角形が逆三角形に変わったメリットとして攻勢時に複数のパスの選択肢があること。これまでは1トップの選手が相手DFに囲まれていたらパスコースが無くなり、横にいるシャドーのパートナーへのパスや後ろにいる選手へのバックパスの機会がかなり多く攻撃が停滞していた原因でしたが、それを前に2枚のFWがいることで仕掛けの矢印を横や後ろではなく前に向けられるのは攻撃面でプラスの要素が大きいと思います。今治戦の後半の戦いのように選手たちがアグレッシブに仕掛けていく姿をこの大宮戦でも見たいですね。
☆マテウス選手&小林選手の左サイドの圧力
フォーメーション変更をすることでチームの武器となるのは、2トップの一角に入るマテウス レイリア選手の前への推進力と小林選手の攻撃性だと個人的には思います。主に左サイドを使ってタイミング良く相手DFラインの裏を突くことができるマテウス選手は前線で体を張ってポストプレーをするタイプではなく、基本は相手の背後を狙うのが好きなFWだと思います。その抜け出すドリブルの際に屈強なフィジカルを活かせると思っているので、味方選手には彼の特長を最大限発揮できるサポートをしてほしいところ。そして小林選手は縦に仕掛けていく意識を強く持っているウイングバックの選手で、バランサーとしてチームメートの立ち位置をみながらプレーしていた荒木選手とは違って攻撃面で意外性をもたらしてくれる存在だと思います。もちろん前に仕掛けたら後ろのスペースが空きやすくなる守備のデメリットもありますが、慎重に試合を進めやすい現在のチームには攻撃時のアグレッシブさが求められています。その要望に現段階でガッチリとハマるのが左サイドの小林選手。マテウス選手と小林選手がいる左サイドを有効に使ってチャンスをより多く作り出してほしいと思います。
☆杉本選手を封じる
大宮の攻撃の中心にいるのが1トップを務める32歳の杉本選手。C大阪や浦和などで活躍した元日本代表はその恵まれた体格を使ったポストプレーで攻撃の起点作りがうまいタイプ。個人の成績は21試合に出場し2得点1アシストと目に見える結果は残せていないものの、長澤監督が彼を使い続けているのは紛れもなくチャンスメークできるからだと思います。彼を伸び伸びとプレーさせてしまうとカプリーニ選手や津久井選手など他の攻撃陣の仕掛けのスイッチが入ってしまうので、こちらは孫選手を中心にマンシャ選手など競り合いに強いタイプのディフェンダーが常に警戒し動きを封じ込めることが必要だと思います。そこを完璧に抑えてしまえば大宮の攻撃のリズムが狂うと思うので、この一戦は杉本選手対策を万全に行ってほしいですね。
☆ソアレス選手?田中選手?
最近の試合では2ボランチに林田選手とソアレス選手のコンビが組まれています。守備が得意な林田選手と攻撃展開ができるソアレス選手とのバランスは良いものと思われていましたが、前節今治戦の前半のようにソアレス選手が狙われ、ボールが渡った瞬間に厳しく相手がチェックに入りそこからのショートカウンターで失点に繋がった不安な要素も出てきました。ソアレス選手が前半のみで代わってからチームのリズムが改善したように、一長一短な特徴があるのは安定しない要素と言えます。ソアレス選手に代わり今治戦の後半からボランチを務めたのが普段はシャドーのポジションにいる田中選手。田中選手は162cmと小柄で当たりの激しい中盤の底の位置では少々頼りない一面もありますが、機動力があり攻守に渡って中盤の位置で頻繁にボールに絡めるところが彼の魅力だと思います。その特長が今治戦ではハマりセカンドボールをより多く回収できる要因にもなっていたので、彼が今回もボランチに起用されてもおかしくないでしょう。守備に安定感のある林田選手は当確だと思うので、彼のパートナーとして長短のパスを多方面に送りチームのリズムを作り出せるできるソアレス選手かそれとも頻繁にボールに絡める田中選手か、大塚監督がどちらのボランチを先発に選択するのか今から楽しみですね。
☆秘密兵器ドカ選手は?
7月2日に加入が発表された25歳のブラジル人FWミカエル ドカ選手。すでにチームの全体練習には合流しておりデビュー戦がいつになるのかサポーターは楽しみにしていたと思いますが、残念ながらこの大宮戦ではJリーグの追加登録が間に合わずに次戦に持ち越しになった模様。デビュー戦は次のリーグ戦の山形戦になるのかそれとも16日の天皇杯神戸戦になるのかは分かりませんが今回の大宮戦はホームゲームのため、スタジアムでドカ選手のお披露目獲得発表は行われると思います。その時に彼の意気込みも直接聞けると思うので注目したいと思います。
☆大宮に勝つためには…
今回ヴァンフォーレが大宮に勝利するポイントとして、まずは自慢の守備力で相手のキーマンである杉本選手を封じること。攻撃の起点を抑えることで大宮の攻撃力を半減させられるでしょう。そして攻撃陣が逆三角形のかたちになり最前線でのパスコースが2つとなるため、仕掛けをやり直す機会が以前と比べてだいぶ減ると思います。守ってからのカウンター攻撃でもフィニッシュまでやり切るような前に矢印が向いた仕掛けのシーンが多くなると思うので、自信を持ってシュートまで結びつけてほしいですね。2トップに入るマテウス選手を中心に積極的に仕掛けていき、左サイドの小林選手を経由して内藤選手がゴールするシーンを今から楽しみにしています!
…この試合が終わったら約3週間のリーグ中断期間に入ります。厳密に言うと16日に天皇杯3回戦ヴィッセル神戸戦が控えていますが、しばらく試合がない状況にチームの調子などが一旦リセットされると思います。また改めて良いチーム状態でスタートできるように中断期間前のラストゲームで勝利し、気分がいい雰囲気のまま3週間を送りたいですね。