障害年金社労士 吉野千賀 ブログ

障害年金など社労士の仕事を通して感じたこと、知って為になること、面白いことをよしの社労士事務所の代表吉野千賀が綴ります!

障害年金~高次脳機能障害4

2013-01-15 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

2013年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

先週(1月9日)第三回目の障害年金の認定(高次脳機能障害)に関する専門家会合が行われました。

議題は「失語障害」がある場合、併合認定にするべきか・総合認定にするべきかに絞られました。

結果的には、受給する方のメリットが多い「併合認定」することと決定されました。

高次脳機能障害における「失語の障害」は、失行、失認、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの多様な症状の一部として出現するため、コミュニケーションの障害と位置づけられます。

しかしながら、現在の言語の障害の認定基準ではコミュニケーションの障害については触れられておらず、

2級の認定基準は「4種の語音のうち2種の発音が不明瞭なため日常会話が家族は理解できるが他人は理解できない程度」とされており、言語の障害の認定基準および診断書(様式第120号の2)の見直しが必要です。

さて、高次脳機能障害の認定基準の変更は、2013年6月頃に施行される段取りになっています。

この時期に高次脳機能障害の「認定事例」も出されるのですが、

「言語の障害」がある場合の「言語機能の障害の診断書」も認定事例に含めていただけると、認定基準に明記されていない中、コミュニケーションの障害をどのように言語の障害の診断書に書けばいいのかの指標になり、医師へ診断書の記載を依頼する時に参考になります。

平成25年度以降も認定基準の改正の予定

聴覚障害、代謝疾患、肝疾患、平衡機能障害等の認定基準が改正予定です。

専門家会合では得る情報も多いため、今後も傍聴してご報告いたします!

北海道へ帰省していました

年明けからしばらくの間、北海道へ帰省していました。

最高気温がマイナス5℃~10℃と今年は一層の寒さでした。

実家近くに野幌森林公園があり、開拓当初の原生林が保存されています。

原生林保存のため、犬の立ち入りは制限されている区域です。

寒かったけれど、天気は良かったので原生林に入ってみました。



野幌森林公園の原生林

歩いているとそんなに寒くなかったですよ~。

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障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
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