裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

バタフライ・エフェクト

2013年10月12日 | 映画・TV
今更ですが、「脚本が凄い映画」として有名な「バタフライ・エフェクト」をようやく観ました。



確かに最初から最後まで、まさに「固唾を飲む」展開でさすが噂通りだったのですが、

ラストシーンについて・・・どうしても引っかかりますね。

ネタバレにならない程度に書くのも難しいですが、製作者側も相当な迷いがあったようで、

劇場版、レンタルDVDの特典に「ストーカー版」と「ハッピーエンド版」の2種類、

販売DVDのデレクターズカット版の4種類も違うエンディングがあるのも、

この映画がいかに凝ってる作品かを露見しています。

どうしても気になって、4種類を全て観てしまったのですが、個人的には・・・

ハッピーエンド版が一番好きかなぁ~・・・。

ハッピーエンド好きと言われる日本人、アジア人だからでしょうか?

少なくともデレクターズカット版は、ちょいB級過ぎて、急にリアリティがなくなるので台無し。

マトリックスが空を飛べてしまった時のガッカリ感に似た感じ。

もしかして「そういうことってあるのかも?」と、どっかで思わせる薄皮一枚のリアリティが重要なんだと思うのですが・・・。

さすがにそれはないだろう・・・と思った。

「世界で一番、悲しすぎるエンディング」・・・的なことを言われてるようです。

意外と評判が良いというのはまったく納得出来ない。

簡単に言うと「メメント+Back to the future」てな感じなのですが、

あ、、、「スライディング・ドア」と言う映画もありましたね。

電車に乗り遅れる話と、乗れた時の話がひとつの映画になってるやつ・・・あれも面白かったですね。

あまりに褒められてる映画なので、どこかで「おっ?!そこまで言うなら観てやっか!」と言う邪な気持ちでしたが、

期待値は確実に超えていたのは事実です。

ラストシーンがなぁ~・・・あれだけずっと緊張感をキープして凝りに凝ってたのに・・・もう少し粋な終わり方と言うか、えー!とか あー!とかもうひとつだけ大どんでん返しが欲しかったけど、デレクターズ・カット版は蛇足過ぎてるんだよね。

例えば、死んだはずのお父さんが生きててラストに何かしでかすとか・・・実はもうひとりあの中に同じ能力を持った人物がいて、何かしら実は裏でこっそり関与していたとか・・・。

って、わからんね・・・何を言ってるかわからんよね?

ぜひ、観てみてくださいませ。