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como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

篤姫 第41話「薩長同盟」

2008-10-13 21:47:44 | 過去作倉庫07~10
 残り話数も一桁となり、今週はいよいよ幕末劇の大きな節目「薩長同盟」です。ここのとこずっと、大奥でダラダラどうでもいい話をつないでヒロインの出番を稼いでいたせいで、時代の流れをショートカットしすぎて迷走してしまうという、困ったことになってたんですが、今回は思い切って、西郷、桂、龍馬の花形役者に出番をさき、ヒロインを後ろに下げました。それはけっこうなんですが、なかなかいままで省略した分を説明しきれず、影の薄い西郷・桂を強引に握手させてチャチャッと仕上げたような…いや、まあいいか。この手の話に時間を割くと、暗い・ムサい・難しいという幕末大河の不人気三点セットが出来てしまって、せっかく好調の視聴率が…って話ですよね。はい。
 それにしても、ずっと水面下で進行していて、同時代の人にもギリギリまで事態がわからなかったこの薩長同盟を、われらがヒロインはリアルタイムで耳にいれ、なんか大奥が幕末の情報センターみたくなっているんですが。こんな大奥も画期的ですよね。
 かつてない大奥視点の薩長同盟でお送りする(笑)、篤姫第41回。今週もお付き合いねがいます。

 先週、想像妊娠が発覚して、まだそのショックから立ち直れない愛妻・和宮を江戸に残し、長州征伐に出陣を決めたリトル上様は、自分に万一のことがあった場合は、田安家の亀之助君・3歳を跡取りに…と天璋院に頼んでいきます。そんな、もしものことなんて、と顔を曇らせる天璋院に「母上はわたくしには勿体無いほどの母上でございます」と殺し文句まで用意して。
 そして奥さんとは、寝室で手を取り合って最後の一夜。「一日も早う、おするするとお帰り遊ばして…」と涙ながらに頼む和宮。やさしく手を握る上様。わたしたちこれから・いいところ~♪というふたりの寝室に、「観行院様が倒れました」と急の知らせが入ります。
 緊急とはいえ将軍と御台所が寝巻きのまま、手を繋いで寝所を飛び出すなんてあるのかな。まあ、とにかく若夫婦は、観行院・麻由美の病床にかけつけます。「公方さん、長州の者どもが乱暴しないように、主上をよろしく…」と死にそうな義母に頼まれたリトル上様。これで、妻の前で出征の面目が立ちました。
 そして当日。陣羽織でキメたリトル上様は、例によって御錠口のところで天璋院・和宮と別れます。ニッコリ笑って「行ってらっしゃいませ」という天璋院に、和宮はパキッと凍りつき…。
 ここのところの、三人の無言の芝居は非常によかったですね。それぞれ言うにいわれないものを抱えたまま、リトル上様は二度と帰らない旅に出発したのでした。泣。

 京都入りした上様は、長州と幕府の戦を和解にもっていくつもりでいたのですが、またまた一橋ヨッシーが先回りし、「主上に長州征伐の勅命を貰うことになってます」と根回し済みです。「出しゃばるんじゃねえ、慶喜!」と珍しくキレるリトル上様ですが、例によって、天皇が絡むと手も足も出ません。
 こうして、上様も不本意、諸藩もやる気なしという状況で、ヨッシーひとりが張り切って第二次長州征伐は始動したわけなのですが、なんか明らかに、上様を陥れるためにやってる感じだ、ヨッシー。慇懃無礼な感じがホント上手で、これは次回あたり上様を暗殺するなと、素で思ってしまいますが…違うの?(笑)。

