夏休みスペシャル・オトナの遠足 Part1
今回の学習会は、県境を越して信濃の国までの遠足スペシャルです。甲斐の国から、武田軍団も踏んだであろう国道141号線~上信越自動車道をとおり(←ウソ)、真田の里から、川中島を目指します。
甲府昭和ICから北上し、長坂ICでいったん中央道を降りて、そこからは一般道で佐久方面に向かいます。
この道が、ほんとに軍団も踏んだのじゃなかろうか…と思われるくらい、風林火山ウォッチャーにはたまらぬ濃い香りがぷんぷん。なにしろ道沿いに海ノ口城はあるし。北相木・南相木という標識版もドキドキするし。
海ノ口城には時間のつごうで寄りませんでしたが、ここらへんの狭苦しい、山が迫った感じは、ドラマの海ノ口合戦そのままで臨場感があります。
佐久で上信越自動車道に乗り、菅平ICで降りると上田です。
真田の里を訪ねる前に、まず上田市内の池波正太郎・真田太平記館に立ち寄りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/60/a60a20f8e5367bae2f71ec2dc1d65720.jpg)
懐かしいNHKの裏大河(笑)の名作・『真田太平記』のビデオがエンドレスで上映されていました。渡瀬恒彦も草刈正雄も若~い! 三浦浩一がホントに初々しい(あれ?役はなんだったっけな)! そこでは見られませんでしたが、佐助は中村橋之助だったはず。
展示物を見て、中一弥や風間完の挿絵の原画など見ていると、すごく気持ちが盛り上がり、挫折して久しい『真田太平記』全12巻にチャレンジしようか…と本気で思います。
が。ここで本格的に気持ちをそそったのは、『蝶の戦記』展でした。『蝶の戦記』…上杉謙信と甲賀忍者のお話。
忍者屋敷のアトラクションや、忍者関係の展示などもあって、結構面白いです。
こんなお蔵のなかでギャラリーも…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/6b/25f209a3adb6d71f464ebf2de95191ce.jpg)
ワタシ、池波正太郎は『その男』とか『人斬り半次郎』、『幕末新選組』など幕末ものしか読んでいないのですね。ひとつ戦国もの入門で、『蝶の戦記』いってみよう!と心に決め、真田十勇士手ぬぐいや六連銭柄ふきんなどグッズを買い求め、真田太平記館をあとに。
上田市街から旧真田町までクルマで20分ほど。
ここは歩道橋から案内板など、いたるところに六連銭があって、真田マニアにはたまらん空気なわけですが、まあワタシはそんなマニアって者じゃないので…とクールを決めてハンドルを握っていても、なんだかだんだんドキドキしてきます。
ここののどかなキレイな空気とか…なんていったらいいか、ほんとに「真田の里!」って感じなんですね。
目指す真田氏歴史館につく頃には、いい具合に気持ちが盛り上がってました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/7f/3cada3857bc26dfdb41bf100be6bb7b4.jpg)
ここは、たしか10年前くらいに、別所温泉に来たときに立ち寄ったことがあるんですが、覚えてません…。リニューアルもしたみたいです。
真田幸隆、昌幸、幸村・信幸兄弟の、戦国時代の真田家三代の、歴史レクチャーや、武具甲冑・書状などが展示されているわけです。
当時の松尾城のジオラマなどもあり、ジオラマ好きのワタシにはたまらんものがありましたが、なんか館内が暑くて…。冷房がほとんど効いてなく、なぜかある巨大扇風機が、駕篭などの展示物にあてて回っていたのが謎でしたが、湿気よけか…?
