Season 3 One Tree Hill
#46 「復讐の誓い」 Like You Like An Arsonist
炎に包まれるダンのオフィス。ダンはお酒を飲んで倒れ、そこに誰かが来て火を放ったのでした。あれは誰?
ネイサンの家の玄関にヘイリーが立っている。 その時、デブが「お父さんが・・」。 三人が駆け付けると、ダンのオフィスが燃えていた・・
ペイトンはルーカスに、エリーのことを話す。
ルーカスが取り返しの付かないことをやったとつぶやく。取り返しのつかないこと?・・あれは、火を放ったのはルーカスなの?・・・
?
三ヶ月後。駅で小さな花束を持ったルーカスとブルックが出会う。 -Season3は学校の夏休みが終わり、皆が三か月ぶりにこの街で再会するところから始まるんだね。
ルーカスはニュージーランドから帰ってきたカレンを迎えにきていた。ブルックは、なあんだ私を迎えにきたのじゃないのね、とがっかり。
ルーカスとブルック。 ブルックが帰る間際にルーカスは「お前と離れたくない」と気持ちを打ち明けてしまったのだった。 「ただいま、ルーカス」と言って抱き合って、二人は別れ際のキスを思い出す。ブルックは、
「向こうでずっと考えたんだけど、・・束縛しないで軽いノリで付き合わない?」と提案。 付き合うんだけれど、他のだれかとデートしてもOKの関係。 ルーカスはあっちを向いてしまう。複雑。 振り向いて「いいんじゃない、お前って天才」と答える。ブルックはルーカスに、「今、内心パニックっていたでしょ」とからかう。 それから「会いたかったよ、ルーカス」とブルック。
最近のルーカスはなんだか素直です。気持ちがすぐに顔に出てしまう。 隠すつもりがないのか隠しきれないのか。ブルックもなんだか素直。ルーカスを温かい目で見ている。落ち着いた雰囲気になって、なかなかいい感じの二人。 ルーカスは、最初の頃とずいぶん印象が変わったね。
ダンは無事だった。 せっせと息子夫婦の「婚姻無効申請書」を探している。でも火事の前後のことをはっきり覚えていないらしい。
ネイサンがハイフライヤーズのキャンプから、もうすぐ帰ってくる。
3か月前、ダンのオフィスが燃えた夜、 ヘイリーはネイサンを失えないと気がついて、ソロデビューの話を蹴ってトゥリーヒルに帰ってきた。でもネイサンは自分を置いて出て行ったヘイリーを許せなかった。 「・・離れても私の気持ちはずっとあなたのいるこの街にあったのよ」と彼女がネイサンに言っても、ネイサンには届かない。ネイサンはただ、「そうか、でも俺は行くよ、俺の気持ちは向こうに持っていく」と答えた。
ヘイリーは、ネイサンとの「二人の家」に帰ってくる。
壁のヘイリーの絵は、ピンクのペンキで塗りつぶされている。ネイサン、この家で一人荒れていたものね・・。ネイサンの怒りの跡。それを見て、彼女はキャンプに行く前のネイサンを思い出している。
彼がツアーを追いかけて会いにきたこと、ステージが終わるのを待っていてと言ったのに、待たずに帰ってしまったこと。ダンが婚姻無効届をヘイリーの所に持ってきたこと。ヘイリーがそれにサインしたこと。 ヘイリーが留守電に残したメッセージ。ネイサンはそれを聞かずに消してしまった。
ヘイリーは消えてしまったメッセージをもう一度、ネイサンに伝える。
「私が子供だったんだ、後悔してる。あなたにツアーに行くなら別れるって言われて、ただ反発しただけなの。つい意地張っちゃって。取り返しのつかないことをしたのはわかってる。ツアーには行きたかったよ、どのステージも最高だった。でも、これだけはわかって。どんな歓声もあなたには決して勝てなかった」 そしてネイサンは、そのままキャンプに行ってしまった。
キャンプ先でネイサンは「婚姻無効届」を取り出して、はじめて気がつく。ヘイリーはサインの代わりに”I love you"。
ペイトンは髪を切ったんだね。う~ん、前の金髪くるくるヘアの方がペイトンらしくて。ルーカスもそう言ってた。
3か月前、ペイトンの前に(母親だと名乗る)エリーが現れて、変なメールが来るようになった。彼女は怯えていて、ルーカスがそばにいてよかった。ルーカスはペイトンの部屋で、ブルックとの別れ際に「離れたくない」と口走ってしまったと話す。 「タイミング、最悪」とペイトンは笑った。 この二人、付き合ってうまくいかず別れてしまったけれど、今はペイトンはジェイクを愛していて、ルーカスはブルックを愛している。
「崖っぷちに立たないと俺たちこうやって話せないんだな」とルーカスが言う。この二人はほんとにいい友達になった。
ペイトンは、帰ってきたパパを待ちかねて、エリーのことを尋ねる。パパは、お前のママは死んだけど、お前を産んだ母親は生きていると答える。 要するにペイトンは養子だったということらしい。ペイトンはそれを聞いて大ショック。 「結局は全部嘘でしょ」。・・
