幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

やっぱり信州そば・2

2021-08-13 | グルメ

上田市に隣接する青木村には、この村特産の蕎麦「タチアカネ」が栽培されている。

蕎麦畑を埋め尽くした白い花が実になると、その名の通り「茜色」になる特徴がある。

初めて見たとき、白い花に赤い色が混じった美しさに、思わず見惚れてしまった。

 

青木村では、何軒かのお蕎麦屋さんがタチアカネの蕎麦を提供している。

「道の駅あおき」の食堂もその一つである。

このご時世、客は一方に向いてテーブルに着き、互いのディスタンスを確保。

 

お蕎麦は、シンプルに「ざる」を注文。

 

噛んだ時、タチアカネの香りとうまみが口に広がる。

あー、この味!、一口噛んだ感じで思い出す。

ちょっと薄めに感じるつゆがうまみを引き立ててくれる。

他にも、どんぶりやセットものもあるのだが、やはり蕎麦の注文が多いように見える。

野菜の浅漬けで箸を休めながら、久しぶりのタチアカネの味を楽しんだ。