まあ、そういうごく一般的なしつらえの歴史資料館より、もっと心が騒いでしまったのはこっち。
真田本城跡。たぶん松尾城のこと。たぶん…というのは、史料などに照らして100パーセントの確証がないせいらしいんですが、でもここは松尾城に間違いない!!と確信させるのは、この景色。
ほんとに手に取れるように真田の里が…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/17/a2fbf60263bb3dcc5ce978135e6e510d.jpg)
思わずやっちまいました。里に手をのばして、ぎゅっ。「いま少しでわが里に手が届く…」ぬわぁ~んつって。
いや、とにかくそのときの幸隆の気持ちってものがね。こんなにリアルにヒシヒシ感じられることってなかったですよ。いや凄いもんだね、現地っていうのは。
しかも、いわゆる指呼の間、ヤッホーと呼べば聞こえる近さに、砥石城があったりもするわけですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/b7/ba5daf37113b9b8239b07cbb529b15e0.jpg)
絶景。感動。これ見ただけでも、来て良かった!
そして真田の里をあとにしたワタシは、再び菅平から上信越道に乗り、長野に向かいます。 目指すは川中島。
つづきます☆
今回の学習会は、県境を越して信濃の国までの遠足スペシャルです。甲斐の国から、武田軍団も踏んだであろう国道141号線~上信越自動車道をとおり(←ウソ)、真田の里から、川中島を目指します。
甲府昭和ICから北上し、長坂ICでいったん中央道を降りて、そこからは一般道で佐久方面に向かいます。
この道が、ほんとに軍団も踏んだのじゃなかろうか…と思われるくらい、風林火山ウォッチャーにはたまらぬ濃い香りがぷんぷん。なにしろ道沿いに海ノ口城はあるし。北相木・南相木という標識版もドキドキするし。
海ノ口城には時間のつごうで寄りませんでしたが、ここらへんの狭苦しい、山が迫った感じは、ドラマの海ノ口合戦そのままで臨場感があります。
佐久で上信越自動車道に乗り、菅平ICで降りると上田です。
真田の里を訪ねる前に、まず上田市内の池波正太郎・真田太平記館に立ち寄りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/60/a60a20f8e5367bae2f71ec2dc1d65720.jpg)
懐かしいNHKの裏大河(笑)の名作・『真田太平記』のビデオがエンドレスで上映されていました。渡瀬恒彦も草刈正雄も若~い! 三浦浩一がホントに初々しい(あれ?役はなんだったっけな)! そこでは見られませんでしたが、佐助は中村橋之助だったはず。
展示物を見て、中一弥や風間完の挿絵の原画など見ていると、すごく気持ちが盛り上がり、挫折して久しい『真田太平記』全12巻にチャレンジしようか…と本気で思います。
が。ここで本格的に気持ちをそそったのは、『蝶の戦記』展でした。『蝶の戦記』…上杉謙信と甲賀忍者のお話。
忍者屋敷のアトラクションや、忍者関係の展示などもあって、結構面白いです。
こんなお蔵のなかでギャラリーも…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/6b/25f209a3adb6d71f464ebf2de95191ce.jpg)
ワタシ、池波正太郎は『その男』とか『人斬り半次郎』、『幕末新選組』など幕末ものしか読んでいないのですね。ひとつ戦国もの入門で、『蝶の戦記』いってみよう!と心に決め、真田十勇士手ぬぐいや六連銭柄ふきんなどグッズを買い求め、真田太平記館をあとに。
上田市街から旧真田町までクルマで20分ほど。
ここは歩道橋から案内板など、いたるところに六連銭があって、真田マニアにはたまらん空気なわけですが、まあワタシはそんなマニアって者じゃないので…とクールを決めてハンドルを握っていても、なんだかだんだんドキドキしてきます。
ここののどかなキレイな空気とか…なんていったらいいか、ほんとに「真田の里!」って感じなんですね。
目指す真田氏歴史館につく頃には、いい具合に気持ちが盛り上がってました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/7f/3cada3857bc26dfdb41bf100be6bb7b4.jpg)
ここは、たしか10年前くらいに、別所温泉に来たときに立ち寄ったことがあるんですが、覚えてません…。リニューアルもしたみたいです。
真田幸隆、昌幸、幸村・信幸兄弟の、戦国時代の真田家三代の、歴史レクチャーや、武具甲冑・書状などが展示されているわけです。
当時の松尾城のジオラマなどもあり、ジオラマ好きのワタシにはたまらんものがありましたが、なんか館内が暑くて…。冷房がほとんど効いてなく、なぜかある巨大扇風機が、駕篭などの展示物にあてて回っていたのが謎でしたが、湿気よけか…?