 さて、ところは変わって薩摩では、帯刀さんが勝に丸投げされた海軍操練所の学生を連れて帰ってます。「ウチの家老は太っ腹だね~」と青筋を立てるファントム久光も、「そういうのが回りまわって藩のためになります。時代は動いてますから!」などと言われると、ダメもといえず、「そうだ、そういうことを分かるやつが幕府にはいねーんだよ」とか言って大物ぶるしかないのでした。このあたり、帯刀さんのファントム操縦術も堂に入ってきてますね。
 小松邸では、龍馬を真ん中に、西郷さん、大久保さんが、薩長が手を組む話の真っ最中。「長州に武器を買ってやって恩を売ればええキニ!」と言い切る龍馬に、丸め込まれる西郷と大久保は、買ってやるってのもなんだから、替わりにお米でも貰おうか、と現実的。
 こうして、チャチャッとまとまった話を持って、一同は長崎に移動します。訪ねた先は観光名所のグラバー邸。通訳は、なぜか(このへん経緯の説明なし)小松さんのためにはたらいているという、ジョン万次郎さんでした。
 が、万次郎さんがいるのに、さつま、ちょーしゅー、フレンド!ガン、ふぉーちょーしゅー!と力いっぱい英語で喋りだす帯刀さん。あんたはルー大柴か。グラバーも「なんかよくわからんけど」と引きつつも、でもおカネになるならいいですよ、オマケもしちゃいます、と、薩摩名義の武器購入を了承。なにげに背景に控えてセリフも無い井上聞多と伊藤俊輔も大喜びです。

 さて、倒れた観行院・麻由美は、病状が思わしくありません。京都の思い出話ばかりしているということで、天璋院さまは、お見舞いとしてあることを思いつきます。
 それは、渡り廊下に雅楽師を並べての生演奏でした。おお、京の音色…と感激する観行院さん。もしかして東儀秀樹プロデュース?(笑)。もちろん、彼は天皇であらせられるので江戸城に出張ライブなんてことはしませんが。
 感激して涙を流したのもつかの間、天璋院さまが雅楽にのろいを仕込んだわけじゃないでしょうけど、観行院さんはその夜容態が急変。「宮さん、強く生きなはれ」と言い残して帰らぬ人となってしまいました。
 悲しい場面でなんですが、ここで「観行院さん~、うわ~ん!」とか言ってメイコや女官達がガシガシ仏さんに取りすがるのは、どうなんですかねえ。これ見てると、京サイドの人のほうが感情の制御がきかなくて、見苦しいように見えるけどなあ。

 さて、今週は晴れて主役の尚さんは、長崎から船に乗って京都についた~、という早業で京都屋敷に移動です。ここで西郷・大久保コンビと打ち合わせるのは、幕府に要請されている長州征伐への薩摩軍の派兵を「バックレちゃいましょう」という話。薩摩は御所警護という役目があるので、そっちを手薄に出来ないといえばいいんです。軍務全般を仕切っているわたしがオッケー出さなきゃそれまでです、と自信満々の帯刀さん。いつのまにそんなにえらくなっていたんでしょう。
 そこへ、芸者のお琴が龍馬の彼女・おりょうを連れてやってきて、三人に引き合わせます。龍馬が世話になっているお礼を言いに来たそうです。今年のおりょう・市川実日子さん、京都弁がちょっと微妙だけど、それらしい雰囲気(天然美人の)が悪くないです。
 で、おりょうが「美人だ」「坂本さんもすみにおけない」と男連中にチヤホヤつれてるのを見ているうちに、なにを考えたのかお琴が突然「うち決めました。ここにおいてもらう」と愛人宣言です。理由は、しいて言えば♪好きなん~だも~の~、わたしは今~生きているう~~、という、青春の衝動に動かされたってことなんでしょうが(原田夏希って南沙織に似てませんかね)、「わたしは薩摩に妻がいるんです!」と帯刀さんは大迷惑顔です。
 それなのに、お琴はそのまま置屋に帰り、芸者をやめて帯刀邸に転がり込んできました。芸者って、そんな簡単にその日のうちに止められるもんなんですかね。あとで帯刀さんのとこに、法外な落籍代の請求が来るんじゃないかなあ、ということで、お琴の下心もちょっとわかったような…。世間知らずの帯刀さんは鼻の下をのばしているだけですけど。

