民主党代表選に向けた党内各グループの動きが活発になる中、鳩山前首相は5日、約50人が出席した鳩山グループ「政権公約を実現する会」(大畠章宏会長)の総会で、首相在任中に鳩山政権の目玉政策として打ち出した「東アジア共同体」構想について講演した。
代表選を契機に鳩山氏が「復権」を狙っているとの見方も出ている。同会は呼称を「鳩山友愛セミナー」に変更することを決め、鳩山氏が最高顧問に就任した。
出席者によると、鳩山氏は日中間の環境協力の重要性を訴えたほか、今月16~18日の日程で訪中し、温家宝首相との会談に臨む考えを明らかにした。
同会の中山義活幹事長は会合後、代表選の対応に関して記者団に「我々は2009年マニフェスト(衆院選政権公約)にこだわっている。鳩山氏が誰を応援するかは白紙だと思うが、条件はマニフェストだ」と強調した。鳩山代表当時に策定した政権公約への取り組みを代表候補の支持、不支持の判断材料とする考えを示したものだ。
また、19日に長野県軽井沢町で開く研修会に小沢一郎前幹事長や輿石東参院議員会長も招待していることも明らかにした。 関係者によると、同研修会には衆院当選1回の全議員にも参加を呼び掛けているという。輿石氏は5日の記者会見で、小沢氏が同研修会について「時間があれば行ってみたい」と語っていることを明らかにした。 (2010年8月5日22時28分 読売新聞)
鳩山氏、首相辞任したつい二か月前には次期衆院選にも出ないとか公言していたはずですが、そんな言葉はいつの間にかどこかに消えてしまったのか、”復権”をもくろんでいいるらしく、妙にご活躍らしい。あれだけの失政をして辞任したというのに、この人の頭の構造はどうなっているのだろう。実家のカネを湯水のごとく使って首相にまでなったものの、オロオロするだけで、世界中の物笑いの種。プラス嘘つき。その鳩山氏が(辞任二カ月後)グループの”最高顧問”だの、またもや訪中して温家宝首相と会談に臨むだのと、信じられない話。本当に民主党という政党はどうなっているのか、やることなすことが、まるで”底なし沼”。