【北京=佐伯聡士】尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖の日本領海内での中国漁船衝突事件で中国人船長の拘置延長が決まったことについて、中国外務省の馬朝旭報道局長は19日、日本側に船長の即時無条件釈放を要求する談話を発表。
その上で、「日本側が独断専行で過ちの上に過ちを重ねるなら、中国側は強烈な報復措置を講じ、その結果はすべて日本側が負うことになる」と警告した。
中国中央テレビによると、外務省は、具体的な報復措置として、日本との間で、閣僚級以上の省庁・地方政府間の交流のほか、8月に合意したばかりの航空路線増便のための協議などを中止したことを明らかにした。
外務省はまた、「責任は完全に日本側にある」と強く非難し、「日本側の行為は、すでに中日交流に深刻な損害をもたらした」と強調している。 (2010年9月19日21時19分 読売新聞)
19日付の中国紙、環球時報は琉球(沖縄県)は明治政府が19世紀末に清国から奪い取ったもので、日本政府は今も沖縄住民の独立要求を抑え込んでいるとの趣旨の署名入り論文を掲載した。 中国大陸に近い尖閣諸島(中国名・釣魚島)については中国領であることは明白で「日本には中国と話し合う資格もない」と結論付けている。
筆者は在日中国大使館勤務経験がある商務省の研究者、唐淳風氏。
論文ではかつての琉球王国住民の大部分は福建省、浙江省、台湾付近の出身で、言葉も制度も中国大陸と同じだったと断言。 (共同) (MSN産経)
日本に付けいる隙を、手ぐすね引いて待っていた中国。 ここ数年、小沢氏率いる民主党大訪中団など中国のご機嫌とりに血眼になっていた民主党が政権をとって、鳩山氏が沖縄普天間基地移設問題で日米同盟に罅を作った途端に、中国は即刻行動に出てきた。
中国紙(環球時報)は尖閣どころか沖縄まで日本の不法占領などと言い出しているとか。このような傲慢な中国の言動は予想されていたこと、バカな民主党はこれらを予想していなかったのだろうか、それともむしろ確信犯なのか。
政権交代して一年で、経済も外交も全てが尋常でない転げ落ち方である。それでも菅内閣支持率が今は(今だけだろうが)60%だとか・・。わが国はどうなってしまったのかと、この現状にこそ驚愕してしまう。