昨日は、カレンダーでは「山の日」であった。
春・夏・秋と高山植物の花の豊富な湯ノ丸高原・池の平(長野県東御市)に出かけた。
2000mを超す駐車場に着くと空気はひんやりとして、下界の暑さを忘れる。
駐車場から道は下り坂になり、数十メートル下ったところに「池の平湿原」が拡がる。
湿原は周囲をぐるっと山に囲まれていて、ハイキング用の木道が敷かれている。
「放開口」と呼ばれる一か所だけ開けた場所があり、下界の東御市方面が望める。
高原の夏は短く、秋のくるのが早い。
湿原は夏の花の時期ではあるが、一部に秋の花も咲きだしている。
ハクサンフウロは今が盛りか。
蜂がノアザミの鮮やかな紫に。
数は少ないウメバチソウを見つけた。
来月には本格的に咲くマツムシソウをわずかだが見かけた。
目立たないが、吾亦紅(ワレモコウ)もある。
もうすぐ花の見納めになるマルバダケブキ。
かわいらしいピンクはカワラナデシコ。