欧州米沢、秘湯の宿（５）

汗、びっしょりかきながら車にもどって宿の受付にいって料金を支払い「露天は外をまわっていくんですか？」と聞いたら「中から靴を持っていってください」

つり橋のそばに「露天風呂入り口」と書いてあったので「あれっ」と思いながら車から温泉道具をもって靴をもって黒光りのする廊下をいくと出口に。


やっぱりさっきの所でした。靴をはいて案内板にそっていくとごろごろした大きな石がそこここにあって、川が流れています。

そのすぐ横に乳白色の露天風呂がありました。脱衣所は男女別ですが混浴です。


受付で言われたんです「露天は混浴ですが」って。
でもせっかく来たんだから内風呂でもいいかなと思いながら、写真を撮りに露天へ。


ちょうど中年のご夫婦が帰られるところで他にお客さんはなし。


まだ朝早くて日帰り入浴のお客さんもいないみたいなので思い切って入浴しました。
デジカメは脱衣所に。
でもお湯がとても気持ちよくて「なんかもっと写真とりたいな～～」と思ってまたカメラもって露天へ。

数枚写してデジカメを岩の上に置いて入浴。またこの角度でもう一枚打つそーかなと思ってデジカメを置いたところを見ると
カメラがない！

「えっ！」

岩のすぐ横に露天からお湯が勢いよく川に向かって流れ出ています。

その中にカメラがお湯に流されまいと頑張っています。
「なんでーっ」と絶句しながらカメラを拾いましたが後の祭り。


うんともすんともいいません。
もうお風呂どころではありませんでした。