
ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2025年明治安田J2リーグ第24節ホーム山梨県甲府市のJITリサイクルインクスタジアムにてモンテディオ山形戦です(18時30分キックオフ)。
◇中継情報◇
DAZN
エフエム甲府
◇試合会場周辺の天気情報◇
tenki.jp 8月2日 7:00発表
JITリサイクルインクスタジアム(山梨県)
晴れ☀️のち雨☔
最高気温:40℃(キックオフ時∶30℃) 最低気温:26℃
酷暑日
降水確率
6時~12時:10%
12時~18時:60%
18時~24時:50%
↑
熱中症警戒アラートが発令されています。40℃に到達する予報なので14時付近は屋外をなるべく避け水分&塩分をこまめに摂取し、キックオフ前の時間は日差しから守る対策を行いましょう。
◇ホームゲーム交通アクセス情報◇
ヴァンフォーレ甲府観戦案内〜スタジアム交通アクセス〜
◇ヴァンフォーレ甲府観戦案内◇
ヴァンフォーレ甲府観戦案内〜チケット〜
ヴァンフォーレ甲府観戦案内〜応援&スタジアムでの楽しみ方〜
ヴァンフォーレ甲府観戦案内〜スタジアム以外の観戦方法〜
ヴァンフォーレ甲府観戦案内〜実用的グッズ紹介ベスト5〜
ヴァンフォーレ甲府観戦案内〜チャント〜
◇見どころ紹介◇
【モンテディオ山形】
☆今シーズンの成績:6勝5分12敗(勝ち点23) 16位
☆ここ最近2試合の試合結果
→✕◯✕◯✕
☆注目選手
ディサロ選手∶エリア内に神出鬼没に現れてゴールを量産する山形の得点源。今シーズンはすでに8得点をマーク。
中村選手∶甲府退団後は鹿島→清水を経て今季山形に加入。2020〜2021年&2023年後半の2シーズン半在籍した元ヴァンフォーレ選手。層が薄くなった山形のボランチを一手に支える。
渋谷選手∶2023〜2024年の2シーズン在籍した元ヴァンフォーレ選手。出番が恵まれなかった横浜FCから7月に山形に期限付き移籍し、先日の親善試合ランス戦でさっそく先発の座をゲット。
☆予想布陣:4-2-1-3
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:モンテディオ山形vsジェフユナイテッド千葉 明治安田J2リーグ 第23節 2025/7/12
【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズンの成績:8勝8分7敗(勝ち点32) 9位
☆ここ最近2試合の試合結果
→△△△◯◯
☆注目選手
孫選手∶堅守甲府を支える新ディフェンスリーダー。対峙するディサロ選手を抑え、セットプレーから得点を狙えるか注目。
鳥海選手∶トップ下の選手として相手の不安要素でもあるボランチのエリアを卓越したテクニック力で翻弄し得点を呼び込みたい。
熊倉選手∶シーズン序盤戦からは評価が下がったが、鋭く切れ込む仕掛けで途中出場から違いを見せるジョーカー役になりたい。
☆予想布陣:3-4-1-2
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:ヴァンフォーレ甲府vsRB大宮アルディージャ 明治安田J2リーグ 第23節 2025/7/12
☆指揮官交代&主力退団も新戦力補強で持ち直す山形
対戦相手の山形は今シーズン始めから勝ち点が伸ばせない苦しい状況に陥っており下位に低迷。状況打開のために6月25日に元ヴァンフォーレ選手である渡邊監督との契約を解除し、新たに磐田での指揮経験がある横内監督が新監督に就任し再出発を図りました。しかしチーム内のゴタゴタは続いており、高江選手やイサカ ゼイン選手&小西選手が他クラブに引き抜かれるかたちでチームを去ることが決定。相次ぐ主力選手の退団にさらに不安要素が増しましたが、FC東京から寺山選手や藤枝の榎本選手&横浜FCから渋谷選手を迎え入れてそのダメージを軽減。順位浮上に向けて持ち直しつつあります。さらにこの約3週間の中断期間中にはチーム構成を再確認し、7月16日の天皇杯3回戦ではJ1のG大阪をPK戦の末に撃破&27日の親善試合ではフランスの強豪ランス相手に競り勝ち、チーム状態が上向いています。中断期間初戦という大事な試合で横内新体制のもとで浮上していこうとする高い士気があると思うので、ヴァンフォーレとしたら敵地でその前向きな雰囲気に飲み込まれないようにしたいですね。
☆リフレッシュした選手たち
7月16日に天皇杯の日程をこなしたのは同じですが、ヴァンフォーレはそこからファン感した程度で選手たちはつかの間のオフ期間を過ごしリフレッシュしています。もちろんオフ期間明けは集中してトレーニングに取り組んでいますが、休息に充てた期間というのは今後の試合で確実に活きてくると思います。山形は1週間前にランス戦を戦っており主力選手は主に後半から出てきたので調整はできていると思いますが、多少試合に出場したという蓄積は残るはず。その蓄積を犠牲にして試合勘を手に入れた山形に対し、ヴァンフォーレは完全にリフレッシュできた代わりに試合勘が2週間半分空いているので、いち早く実戦感覚を取り戻す必要がありそうですね。
☆内藤選手出場停止の穴埋めは?