まあ、そういうごく一般的なしつらえの歴史資料館より、もっと心が騒いでしまったのはこっち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/fa/adbffb0252994dca8b4953e89f9d9bdd.jpg)
真田本城跡。たぶん松尾城のこと。たぶん…というのは、史料などに照らして100パーセントの確証がないせいらしいんですが、でもここは松尾城に間違いない!!と確信させるのは、この景色。
ほんとに手に取れるように真田の里が…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/17/a2fbf60263bb3dcc5ce978135e6e510d.jpg)
思わずやっちまいました。里に手をのばして、ぎゅっ。「いま少しでわが里に手が届く…」ぬわぁ~んつって。
いや、とにかくそのときの幸隆の気持ちってものがね。こんなにリアルにヒシヒシ感じられることってなかったですよ。いや凄いもんだね、現地っていうのは。
しかも、いわゆる指呼の間、ヤッホーと呼べば聞こえる近さに、砥石城があったりもするわけですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/b7/ba5daf37113b9b8239b07cbb529b15e0.jpg)
絶景。感動。これ見ただけでも、来て良かった!
そして真田の里をあとにしたワタシは、再び菅平から上信越道に乗り、長野に向かいます。 目指すは川中島。
つづきます☆
それと、我が家の場合、足はJR!というのもメインなコンセプトなので、難しい所も多いかと思いますが、なんとか頑張ります。
近藤芳正さん演ずるところの「相木殿」は、今回の大河を見るまで全く知らなかった武将なのですが、私も地図で「相木」の地名を見て「おおっ」と思っておりました。この一族は今後どうなるのかな~もしわかったらこれもお知らせ下さいね。
この後、さらに、川中島編に続くのですね。楽しみにしております!
ところで、庵主様はジオラマがお好きとのこと、もし東京に来られる機会がありましたら、深川江戸資料館にジオラマがあるのは、ご存知かと思いますが、もしもさらにお時間がありましたら、ここの姉妹館の「中川船番所資料館」の船番所ジオラマもご覧になってみて下さい。平日ならば\200で貸切状態です。船番所~高橋の小名木川リバーツアーというのも毎月末の日曜日にやっているそうです。
おお、行ってこられたのですか真田の郷へ!! うらやましい~!!
何年か前に上州沼田から上田を目指したことがあり、その際、真田太平記館には立ち寄ったことがあるのですが、時間的な都合から真田氏歴史館と真田氏本城跡はスルーしてしまったんですよね・・・。驚いたのは本城跡。ホントにテレビで見るような景色が広がっているのですね。これじゃ庵主さんならずとも「わが里に手が届く・・・(ギュッ)」とやってしまいたくなります。むむむ、これはぜひ訪れねば。六連銭グッズって、マニア(?)にはホント垂涎ものですが、いざ人前で使うとなるとなぜかハズカシイ・・・。レビュ丸は六連銭がバッチリ縫いつけられているキンチャクを持っているのですが、今のところなかなか日の目を見ないのが実情デス・・・。
『真田太平記』全12巻、ぜひ再チャレンジされることをお勧めします。テレビドラマ版とはまた違った奥深さがあり、がぜん「真田マニア」になること間違いなしですよ!!
川中島編も楽しみにしています。 では!
真田ツアーは、はっきりいってこの地区には「これしかない」という感じなので、行けばけっこう難しくないです。ただ、わりと広域に点在しているので、タクシーで回っている方々もたくさんいました。やはり大河ドラマ効果ですね。
今回、上田城はスルーしてしまったし、もう少し足をのばせば「上田原史跡公園」があったし、それと砥石城跡なども!。別所温泉泊り込みでまわってみたいなあ。
手元の本によりますと、相木殿は、武田氏滅亡後北条についていったようです。その後相木の里に戻って、領地回復のために徳川勢と戦ったけど、敗れて、関東に消えてしまったということです。地名は残っているのに、かわいそうですね。
ジオラマは大好きなんです。とくに江戸博の大ジオラマはずーっと見てても飽きないくらい好きで、あそこに3日くらい監禁されてもきっと大丈夫(笑)。
でも中川船番所資料館のジオラマは知らなかったです。聞いたら見ずにはいられません。こんど東京に行ったときに、ぜひ!
