捨てなければならないと以前から思って
いたものがある。
10年以上頑張っていたダンスの競技会の
トロフィー達である。
20年くらい前まで1週間に8回練習して
いた。学校に勤め帰宅すると夕食を作り
気兼ねしながら夜の練習にスタジオに
出かけ、11:30迄練習し、12:00に帰宅し
翌朝は学校へ行った。
土日は競技会に飛び回っていた。
競技会場に行くと沢山のトロフィーが
並んでいる。
「誰がもらうのだろう?欲しいな〜」と
思っていた。
だんだん出場すれば時々トロフィーを
いただいた。
トロフィーを手にする喜びは経験しないと
わからないと思う。
だが、家では夫に遠慮してか、飾ったこと
がなかった。納戸の奥を占領していたので
出してみた。捨てるつもりで出したのだが
それぞれのトロフィーに刻まれている字を
見ると、こんな所へも行ったのだ、、、と
懐かしくなる。
リーダーも10年以上前に亡くなり
賞状も全部私が預かっている。
私にとって思い出のものたちも残された
子供達には全く無用の物とわかっているの
で、なんとかしなければならないと思って
いる。