文章は「いのち」を伝える媒介となる

ある人間がこの世から姿を消しても、
その人が音楽を残したり、
絵を残したりし、
それを人に伝えるとするならば、
もうその人間がいなくて、
言葉を聞くことがないにしても、
その人の心は
生きて伝わることになろう。
同様の働きをなすものに、
文章というものがある。
文章を通して
人はその人間の「いのち」を
伝えることができる。
その人の書く文章が
「いのち」をのせた深さを増せば増すほど、
文章自体が
価値あるものとなる。
音楽や絵と同様に
文章も「いのち」を伝える
貴重な媒介となる。

政治が変わるきざし

日本の政治が
動いてきた。
民主党が
分裂してきた。
また自民党公明党が
なにやら民主党のくずれを
待っているように見える。
石原慎太郎氏が、
平沼氏と組み、
保守の方向で
動いている。
中心にすわるのは、
慎太郎氏か？
橋下徹氏も、
チャンスをうかがっているだろう。
政界が
どのような方向に
向かうのか
まったくわからないにしても、
ここ何年も続いた
日本の停滞状況を
打破しようとする動きが
強くなることは
まちがいあるまい。
悪い動きとは
いえないだろう。