幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

雲上の楽園「池の平湿原」

2021-08-12 | 

昨日は、カレンダーでは「山の日」であった。

 

春・夏・秋と高山植物の花の豊富な湯ノ丸高原・池の平(長野県東御市)に出かけた。

2000mを超す駐車場に着くと空気はひんやりとして、下界の暑さを忘れる。

駐車場から道は下り坂になり、数十メートル下ったところに「池の平湿原」が拡がる。

 

湿原は周囲をぐるっと山に囲まれていて、ハイキング用の木道が敷かれている。

「放開口」と呼ばれる一か所だけ開けた場所があり、下界の東御市方面が望める。

 

高原の夏は短く、秋のくるのが早い。

湿原は夏の花の時期ではあるが、一部に秋の花も咲きだしている。

 

ハクサンフウロは今が盛りか。

 

蜂がノアザミの鮮やかな紫に。

 

数は少ないウメバチソウを見つけた。

 

来月には本格的に咲くマツムシソウをわずかだが見かけた。

 

目立たないが、吾亦紅(ワレモコウ)もある。

 

もうすぐ花の見納めになるマルバダケブキ。

 

かわいらしいピンクはカワラナデシコ。