わたしたちの洋書の森

「洋書の森」のとっておきの話をご紹介

7月の洋書の森から

2015年07月06日 14時14分36秒 | 魔女のメリー

神楽坂は雨がしとしと降っていました。どこからか花の匂いが香ってきます。

通りの両側には、神楽坂まつりの提灯がゆれています。(今年は7月22日(水)から7月25日(土)まで、ほおづき市や阿波おどり大会も開催されるそうです)梅雨が明ければ、夏はもうすぐです。

雨のなか、はじめてサロンを訪れてくださった方が4名いらっしゃいました。

映像翻訳について、リサーチについて、絵本翻訳についてなど、さまざまな話題が飛び出します。作成していただいたレジュメを閲覧して、みなで意見を交わすこともできました。なかでも印象的だったのが、それぞれの分野の「くせ」のようなものがあるという話です。たとえば、一字一句精密に翻訳しなくてはならない。映像翻訳のように、制限された字数でエッセンスを相手に伝える。同じ翻訳とはいえ、方向性がずいぶん異なります。それに慣れきってしまうと、ほかの分野の翻訳に取り組むときにとまどいを感じることがあるそう。こうして「生」の声を聞くことによって、気づかされることがたくさんあります。

8月は書架整理&おしゃべりサロンはお休みせていただきます。次回の書架整理は、9月2日(水)の予定。8月29日(土)には田口俊樹先生のセミナーがあるので、そちらでお会いしましょう。

また、Facebookには第16回翻訳者のためのウィークエンドスキルアップ講座宮脇教室4限目「一人称小説はこう訳せ!」――必要なのは、素顔を見せない“演技力”のレポートをアップしました。ぜひごらんになってください。

Facebook 「わたしたちの洋書の森」  https://goo.gl/WxXscW


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