 さてさて、そんな次第でいよいよ慶応2年1月となりまして、薩長同盟です。影の薄い顔をした長州の桂小五郎あらため木戸孝允が、危険を犯して上京してきて小松邸に入りました。
 が、薩長同盟は紛糾。同盟の提案を、どっちが先に言い出すかで根競べになり、キレた木戸が「もういい帰る!」とか言い出します。薩摩サイドでも、「同盟しようとちっとも言い出さないし、話が出来ない」と困惑気味。そこへ龍馬が割って入り、「弱い立場の長州に頭を下げさせたらイカンぜよ!」ということで、両者腹を割って話し合い、薩摩があえて「日本のために力をあわせましょう、よろしくお願いします!」と先に頭を下げることで長州の顔を立て、話がまとまりました。薩長同盟一丁あがりです。
 
 このことは、なぜか幕末の情報センター化している大奥の天璋院様のところにも伝わります。極秘のことがどうして伝わったかというと、上様を京から江戸につれもどしたくて、天璋院は勝のところに重野をさしむけ、相談させたんですね。が、御役御免になっている勝には上様をつれてくるなんて出来ないので、せっかく頼りにしてくれたのに悪いから、ということで、そっとこの情報を教えてくれたのです。いや~、あっと驚く日本史秘話だなあ(笑)。
 が、それを天璋院が知ったからといって、とくに歴史を動かすどうこうに利用できるわけじゃなく、「薩摩がなぜ長州と……わからぬ」と首を捻っているばかり。どっちかというと、長州出兵が円満解決して上様が帰ってくるほうが重要なのですね。
 天璋院は和宮のところを訪ね、心を強く持ちましょうねと励ましあおうとしますが、おたあさんの死で沈み込んでいる和宮は、上様とのツーショット写真を眺めて涙ぐむばかり。「上様を笑って送り出したような人と話したくありません」と、また貝の様に心を閉じてしまってました。

 薩長同盟が成ったものの、関係者には身の危険が迫ります。とくにフリーの身の龍馬に。
 ということで、これも史上名高い名場面、寺田屋騒動(*慶応寺田屋騒動)と、おりょう・龍馬の恋の裏階段、フロ場から裸で急を知らせて…という段になるのですが、今年のおりょうはハダカでもなく(残念でしたね)、フロにはいっていたことも、知らなきゃ分からない程度の演出でした。
 そして幕府の捕り方に、龍馬は自慢のピストルをパンパーンとぶっ放し、そして…。さあ龍馬の運命やいかに?

今週のなおくん
驚きましたね、急に英語を喋りだしたのには(笑)。万次郎さんも龍馬も、長州のふたりも、思いっきり引いていたように見えたのは気のせい? グラバーの「よくわかんないけど」という字幕のセリフがツボでした。英会話、浮気、薩長同盟と、人格が変わったような大活躍に、来週の展開がすごく不安になったのはわたしだけでしょうか。

今週のリトル上様
御錠口を出て行く、清い笑顔が眩しいの。寝室場面も美しかったですが、もしかしてこの二人、ずっとこんなふうに手を握るだけだったんと違うかなと、つい不埒な想像をしてしまいました。手を握るだけでは赤ちゃんはできないのよ…。もう遅いですけどね。悲しいなあ。

 次週、いよいよリトル上様のサヨナラ公演。予告編を見ただけで目頭が熱くなりますが、尚さんの浮気発覚で家庭内戦争、龍馬とおりょうの新婚旅行などのネタも盛りだくさんのようです。
 みなさん来週はハンカチの用意をお忘れなくね。ではっ!

