湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

♡ 駅弁大会に参戦

2016年02月05日 10時39分50秒 | 瓶覗色の思い[歓喜悦慶]
昨日、熊本唯一のデパートである「鶴屋百貨店」で開催されている
第53回全国有名駅弁当とうまいもの大会」に行ってきました。

私が買って帰った駅弁が夕食の主役になりました。
  
 ※単身赴任をしていたこともある50代の頃になると、
   空弁は時々食べていましたが、駅弁を食べることはありませんでした。
   昔々、東京に住んでいた独身の若い頃は、
   実家のある熊本とブルートレインで行き来していましたので(*)、
   疎らな乗客の寝台車の中でユッタリと長椅子に座り、
   車窓の景色を見ながら駅弁を食べるのが好きでした。
   
   * : 当時、熊本駅から乗ることができるブルートレインは2本ありました。
      ・みずほ:熊本駅・長崎駅~東京駅 ← 鳥栖で連結します(分かれます)
      ・つばめ:西鹿児島~東京
      ブルトレを利用した理由は、
      実勢運賃が「飛行機>新幹線>寝台車」であったからと、
       (今は逆転して「寝台車>新幹線>飛行機」ですが)
      金属の塊が空に浮かぶ飛行機というものが怖かったからです。
      

平日にもかかわらず会場は想像していた以上に混雑しており、
お客さんが競って買い込んでいました。
 そして、「売り切れ」の札が目立っていました。
家族それぞれの注文(念のため第2希望まで)をきいていましたが、
残っているかを懸念しながら売り場を探しました。

人ごみの中を苦労して買って帰った駅弁です。


左上から時計回りに、一つ一つ中身を披露いたします。
(食べられない方に見せびらかすだけで恐縮ですが)

・かしわめし驛物語  ※JR九州 鹿児島本線 折尾駅

  ※これは90歳のお袋の第1希望品
  ※折尾駅の「かしわめし」は昔から大変有名ですが、
    私が知っているのはこのような幕の内風ではありませんでした。

・海鮮たらば蟹 かきめし  ※JR北海道 根室本線 厚岸駅

  ※これは会場で見て選んだ私用の駅弁です。
    フタを開けると牡蠣の香り漂い、"大変美味" でした。
  ※2男の駅弁を買い間違えた埋め合わせに、
    2男に半分あげましたが、
    『今まで食べた弁当の中で一番おいしい』と言ってました。
  ※私が20代の頃に一人旅で訪ねた厚岸の朝は、
    有名な濃い霧の中に眠っていました。
    幻想的な光景を今でも憶えています。

・飛騨牛にぎり  ※JR東海 高山本線 高山駅

  ※誰の注文でもなく、
    次の「飛騨牛しぐれ寿司」を買うために10分以上も並んだので、
    1個だけ買うのも何だからと、ついでに買ったものです。

・飛騨牛しぐれ寿司  ※同上

  ※これは3男の第1希望品です。
    実演販売されていましたが、
    有名駅弁とのことで沢山の人が並んでいました。
    3男は私に苦労させてくれます。

・後楽園のお弁当  ※JR西日本 山陽新幹線 他 岡山駅

  ※これはカヅちゃんの第2希望のもの。
   (第1希望の折尾駅「大名道中駕籠かしわ」は売り切れ)
  ※多くの駅弁が売り切れていた中で、この駅弁は沢山ありました。
    この駅弁の名誉のために書き添えます。
      一見ありふれた弁当に見えるので売れ残っていたのでしょうが、
      「マズイ」と言うことがマズないカヅちゃんの感想は
      『一品一品丁寧に作られていて美味しい!』ということでした。
       (あまりフォローになってないでしょうか?)


  駅弁を専門に取り上げたブログに
  ヨネスケ(**)さんの「駅弁!空弁!食べて答弁!!」というのがあります。
    本当に好きなんですね。
    全国数百の駅弁・空弁が紹介されています。

    ** : 「隣の晩ごはん」という番組で有名な(だった(?))落語家
        「桂米助」さんです。