第22節の今治戦と天皇杯3回戦神戸戦で得点を決めた内藤選手。ゴールの感覚を掴みいざ量産体制へと入っていく矢先にその天皇杯の舞台でイエローカード2枚をもらい退場処分に。なのでこの第24節の山形戦では出場停止となり出られません。調子が上がってきた内藤選手を今回使えないのはチームにとって痛手となる出来事ですが、彼の代わりとなる存在を早急に見つけなければいけません。2トップではこのところ好調なマテウス選手が一角に入ると思うので、そのパートナー選びが重要になります。個人的には三平選手が先発で登場し前線での計画的な組織的プレスや左サイドの小林選手が出すクロスボールに合わせる役割として頑張ってもらい、後半の途中からは熊倉選手を起用して鋭く仕掛けていく若い力に頼りながら得点を狙っていきたいですね。彼らの他にも大島選手や宮崎選手らが虎視眈々と出番を待っているので、交代選手の力も適切に借りてチームの攻撃の勢いを失わないようにしたいですね。
☆選択難しい外国籍選手
ソアレス選手やイ ミンギ選手&ネーミアス選手やミカエル ドカ選手など次々と外国籍選手をシーズン途中に獲得してきたヴァンフォーレ。元々チームにいたエドゥアルド マンシャ選手やヘナト アウグスト選手&マテウスレイリア選手などを合わせるとなんと7人もの外国籍選手を現在抱えている状態となっています。イ ミンギ選手は育成段階の選手なのでこの争いからは除きますが、J2の外国籍選手枠の問題から6人のブラジル人のなかから4人しか試合メンバーに選ぶことができません。そうは言っても6人ともに特長を持った選手なので簡単には優越が付かないと思います。大塚監督は戦術プランを設定しそこに一番合う選手を当てはめていく感じになりますが、4人の選出には頭を悩ますことは確実。個人的なチョイスで言うなら競り合いに強くセットプレーからゴールを量産しているマンシャ選手は当確で、最近の試合で数多くのチャンスメークができているマテウス選手とリズムメーカーとしてボールを走らせることができるソアレス選手、あとは秘密兵器ドカ選手がベンチに入って後半途中から起用されることが濃厚。ネーミアス選手は完全体ならレギュラー候補ですが、頬骨骨折の影響はまだ残っていそうなので外します。ヘナト選手は3バックの出来に今のところ隙がないので入り込む余地はなさそう。よってマンシャ選手&ソアレス選手&ドカ選手&マテウス選手の4人が今回の試合のメンバーになると思います。
☆ボランチを徹底的に突く
山形はこれまで主力として試合出場を続けてきた高江選手と小西選手がそれぞれJ1のクラブに引き抜かれたため、現在ボランチのポジションの選手層が薄くなっています。その穴埋めとしてまず元ヴァンフォーレの中村選手が入り、彼との2ボランチのパートナーとして親善試合ランス戦で今季公式戦初出場を果たした南選手か新加入の寺山選手が入りそう。中村選手はここ最近2試合先発フル出場しているため落ち着きがあると思いますが、南選手や寺山選手はまだ山形での実戦感覚が乏しいので多少の戸惑いはみられそう。中村選手との連携力も未知数なので、ヴァンフォーレはそこを狙わない手はないと思います。彼らが落ち着きを取り戻すまでの前半の時間に徹底的に突いていくことが得点チャンスへと結びつくと思うで、そのポジションと対峙するトップ下の鳥海選手にボールを集めてそこからの展開で一気に決定機まで持っていきたいところ。理想では素早く鳥海選手にパスを入れて相手の2ボランチのどちらが対応にいくのか悩む瞬間を作り出して攻撃のイニシアティブを取りたいですね。今回の試合の行方を左右するキーポイントはトップ下の鳥海選手と山形のボランチのバトルだと思いますね。
☆ウイングバックからのアーリークロスが効果的
先ほど挙げたキーポイントの他にもヴァンフォーレの攻め手はあります。それはウイングバックのアーリークロスからの仕掛け。というのも山形のフォーメーションはこれまで4-2-1-3を基本として戦っているため、このフォーメーションはウイングとサイドバックの間&ボランチの両脇にスペースが空きやすいシステムとなります。ヴァンフォーレが攻めているときには最終的にそこのスペースに小林選手や佐藤恵選手などウイングバックの選手が入り込み、早い段階でクロスボールを上げてほしいですね。そのタイミングが合えばあまり相手の圧がかかっていない状態でクロスボールを上げられるので精度の高いキックが放てます。個人的な理想では左サイドを駆け上がった小林選手がタイミング良くそのスペースに入り込んで左足で狙い澄ませたアーリークロスをゴール前に供給。そのクロスにファーサイドで合わせた三平選手のヘディングでゴールする瞬間が見たいですね。45度の角度から放り込まれるクロスボールにも今回注目すべきだと思います。
…今回は約3週間の中断期間が明けた大事な初戦。山形も下位脱出のために鬼気迫る形相でこの試合に臨んでくるかと思いますが、ヴァンフォーレもプレーオフ圏内に近づくために必要な勢いをつけるための大事な一戦となります。山形のやる気が空回りするようにヴァンフォーレは組織力の差を見せつけ、さらに連携力とチームの完成度の違いをピッチ上で示してほしいと思います。新体制となった相手の芽を摘むようなしたたかな試合内容で勝利を手繰り寄せ、3連勝&6戦負けなしといきたいですね。