三か月ぶりの信州(塩田・上田市)である。
久しぶりに見る青空に沸く入道雲は、真っ白で真綿のようだ。
上信国境の湯ノ丸高原の上空に、もくもくと入道雲が現われる。
しばらくすると、その辺りは黒い雲に変わり稲妻が光り、遠くに雷の音を聞くようになる。
湯ノ丸の稜線も、雲の中に隠れて見えなくなってしまう。
すると、運が良ければ(?)雷の音が徐々に大きくなり、その雲は我が家の上空に移動してくる。
ぽつり、ぽつりと雨粒が落ちてきたかと思うと、瞬く間に雨の勢いが増す。
地面を潤したあと、先ほどの雨が嘘のように陽がさしてくる。
時には、大きな虹がかかるのを見ることも多い。
耳をつんざくようは雷も、そのころにはいつの間にか遠くから聞こえる。
信州も、このごろは35度を超すような日もあり、暑い!
夕立が止んだ後は、ぐんと気温が下がりしのぎやすくなる。
雷の音を聞くと、夕立が来ることを願うのである。