オマケ…寺田屋・恋の裏階段


8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんはです (ikasama4)
2008-10-13 22:49:37
いつのまにやら長州征伐は第二次になっていて
驚いております今日この頃です(笑)

大奥では人の生き死による悲しみによって
年月が流れていますが

外の世界は時代そのものが動いていますからね。


第二次長州征討について
色々と調べてみるとどうも薩摩が言うように
幕府は対面を重んじて戦をしたみたいですね。

更にそこで水戸藩は紀州藩に仕返しみたいな
タチの悪い事をして内部で抗争してて
諸藩から信頼を失っているみたいだし。

この戦を仕掛けた時点で幕府は滅びる宿命だったのかもしれませんね。

それにしても
しっかり仕事は出来るようになったかと思いきや
女性問題では帯刀は昔のまんまです(苦笑)

とりあえず大奥では
かつて篤姫が幾島よりそういう事についての教本を見てたから

多分、上様もそういうのを見て学習してるとは
思うんですけどね(;・∀・)ゞ
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小母さんのつぶやき (hiro)
2008-10-14 00:02:59
びっくりしました。二人が寝巻のまま走りだしたのには、庭田典侍が何も言わなかったのは、気が動転したいたのでしょう。
最近はついアラ探しをしています。年のせいか。
まず写真、当時は硝子板写真と思われるのですが、ドラマは印画紙の写真の用に見えました。
上様は「そなたの笑顔を携えて行きたい。」と言っていましたが、宮様に渡したら携帯出来ません。まさか焼き増ししましたか。
うっかりしていましたが、この頃はすでに本丸は焼けて再建されぬまま、御一族は西の丸に暮していたはず。
それから、家茂生母の実成院、彼女は女酒豪だとか、滝山とも揉めてた様なので、登場していたら面白いと思います。
この時代ヒロインは難しいですね。以前の「跳ぶがごとく」と比べてしまいます。なんと高橋英樹が国父さま(久光)でした。樹木希林の幾島も忘れられません。
本当に薩摩と長州の密約を知っていたら「わからぬ」なんて言っていないで、直ぐ上様に使者を送るはずです。
あーあ、小母さんはうるさいです。
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温度差。 (庵主)
2008-10-14 10:17:59
ikasama4さん

>大奥では人の生き死による悲しみによって
年月が流れていますが
外の世界は時代そのものが動いていますからね。

ですね~、ホント。そのあたりが「温度差」ってものなんでしょうけど、いまいち時代が動いている感じがしないのは…(笑)。
まあ、安政の大獄のころとちがって、幕府首脳そのものが時代についていけてない感じになってますからね。

>幕府は対面を重んじて戦をしたみたいですね

まあ、それでも負けるとは思ってなかったのでしょう。
諸藩がぜんぜんついてこないとか、薩摩みたいに公然と「出兵拒否」なんて想像もしてなかったと思うし、よもや庶民軍に翻弄されるとは…。
家茂の死は小倉城とともに、江戸幕府の最期をつげたのかもしれませんよね。
15代の人はその残務処理ってことで(笑)。

例のこと(笑)
家茂はさすがに、教育をうけていたでしょうけど和宮はどうなんでしょうね。歴代の御台所がだれも妊娠できてないことを考えると、最初からその手のことは期待されてなくて、予備知識も施されてなかったかも…なんて、想像しすぎですかね。
一説には、長州征伐出陣に愛妾をともなっていった、なんて話もあるようですが(江戸城だと皇女に遠慮があるので)、そのあたりは裏付けも少なく、ちょっと真偽不明です。
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先代斉彬・篤姫 (庵主)
2008-10-14 10:18:58
hiroさん

>上様は「そなたの笑顔を携えて行きたい。」と言っていましたが、宮様に渡したら携帯出来ません。

そこ、わたしも突っ込んでいました(笑)。当時の写真って焼き増しできたの~、と。
和宮のお墓に副葬されていて、墓をあけた消えてしまった幻の写真は、「湿版写真」だったそうです。

