中村 幸春 夢丸釣行記

遊漁船 夢丸での釣行記をお届けしております。
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黒鯛準備

2024年06月22日 | ブログ
2024/6/20 包丁研ぎ
空き時間に包丁を研ぐ。
空き時間と言っても、Permの待ち時間や、毛染めの待ち時間で研ぐのよ
お客さんもオイラが包丁を研ぐことや、釣りのことはみんな知っているから,
違和感なく研げるけれどね
鋏を研ぐ理容師はいるけれど、斧や鎌、包丁、鋸、鉋、鑿を研ぐ理容師は少ないはず
以前、80歳代のお爺さんが仏像を彫る、鑿や彫刻刀を持参された
最初は1本 ボロボロを持参されたけど、研いで渡すと、翌日は全部持参された。
聞くと、何処に出してもこんなに切れる刃付け職人はいないよ
しかも安いし、その日にしあげてくれるし!と喜んでもらえた
その後、何度か研ぎの依頼があったが、ここ1年は音信不通

今回は70歳後半のお婆さんの包丁2本
70歳代のおじさんの包丁が2本
この70歳代のおじさん包丁がワヤクソ
本職の魚屋さんだけれど、引退されて放置されていた包丁なんよ
開封して見ると、赤さび、黒さび、刃は摩耗して刃の根本付近が、かなり減っている
剣先は全く駄目
裏刃が無いというか?変形している
とても厄介な品物だけれど、かれこれ40年以上愛用されているはず
直すだけ直して、刃も最初から付け替えた
ここまで酷い包丁はあまりないけれど、猛烈にワクワクしてきた
素材は鋼だし、プロが選ぶ出刃と刺身の薄刃
かなりの魚を捌いたのだろう
根本付近が減り過ぎ
あごはまだあるので、あごも強制して減りも面直し
裏刃も先端3cmを面直しして仕上げた
切れ味は上々だけれど、腕の毛が剃れる場所と剃れない刃があるので
やり直し、
研ぐこと3時間
ようやく出刃も刺身も完成
職人が40年間使用したら刃物も歳を取る
時々、面直しして、お化粧し直さないとダメよ
黒さびは人のシミと同じ
ファンディーションでは消せないし
研磨でも取れないのよ
毎日使ったら、良く洗い少しの椿油を施すと、親子2代つかえる
研ぎ師としては、錆錆の包丁がやる気が出るのよ
刃が折れているのも好きだし
SUSの安い包丁が一番嫌jaけどね。
海ではSUSに勝包丁は無いけれど、台所は青鋼を使いたいね
Ps、
真鯛のごま漬けを、Hママのお姉さんから「食べたい」と言われて仕込んだ
もちろん、真鯛はオイラが釣り上げた真鯛
3匹釣るのにマジで3投で3匹だから不思議
鱚を10匹釣るとき100回以上Castingするのにね
Hママのお姉さんもGourmetだ
真鯛の胡麻沖漬けも「美味いね」と言われればEEけどね
試食すると、マジでこの時期の真鯛でも美味い
立葵がついにてっぺんまで開花
そろそろ黒鯛じゃ
黒鯛も旬がある
立葵が目安。
開花しても下段ではダメ、
てっぺんに開花すると開幕なんよ!

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