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16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

百人一首の講演会

2011-10-03 | お出かけ
 「尾崎左永子の語る百人一首の世界」と言う講演会が鎌倉生涯学習センターホールで開催された。
主催は鎌倉市にある百人一首の同好会、「をだまき会」だ。結成30年記念という。
サークルのメンバー、11人と出かける。

美しい、和服姿の講師、尾崎左永子氏が現れる。会場は満席である。


百人一首をまとめてどんな講義をされるのか興味深かった。

だが、午後のひととき・・・。睡魔が襲ってくる(学生時代の授業を思い出す。)

会場に集まったのは普段競技かるたをしている人が大部分であろう。普段は歌を味わってなんか
いられない。
一文字から始まる札は”む”す”め”ふ”さ”ほ”せ”の七枚だが”む”と言う音が聞こえたら
「村雨の~」なんて味わっていられない。反射的に「きりたち~」をとるのだから。

そういう世界にいる人達に向かってこれは恋の歌。待ち人が来ないのです・・など歌の説明を
されるのかと思ったが、全体の流れをを話されるので難しい。


百人一首は藤原定家が息子の嫁の父親に依頼され編纂したと言われ、後鳥羽天皇が隠岐に流されたことを
思いつつその心境を思って選首したそうだ。
「我が衣手~」「今ひとたびの~」「雪は降りつつ~」「会わんとぞ思う~」など同じような言葉が
沢山出てくるのは何か暗号が隠されているのではないかと数十冊の著書を著して研究しておられる
尾崎氏は言われる。


今後、そのご著書に触れるともっと百人一首の世界を楽しめるのだろうと思った。

「百首全部読みかえしてみると面白いですよ」
「”はあ~なるほど!”と思ってしまわないで”えっ?ほんと?”と思いながら古典を読むともっと
身近にその世界が感じられますよ」と話を結ばれた。


難しくて内容をつかめなかったのは私だけだったかもしれない。

睡魔との闘い一時間半のレポート?、以上・・・・。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
百人一首の講演会 (masa)
2011-10-03 09:34:10
素晴らしい講演会だったと伝わって来ます。
禎子さんが飽くなき探求をされて前進される物が伝わって来ますよ。

鎌倉生涯学習センターホール、会場とぴったりの講演会でしたね。満席の受講生・・・・羨ましいです。

禎子さんの溢れる教養はとどまり知らず。
前に向かって歩いていらっしゃる。
大いに刺激されて居ります。

レポート、有難うございます。

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コメントお礼 (yoshiko)
2011-10-03 16:09:57
masaさま
コメント感謝。古都鎌倉は百人一首にふさわしい場所でしたが、お昼御飯の終わった午後のひと時は眠いので困りました。聞き逃さないようにと頑張ったつもりですが他の方々がどんなふうに受け止められたか、今度サークルで伺うのを楽しみにしています。
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講演会は欠席でしたが (斉藤 勲)
2011-10-03 17:13:14
私は生憎、欠席でしたが、睡魔には慣れておりますので同感だったかも知れませんが、雰囲気は良く伝わりました。
 ありがとうございました。

 「リビング」末光さんからお借りしてざっと(さっと)読みましたが、著者の多芸・多能には感心しきりで、特に、ご主人様の介護には頭が下がりました。

 このところ「かるた」の方は欠席がちですが、お会いした折でもまた伺います。
        「鶴の会」斉藤(老人の方)

 
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コメントお礼 (yoshiko)
2011-10-03 23:20:46
斉藤さま
御丁寧にコメントをありがとうございました。百人一首は全く素人でお仲間に入れていただき足手まといで御迷惑をおかけしております。
いつも、朗々と歌をお詠読みくださる斉藤さまに感謝しております。講演会も初めてでしたので戸惑い、もし先輩が出席して下さっていたら後から教えていただけるのにと期待しておりましたのに・・。
今回、適当にまとめてしまいましたので他の10人の方の感想を伺いたいと次回のサークルを楽しみにしております。
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