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安全保障で社民に大幅譲歩〈民主党〉

2009-09-10 | 民主党

安保で社民に大幅譲歩 揺さぶられる民主の「現実路線」 (1/3ページ) 2009.9.9 20:57

民主党が9日、社民、国民新両党と結んだ政策合意は、日米地位協定見直しや在日米軍基地問題で社民党の主張に大幅に譲歩する中身となった。衆院選で民主党が示してきた「外交・安保の現実化路線」が揺さぶられ、修正を余儀なくされたものだ。16日にも首相に就任する民主党の鳩山由紀夫代表は、就任直後の今月下旬の日米首脳会談で、難しい対応を迫られるのは必至だ。民主党が連立協議でみせた社・国両党への配慮は、民主党が掲げる政策決定の内閣への一元化など今後の政権運営にも影を落としそうだ。

 9日夕、3党党首会談の舞台となった国会3階の常任委員長室。鳩山氏は記者会見で安堵(あんど)感を漂わせながら、「国民のために働く連立政権の合意ができたことを喜ばしく思う」と述べた、その後、幸(みゆき)夫人を伴って東京・お台場へ映画鑑賞に向かった。

 だが、同じころ、社民党の福島瑞穂党首は党本部で記者会見し、「沖縄の点についてきちんと盛り込まれたことはよかった」と満面の笑みで語った。

 社民党は、衆院選マニフェスト(政権公約)に、日米地位協定の全面改正や在日米軍基地の縮小・撤去を掲げていた。同党にとって合意文書への両問題の盛り込みは譲れない一線で、鳩山“新首相”の訪米前に交渉の手足を縛りたくない民主党と、最後まで激しい綱引きを演じた。

 8日夜には福島氏が鳩山氏に直接電話し「沖縄の基地問題は譲れないので絶対入れてほしい」と主張。連立政権の樹立を急ぐ鳩山氏は、「分かりました。岡田(克也幹事長)さんに言っておきます」と受け入れざるを得なかった。

 出席者によると、8日の連立協議で民主党は、米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)に一部抜粋されて掲載された論文で、鳩山氏が“反米的”と受け止められていることを気にしていたという。鳩山氏は対米政策について「オバマ大統領との信頼関係を築く中で解決していきたい」としており、同党幹部は、連立政権協議では「個別テーマで踏み込んだ合意は避けてほしい」と鳩山氏の指示が出ていたと指摘する。

 ただ、民主党はこれまで発表した政策で、沖縄の普天間飛行場の県外移転や日米地位協定の改定を打ち出しており、3党合意の文言は、一応はその枠内に収まる。3党合意によって選挙期間中は控えてきた同党の本来の主張を、より鮮明に打ち出す必要に迫られただけともいえなくない。 (続きあり) (MSN産経)

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

民主党が、社民党の要求である「日米地位協定の全面改正や在日米軍基地の縮小・撤去を飲むに大幅に譲歩する(合意文書に盛り込む)そうです。 (衆参)わずか12人の社民党に、国の安全保障のカギを渡すかのような譲歩。さすがに鳩山氏です。

 

  

中国、20年連続の軍拡 IT化部隊で作戦能力向上2008.3.4 18:03 (一部抜粋) 【北京=野口東秀】2008年の中国の国防予算が前年実績比17・6%増の4177億6900万元(約6兆600億円)になることが明らかになった。中国の国防費は1989年以来、20年連続で2ケタの伸びとなり、ハイペースの軍備増強に国際社会の警戒感が広がるのは必至だ。(MSN産経)

 

 

米中関係は、中国経済の発展により”中国と共通の利益を求める姿勢”に変化し、アメリカは米中関係を「今世紀の世界で最も重要な2国間関係」と呼ぶなど、中国最重視のアジア政策を表明」するようになりました。アメリカで中国の影響力は増大する一方です。軍備増強を図る中国を懸念しながらも、中国とのいざこざを決して望まないほどに。  

相対的にアメリカでの日本の存在は希薄になる一方です。 安全保障を日米同盟に依存している日本にとって、現在「日米関係」はたいへん重要な時期にあります。

この時期に、「日米地位協定の全面改正や在日米軍基地の縮小・撤去を引っさげて、民主、鳩山氏は日米首脳会談の臨むのですか?  一体これを誰が歓迎し、そして困るのは誰ですか? 日本の安全保障はどうなるのですか。

 

 

その後、幸(みゆき)夫人を伴って東京・お台場へ映画鑑賞に向かった ・・・

 

 

 

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