幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

信州の夏・入道雲をみながら夕立を待つ

2021-08-06 | 日記

三か月ぶりの信州(塩田・上田市)である。

久しぶりに見る青空に沸く入道雲は、真っ白で真綿のようだ。

 

上信国境の湯ノ丸高原の上空に、もくもくと入道雲が現われる。

 

しばらくすると、その辺りは黒い雲に変わり稲妻が光り、遠くに雷の音を聞くようになる。

湯ノ丸の稜線も、雲の中に隠れて見えなくなってしまう。

 

すると、運が良ければ(?)雷の音が徐々に大きくなり、その雲は我が家の上空に移動してくる。

ぽつり、ぽつりと雨粒が落ちてきたかと思うと、瞬く間に雨の勢いが増す。

地面を潤したあと、先ほどの雨が嘘のように陽がさしてくる。

時には、大きな虹がかかるのを見ることも多い。

耳をつんざくようは雷も、そのころにはいつの間にか遠くから聞こえる。

 

信州も、このごろは35度を超すような日もあり、暑い!

夕立が止んだ後は、ぐんと気温が下がりしのぎやすくなる。

雷の音を聞くと、夕立が来ることを願うのである。