幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

能登の旅・グルメ編「花嫁のれん」車内での食事

2022-10-28 | グルメ

能登の旅を終え、帰りはJR七尾線の七尾から金沢まで、観光列車「花嫁のれん」を利用した。

「花嫁のれん」は金沢から和倉温泉の間を結ぶ観光列車で、その間を1時間ちょっとで走る。

車内での食事が楽しみだったので、正午過ぎに発車する列車に決め「和軽食」を予約しておいた。

 

七尾駅のホームの駅名表示、それと並んで飾られた花嫁のれん。

華やかな雰囲気が漂う。

 

七尾駅①番ホームに入ってきた二両編成の「花嫁のれん」。

赤と黒をベースに、加賀友禅をイメージしたような花模様が描かれている。

 

着物姿のアテンダントに迎えられて乗車する。

 

車内のシートは、すっぽりとお尻が収まり背もたれが高い形をしている。

シートの色も赤で統一されている。

但し、シートのレイアウトは一号車と二号車では異なるようである。

私たちが乗った車両は、二人ずつが向かい合う四人席、二人が向かい合う二人席、車窓に向って座る一人用席があった。

内装の一部は金箔貼りで一段と豪華に。

 

アテンダントが、お楽しみの「お食事(お茶付き)」を届けてくれる。

これは予約が必要で、車内では買うことはできない。

テーブルに置かれたランチョンマットやお品書きなども、ウキウキするような赤で統一されたデザインとなっている。

二段重ねの重箱のような器を開ける。

口取りには、焼き魚のブリ、能登牛のすき焼き風、かまぼこなど能登らしいものが並ぶ。

揚げ物は、えび、いか、キスなど。

その他、和え物、酢の物、ご飯ものに、お菓子が添えられている。

 

味付けはそれほど濃くなく、食材それぞれを活かして、上品な味とでも言えるようなものであった。

金沢の老舗料亭の味に舌鼓を打っている間に、花嫁のれんは金沢駅に到着した。

1時間ぐらいで食べられる、ちょうどよいボリュームのお弁当(軽和食)である。



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