照ろうが降ろうが、じっと卵を抱くカルガモのお母さん。
メスだけに備わった本能的な強さには、心打たれるものがある。
この池の清掃や、植物などの面倒を見ておられる方に訊いてみた。
知りたかったことを、二つ教えていただいた。
ひとつは、ここに巣を作ったつがいは去年と同じカップルか?
この答えは”YES”で、メスが卵を抱き始めるとどこかに行ってしまったオスは、時々様子を見に来るということであった。
もう一つが、巣立ちはいつか?
15日前後ではないだろうかとの見通しだった。
去年は、近くの用水路への家族移動を見ることが出来なかったので、今年こそは!の思いが膨らんでいる。
カルガモは管理人さんから、ときどきパンくずを投げてもらっている。
それを見て学習したキジバトが、そのおこぼれにあずかろうと、必ず3,4羽が舞い降りてくる。
カルガモもキジバトも人を怖がらず、すっかり、この公園を憩いの場としている人たちのお友達である。