>レビュ丸さん
そうなんですよ~、「ぎゅっ!」は、あそこに立ったらみんなやると思うなあ(笑)。幸隆のはやる気持ちもホントにわかりますよね。
六連銭グッズ、勇気をだして使ってご覧になっては?もしかして「実は私も…」とか言ってグッズを出してくる同好の氏がいるかもしれません。
真田太平記記念館は、ビックリするくらい人が入ってました。それも若い人中心!『真田太平記』のテレビも幼すぎて見てないだろう世代の人たちがいっぱい来てるって、なんだかいいですよね。私も本気で再チャレンジしたくなってきました。
私もやりたいッス!!
実家が北杜市なんで、
佐久まではよく遊びに行くんですが上田は未踏の地。
秋の連休にでも是非行きたいです。否、絶対行く。
あと、板垣神社も行きたいです。
行きたいところだらけだー!
そして、六文銭グッズを我が手に……。
あら~☆そうだったんですか! ご実家が北杜市。じゃあ、海ノ口もホント目と鼻の先ですね~。
私は上田原や板垣神社や砥石城をパスして、ちょっと悔いがのこってしまいました。わりと近いということもわかったので、機会をみつけてまた行きたいです。
そのときは十勇士手ぬぐいを被って…。
ぎゅっ!と、あと上田原に立って「い~た~が~き~~!!!」とゆーのも是非やってみてください…って、それはさすがにヘン?
>「いま少しでわが里に手が届く…」ぬわぁ~んつって。
わたしも絶対やりそうです・・・
いいですね!関東
なにせ私の生息地は西日本ド田舎なので、今年決死の覚悟で信玄公祭りにいきましたが、仕事の都合も有り一泊のみ。内野さんのパレードと風林火山博、他は北杜市の躑躅が崎のセットのみみて帰りました。
真田かあ・・・・。
真田太平記もだし、とにかく真田ってなんか昔から好きです。
今回も六連銭の旗をみて喜んでました
うらやましい限りです
>夏休みスペシャル・オトナの遠足
というタイトルにまずがっつりやられました!(旅行じゃなく遠足なのね・笑)
>。「いま少しでわが里に手が届く…」ぬわぁ~んつって。
庵主さん以外にもそうやって遊んでいる方って絶対いそうですよね!(しかも「ぬわぁ~んつって」だし・笑)
・・・そっかーいーなー・・・ワタシも明日「小田原」に行って来るつもりなんで「氏康殿を訪ねる・オトナの遠足」とか「風魔の里・蒲鉾祭り」なんてレポ書こうかしらん
そうそう、この庵主さんの「オトナの遠足」シリーズを「クラブ」の方でおいおい使わせてくださいね。またその時にお願いしに伺かがいます◎
コメントありがとうございます♪
わ~☆信玄公祭りにいらしたんですね! 今年は雨降っちゃいましたけど。あ、でも若林豪と田中健の仮装行列の時だけ。
上田市は、真田教徒の聖地か?って感じ。静かなところですが、よく見るとあちこちに六連銭Tシャツを着たマニアや、城跡で「ぎゅっ」とかやっている人が…。「真田が何気に好き」という人が一番危ないです(笑)。一気にマニア道に堕ちそうな濃い空気があります(私も…)。是非一度足を運んでみてください♪
>なおみさん
良いですね~小田原遠足。レポお待ちしております♪やはり風魔グッズとかあるんでしょうか。風魔のカマボコなんてあったら、ワタシもお取り寄せしてみたいです。
あ、こんなレポでよろしかったらどうぞ使ってやってください。募金というのもおこがましいですが、クラブで飾ってもらえたら嬉しいです♪