湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

♡ ウドンを食べてからライブコンサートへ

2016年02月09日 23時54分48秒 | 瓶覗色の思い[歓喜悦慶]
二人で外食するのは何十年ぶり(?)だったでしょうか。
二人でコンサートに行くのは、
結婚する前も含め、初めてだったのではないでしょうか。

今夜はカヅちゃんとの何十年ぶりのデートとなりました。
(「お供した」というのが正しいかも)

  18:30開場19:00開演となっていましたので、
  夕食を街で食べることにし、17:35発の路線バスに乗りました。

会場となっている崇城大学ホール(熊本市民会館)の近辺は
食事ができる店が少ないので、
バスを降りて反対方向のサンロード新市街へ向かいました。
(桜町再開発に伴い交通センター地下街も無くなっています)

デートにしてはムードがありませんが
このウドン屋さんに入りました。


  「ふく泉」という店の名でしたが、
  私の記憶では、40年くらい前は
  この場所に「京屋」というウドン屋さんがあったはずです。


  ※夕方4時からというのは少し早目ですが、
    サラリーマンのための晩酌セットもありました。

私が食べたのは
店の表にあったメニューサンプルに1,050円と書かれていた
「かつ丼定食」ですが


レシート表記がこのようになっていたので、
"1,050円" というのは税込・税別どちらの金額でもありませんでした。
(消費税3%時代の税別金額?)

  税別・税込どちらの金額も暗算で出すことは困難です。
  筆算すると税別約1,001円、税込約1,080円となります。

  この店のレジスターは消費税3%時代のままのようです。

  このような価格表示は厳密にいえば法律に抵触し、
  消費税表示に関する財務省ガイドラインにも沿っていない
  ことになるのでしょうが、
  田舎の店で偶に見かけるこの長閑さは、
  そっとしておいてもいいような気がします。

炭水化物のセットだったので腹が膨れました。

昔あった「京屋」さんのウドンは丸くて白くで柔らかい熊本風(?)
だったはずですが、「ふく泉」さんのものは少し角ばってコシもあり
讃岐ウドンに近いものでした。
関西風の薄めのつゆを美味しくいただきました。


コンサート会場に15分前には着き、18列目の席に並んで座りました。

"うたかた" さんの声は68歳とは思えないくらい豊かで艶がありました。
(髪がそうだと声もそうなるのか?)
120分休憩なしの熱唱ライブでしたが
私は腹が満たされていたということもあり、
案の定(*)途中で何度かウトウトしてしまいました。
  まともに聴いていた曲は半分もなかったかもしれません。

  *: 私は劇場のようなところで長時間椅子に座ったままの状態でいると
     いつのまにか眠ってしまうということがよくあります。
     子供が小さい頃に一緒に行った映画館ではいつもそうでした。
       ドラエモンの声も子守歌になってくるのです。
     今夜もカヅちゃんから事前に
     「イビキをたてて眠ないように」と注意されてはいたのですが。


今夜の来場者の平均年齢は60代半ばといったところで、
女性の比率が80%くらいだったでしょうか。

生で聴く歌声は胸に響いてきます。
エンディングの「マイ・ウェイ」には感動しました。

ドイツ語(?)で歌われたアンコール曲(?)のショパン「別れの曲」(たぶん)も
素晴らしかったです。
"うたかた" さんのこの歌を初めて聴きましたが、
  この曲をアンコールに選ばれたのは
  「一期一会」という言葉を何度も使われた "うたかた" さんに、
  思うところがあってのことなのでしょうか?


コンサートにまた行くとすれば、
次はアリアを聴いてみたい気がします。
  Youtubeでは聴いたことがある「Ebben? Ne andrò lontana」や
   「Lascia Ch'io Pianga(私を泣かせてください)」などを ・・・ 
      そのときは、たぶん私を寝かせてくれないと思います。