道の駅「雷電くるみの里」(長野県東御市)は、地元の野菜や果物が手に入るのでよく立ち寄る。
東御市は近年、ブドウの産地としても名を挙げている。
直売所で、あれこれ品定めしながら買うのが楽しみである。
この道の駅に寄ると、もう一つ、食堂で食べる手打ちソバも楽しみである。
ガラス越しに、年配の女性がそばを打つ様子を見ることができる。
水廻し、こね、のし、切り、いずれも無駄のない動きで、素早くソバが打ちあがる。
想像するに、おそらく若い頃から、家庭でもソバを打っておられた方たちであろう。
「ソバは気取って食べるものじゃないよ、伸びないうちにサッサと食べな!」
出されたソバに、こんな風に言われているように感じるのである。
色は黒めで、手繰ってみるとたっぷりとした量がある。
気取らず食べられるようにか?、蕎麦ちょこのサイズも大きいのも特徴。
近ううち、また・・・。