Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

森のコーヒーの話

2014-09-16 | 日記
夜行の寝台車で東京駅に7時に着いた
A子さんは荷物をロッカーに預けると
新橋駅に向かった。

新橋駅からすぐの[森のコーヒー]で朝食を
取り友人に会うまでの時間を潰すためであった。
家を出る時にインターネットで調べてきたメモを
片手にやっと[森のコーヒー店]にたどり着く。

だが時間が早かった。

まだオープンまでに30分以上時間がある。
周りのお店はまだシャッターを下ろしていて
あいているところはない。

他に行くところがないから時間まで待とうと
お店のそばの路地をウロウロ歩いていたと言う。

すると何処かのお店の清掃をしていた女性が

「あんた、森のコーヒーへいくんでしょ?
あそこは美味しくないよ。あっちの⚪️⚪️コーヒーの方が美味しんだよ。
あっちへ行きなさい。」と言ってきたそうだ。

「そうですか、でもここに来るのが目的だったんで、、、、。」というと

「まあ、仕方ないね。あちらは11時開店だしね」




やっとお店が開いて中に入る。

何気無くコーナーの席にすわると
後ろにジョンレノンと小野ヨーコの写真が目についた。

店員に尋ねると
「そうです。お客様が今お座りの席に座られました。」と言われた。



森のコーヒーは「銀ぶら」の名前の発祥地で[銀ぶら]とは
銀座をぶらぶら歩くことと思っていたら銀座の[森のコーヒー]
でブラジルコーヒーを飲むことだと言う話は有名だ。

東京のデパートは垢抜けていてものがたくさんある、車が多い、
ビルが高い、歩いている人がみんな素敵、さすがに東京!と
彼女は驚いていたが、東京に着いて一時間もしないうちに
素晴らしい体験をしたのだった。

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2 コメント

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Unknown (fusako)
2014-09-16 23:55:31
何となく楽しいお話ですね。
教えてくれたおばさんとの会話が目に見える様です。
昔は何処にでも、そう言った気さくなお世話好きな
方が居た様な・・・・・。
お陰で楽しい日常になった気もします
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Unknown (yoshiko)
2014-09-17 02:52:53
fusako様
コメントありがとうございました。森のコーヒーいらっしゃいましたか?
私は何度も記事に取り上げているのですが
お取り寄せ程度です。
いつかいってみたいと思っていましたら
面白い話を聞いたのでつい書いてしまいました面白いおばさんね。
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