無理もない。ペイトンはまだ高校生で、お母さんが亡くなって、お父さんはいつも仕事で留守、さみしくて仕方がないのに、実の両親じゃなかったなんて知ったら、つらいだろうな。
パパはペイトンに話した。「お前を引き取った時、ママはほとんど寝なかった。お前が咳でもしようものなら、すぐに飛び起きて抱っこしてたんだ。・・・この子は私が守るのって言ってた。何があってもママがついてるって思ってほしいって。・・・・ママが死んでお前を余計に悲しませたくなかった。それに自信をなくしていたんだ。お前を、悲しみから救ってやれなかったから、・・・・・ママのことは許してやってくれ。ママはお前に嘘をついたことはない。心の底からお前を愛していたんだ。産みの母親が現れたって、ママがお前のママであることには変わりがない。そうだろ、許してやってくれ」
ネイサンとヘイリーの家は、ブルックが借りて住むことなったらしい。 マウスが引っ越しを手伝いに来る。 マウスはブルックにルーカスのことを尋ねる。ブルックが男の子との付き合いに臆病になっていることをマウスは理解している。マウスが言う。「僕はエリカと付き合っていた時、無敵に思えた。戻れるものなら戻りたい」 無敵かあ・・なかなかいい言葉。マウスはエリカと付き合っていたのだけれど、エリカがもてて、振られてしまっったらしい。
ペイトンは、ネイサンを置いて出ていたのに、また戻ってきたヘイリーのことが気に入らないようだ。
ブルックがペイトンに「気に入らないのはヘイリーじゃなくて、例の”産みの母親”なんじゃない?」と言う。・・うわっ、するどいね、ブルックは。
ブルックはヘイリーを責めるんじゃなく、力になってあげようとペイトンに言う。 ブルック!あなたは、なあんて大人になったの・・ それからブルックはヘイリーに一緒に住もうという。ブルックとヘイリーがルームシェア。いいね。そうなる気がしたけれど。
ルーカスが町のコートでバスケをしていると、突然、心臓がおかしくなる。たしかダンの病気は遺伝するといっていた。・・ルーカスに症状がでてきたのだろうか・・・ 後ろでヘイリーがルーカスを呼ぶ。 「お前こっち、もどったの?」苦しい顔を隠しながら、ルーカスが答える。
「ただいま」と言うヘイリーに「よかった」と抱きつくルーカス。キースのことやダンのこと、友達のことに自分の病気のこと、ほんとうは悩みで一杯のルーカス。ルーカスはヘイリーを抱きしめて、嬉しさで泣きそうな顔。この二人は兄妹のような、でも兄妹以上の関係。 あぁ、この二人の関係が一番羨ましい気がする。
カレンが、カレンズカフェに帰ってくる。デブがこの店を守っていた。キースからはまったく連絡がない。そこにヘイリーが来て、この店で前のように雇ってくれないかって。ヘイリーはカレンズカフェのピアノを見て、初めてここでネイサンのために歌を歌ったことを思い出す。ヘイリーはネイサンが電話に出ないから、手紙を書いてるらしい。
キャンプに行く前の夜、もう私を愛してない?と聞いたヘイリー。 ネイサンはヘイリーに、「愛しているに決まっているだろ、ずっと愛している。ただ信じられないんだ」と言っていた。
デブはダンに離婚届を渡す。 ・・「いいだろう、離婚しよう」と言い切ったダン。突然声色が変わって、恐っ!
ダンは教会に行って懺悔室に入った。 「私は教会に通うような人間じゃあありませんから・・・・でも人は罪を犯す生き物だ。・・・・私はどうしても過ちを犯してしまうんです。そして犯した罪をを悔やんで夜も眠れない…苦しくて。」
「ではその罪の許しを請いに?」
「ええ、そうなりますね、教えてください。これから犯す罪でも許しを請えるものでしょうか。・・・私は三か月前、何者かに殺されかけたんです。薬を盛られ放火された。忘れたふりをしています。本当はずっと思い出そうとしているんです。じきに誰がやったか思い出してみせます。その時、私はきっと恐ろしい罪を犯すでしょう。」 この人はもとの性格が恐いのに、そこに恨みが加わって、ダンの周辺だけ、サスペンスドラマの雰囲気が漂っていて、めちゃめちゃ恐いよ。
火の中で倒れたダンが持っていた ”For everything you've done(これまでのお礼です)” と書かれていたメモ。 なぜ今、ルーカスが持っているのだろう・・
-ペイトン- 今現在 この地球には
64,708,18,671人の人間が住んでいる
なかには おびえて逃げる者もいる
そして家に帰る者も
嘘でやり過ごす者がいて
ひたすら真実に向き合う者がいる
善良な人たちに戦いを挑む者
そして 悪に立ち向かおうとする者
この地球には60億あまりの人間がいて
60億あまりの魂がある
でも時に必要なのは
特別な一人だ
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