Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

船内の食卓

2018-11-27 | 日記

(二人の席で。ウエイターのガリ君と。)

船の食事は初め、「ご自由にどうぞ」と言って
いたのだが、適当な所に座るとあちこち無駄な席
が出るためかどうか、必ず案内が入る様になっ
た。

無駄なく座らせるために相席となる。

一度はご夫婦二組と我々と六人になった。

ゆっくり食べたいのに、相席、、、と思ったが、
まあ、一期一会、、、会話を楽しもう!と覚悟し
た。
たまたまその中のお一人のご主人がよく話す方で
お任せしておけば大丈夫!という感じでそれぞれ
が自己紹介をして、和気藹々と楽しめた。
我々の関係を興味深く聞いてくださった。


だが、最後のインフォーマルの晩餐では
三組のカップルと我々で八人になった。
この日はキャピトルトーキョーの加藤シェフが
スペシャルディナーをプロデュースされた。


八人の会話をまとめるのは大変だ。
隣のご主人に
「この場を取り仕切って下さい」とお願いすると
「私はシャイで、家でも喋らんのです」と言われ
てしまう。

夫婦はそれぞれ「美味しいね」とか「これは何だ
ろう?」などと頭を寄せ合ってささやいている。
皆と会話をしたくてたまらない、、、のだけど
社交的な?術を持たない、、、ようで。

私は両隣りのご夫婦とは親しく話せたが、目も合わせようと
しない対面のカップルとは話せなかった。

私の想像ではご夫婦ではないようだった。
会話が空々しく二人の間ではよく話していた。
彼らにとっては苦痛な食卓だっただろう。

色々な食卓がある。

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2 コメント

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Unknown (aine)
2018-11-27 22:20:18
yoshikoさんの笑顔がたまらなくお幸せそう~。
一卓に余り多い人数だと、お話が纏まりませんよね。
多くても6名位が良いかしら?
それに皆さんが一つの会話で楽しまないとね、話が割れてしまうとどうも。
元々友達でも無い人達と楽しく・・云々が無理が有るのでしょうかね。
でも明るい笑顔で安心しました。
ダンスも楽しまれた様で良かったです。
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Re:Unknown (yoshiko)
2018-11-28 09:41:21
aine 様
コメントありがとうございます。船に乗るのは自由ですから、厳しいことを言わなくてもいいのですが、社交場として最低限のマナーは守った方が自他共に楽しめると思います。
与えられた席によって一瞬にしてその日の食事の印象が変わります。初めから何も期待せずいつも二人を押し通せば又違ったでしょう。
でも今回、私は元気だったのでたくさんお友達が出来ました。
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