上様の実の母…
前にもちょっと、ここで話題になりましたけど、登場したら収集がつかない感じですねえ(笑)。観行院さんでさえ、あまり暴れず(笑)、なんとなく癒し系キャラになって、肩透かしにおわってしまいましたし。メイコは漫画だし。
で、今回の大奥は妙に和気藹々として、トラブルらしいトラブルもなく進んでいる感じです。べつにドロドロを期待したわけじゃないですけどね(笑)。

高橋英樹の「斉彬に格上げ」は面白かったですね。最初の何回かは、まだ久光の印象が強くてピンとこなかったですが、すぐに以前の兄上・加山雄三を上書きしました(笑)。
ちなみに、篤姫は富司純子だったですよね…。天璋院になってからの風格はさすがでしたが、前半の姫姿にはさすがに、強烈な違和感がありましたっけ。
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こんばんは (りんりん)
2008-10-14 22:15:35
エピソードを詰め込み過ぎで、なんだか再現ドラマを見ているような感じがしました。

薩長同盟や池田屋事件をここまで簡単に仕上げるのもある意味凄いかも(^^ゞ
でも、毎週見ている友人はこれでも複雑で分かりづらいと言ってますが。

私も、ふたりが寝間着姿のまま観行院のもとへ駆け付けたのにはびっくりしました。
何か羽織ればいいのにとか、もう少しタイミングが遅かったらどうしたんだろうなぁ~とか(笑)
変なところばかり気になってしまいます(^^ゞ
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側室お琴 (SFurrow)
2008-10-15 09:11:50
男性にはああいうタイプがウケるんですかねぇ。どうも御家老というには、まだまだ軽すぎるなおクンに見えます。ああいった事を処理する秘書官的な存在くらい、家老ならいないのかしら。もし女密偵とかだったらどうすんだよ~(無責任にあおる西郷&大久保コンビも)
小松帯刀の側室に関しては、お近さんが「自分はかなり年上だし、後つぎを得るためには…」と自ら裁量して、正室公認の側室を送り込んだというのが、この時代なら一番自然で納得できる形だろうと、私くらいの年代は思うんですけど、そういうのは視聴率的には×なんでしょうねぇ、やっぱり。
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詰めすぎ・刈りすぎ (庵主)
2008-10-15 22:26:28
りんりんさん

>薩長同盟や池田屋事件をここまで簡単に仕上げるのもある意味凄いかも

池田屋事件にいたっては完全スルーでしたね(8.18政変もスルー 笑)。
たぶん、お友だちがわからないとおっしゃるのは、むしろ簡略化しすぎて史実の繋がりがわからなくなっているせいでは(笑)。

>もう少しタイミングが遅かったらどうしたんだろうなぁ~とか

いやあ、ホントどうしたでしょうね(笑)。失礼しますじゃすまないですよね。ある意味、上様と和宮の子作りを妨害しているのは京都方のような気がしますが。
寝巻きで駆けつけるのも驚きでしたけど、断りもなく夫婦の寝所に飛び込んでくるのもビックリですよね。
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幕末京都妻 (庵主)
2008-10-15 22:40:12
SFurrowさん

>男性にはああいうタイプがウケるんですかねぇ。

複雑微妙な男女の道のことを、唐突にイージーに展開させるには、女を「天然ちゃん」「不思議ちゃん」というキャラにするのが手っ取り早く、大河ドラマの常套手段なのかも…などとヒネクレたことを思ってしまいました(笑)。去年もそんなキャラの娘役が若干名いましたよね。

大久保さんには芸者おゆう、西郷さんにも「豚姫」とあだ名される巨体の遊女、木戸さんには幾松という、有名な京都妻がいるところから、京都で女を作るのは男の甲斐性だったり、女性がいたほうがいろいろカムフラージュの都合もよろしいという面もあったようですが…やっぱり、「浮気はダメ!」という、今日的な価値観が優先するんでしょうねえ。なんかつまんない。お琴さんが、京都で潜伏している長州藩士との連絡役とか、さりげなく活躍すれば幕末ドラマっぽいんですけど。
奥さんともめて、子供産んで、それだけじゃあ…。
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