海岸にて

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「マスコミ」

2009-09-01 | マスコミ

衆院選自民党大敗北に、ショックで脱力していましたが、少し落ち着いて考えてみれば、これはすでに予想されたことではなかったのか、と思います。 2年前の参院選で、安倍内閣はマスコミに集中攻撃され、袋叩きにされた後、完敗したのでした。 その異常な雰囲気を今も少し覚えています。マスコミは福田政権の一年、不思議なほど大人しくしていましたが(この時期、たしか、連立の話が出ていた) しかし、麻生内閣発足後、彼らは再び、首相の言動を集中攻撃しはじめました。

おそらく、マスコミは、麻生内閣を”早めに終了させたかった”のだろうと思います。 何故マスコミがそんなことをしなければならないのか、その理由がはっきりわからなかったのですが、先日の毎日新聞の記事(こちら)を読んで、理由がわかった気がします。 マスコミは、自民党のメディア政策に不満があったこと、そして民主政権にマスコミに対する公的支援を期待しているらしいことです。

 

選挙の直接的な敗因は自民党自身にあると思うものの、しかし、麻生内閣発足以来、マスコミが、漢字がどうのとつまらぬことを取り上げて首相を執拗に叩いたことは、国民の首相への「信頼」を、あらかじめ大きく傷つけたことは確かです。 選挙の結果をマスコミはさぞ満足して眺めたことでしょう。 このマスコミ業界あげての一連の言動は、姑息で異常としかいいようがありません。 恐ろしいことに、今後も、政治家や政党ががいくら頑張っても、マスコミの意に添わなければ、いつでも”袋叩き”にされる事は、起こり得ると思うのです。  

 

  

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