家の伝統を大事にする

特に神や仏を
信仰していなくても、
墓参りとか
先祖供養を
欠かさない人がいる。
家内がそういう人であり、
私の方は
恥ずかしいことに
神の存在を信じているにもかかわらず、
あまり墓参りをしないのであるが、
家内は
ずっとこうした家のおまつりを
やっているのである。
結局
墓参りや先祖供養をする人は
潜在意識の底では
先祖から伝わる家の伝統というものを
信じているのである。

迎え火をやった

私の実では、素焼きの皿に
おがらを焚いて迎え火と送り火をやります。
今日お盆の初日に
夕飯後に
家内と二人で
迎え火をやりました。
うちでは、
焚いたおがらの上を三回またぐことも
父がやっていたので、
それも踏襲して
父他界後も続けています。
仏様が
お盆期間は
うちに滞在してくれることになっているので、
お盆のお飾りと共にある位牌の付近に
父もまた
滞在してくれるということです。
お盆の終りの日に
送り火を焚くまでは、
私の家では
父も祖母も
私たち夫婦と
一緒にいるのです。