行ってきましたーーーはっきりいって、星組メンバーのぐだぐだだけどお客様命の演技にひたすら拍手で、遠い台湾の映像を見ているのに身体が熱くなりました。
まず中継された台湾の劇場が、奥行きはありそうで上も高いけどもしかしたら結構狭いんじゃないかな?と思いました。4階席まであってオペラハウスみたいな気がします。始まる前に多数のジェンヌが入ってきたようで会場が騒然となり、前に坐っている人達がぱちぱちと携帯で写真を撮り始め・・・で、なかなか席につかない。おおらかというか。
それに「紅」と書いた大きなうちわもみえて・・ジャニーズじゃないんだからと思わず。
芝居の方ですが4回目にしてやっとストーリーがわかったよって感じです。マイクの音が大きかったので何でもよく聞こえたおかげですね。
で、とにかく紅が出てくるたびに笑いが起きる。そうだった・・・リン・セツアってそういう役だよねー自分じゃ何もしないで高みの見物して終わったら出てくる感じだもの。でもなんで日本では笑いが起きなかったんだろう。
やっぱり台湾の人達はリアルで人形劇を見ているからなのか?ノリがいいというか、受けるところはちゃんと受けて笑ってくれて・・・という感じがしました。人形劇を見てない日本人が初見では話がわからないし、笑うも何もないものね。
実際、あちらの人達は人形とすっかり同じ等身大の人間がまさにその通りに動いているのってどう目に映ったんでしょうね。ぜひぜひ感想を聞きたいなと思います。
凄かったのは「キラールージュ」のほうで。これってショーだよね?コンサートじゃないよね?なのに最初から客席はノリノリ拍手でヒューヒュー言ってるし。あまりに客席が熱いから当然出演者も力一杯キザるキザる、声を張り上げる、振りを大きくする。つまり最初からグダグダだったんです。
やっぱりコアなヅカファンで「お歌が上手じゃないと」「足の上げ方が」とかいう見方をしている人からすれば台湾公演の星組なんて言語道断だったんじゃないか?と。千秋楽のせいか、みんな疲れていたようで、でもそれを見せまいと笑顔笑顔のオンパレード。少しくらい歌が下手でもまあいいっかのノリです。
日本の劇場だとみな冷静だし、技術的な点が厳しくなるし色々話が聞こえてくるけど台湾では楽しければいいという単純なノリがとっても彼女達に嬉しかったんじゃないでしょうかね?
ショーの構成はてんこ盛りだし、息をつく暇もない程のスピード感なんですけど、とにかく礼真琴が歌って踊れば大拍手!って感じでした。あっちではもしかして一番人気?
そうはいっても紅ゆずるの客の引っ張り方はすごいです。決して飽きさせず観客の目をくぎ付けにするんですものね。ある意味、紅のダンスの下手さとか歌の下手さがあるから礼が引き立つわけですし。
個人的には礼の横に七海ひろきと天寿光希ががっちり脇をおさえている3人並びが好きです。それに常に冷静沈着なひろきのお兄様にほっとしましたよ。綺咲愛里は多分台湾でも人気の娘役になるのでは?なんせ美貌がすごいもの。
すっかり星組の女王様になっちゃって。綺麗な娘役って見てるだけで嬉しいです。しかもどんな衣装も似合っちゃってトップとやたらラブラブで、まるで妖精のようですものね。
驚いたのはロケットの時も盛り上がっていたことです。日本じゃあまりそういうの、ないしね。新鮮でした。
紅子は日本語と英語と中国語のちゃんぽんで字幕が追い付かなくて出ないけど平気でがんがん場を仕切っていく。言葉がわからないけど何だか面白いといったノリです。
フィナーレまで一気に駆け抜けたような感じでみているこちらが汗だく。
楽しかったです。本当の千秋楽まで頑張ってほしいと思います。
笑っちゃったのは終演後の挨拶で、感極まった紅が泣いて、それでもしっかり挨拶しなくちゃと喋りだしたんですけど、そのイントネーションがどういうわけか東北弁のようになまってて。本人は夢中でわからないだろうなあと。
台湾公演も5年間で3回だそうです。
そういえば宙組発足の時は香港へ行き、中国にも2回行き、韓国にも行きましたっけね。でも気が付けば政治状況を鑑み、今後、中国や香港や韓国公演というのは難しいと思います。
台湾だけが唯一、日本文化をちゃんと受け入れてくれる場所、いや、国なんだと思います。紅が泣いたのは客席の温かさと言ってしまえばそれだけなんだけど、日本人として常にアジア諸国から「謝罪しろ」「歴史問題」とせっかくこっちが友好的になっても、その場限りの歓迎でしかなく裏では悪口を言われている悲しさが、台湾の地にはないということだったんじゃないでしょうか。
大声で「日本が好き」「日本文化が好き」「宝塚が好き」と言っても叱られない、粛清されない国、それがきっと台湾なんでしょう。
でもこれからはわかりません。政権が変われば思想も変わりますから。末永く台湾と日本の友情が続くようにと祈らずにはいられませんでした。
お芝居は・・まあ色々突っ込み処満載だけど
七海さんがカッコよかった!
主要人物の細かい表情までアップで見て取れた!
・・で良しとしましょう。
ショー 私的には「秀樹の歌」も
「ハルコ御姉様とのタンゴ」も無かったにも関わらず
青年館で観た時より 東京宝塚劇場で観た時より感激しました。
それは客席の熱気!星組生の熱気!・・に尽きますね。きっと!
紅さんが泣いた訳?らしきモノをネットでキャッチしました。
私のブログに書き込みましたので
良かったら御覧下さいまし!
そんなにけなすなら、なんで星組を見に行くのかな?って。そこまで紅さんの欠点を指摘するなら、見に行かなければいいのにって。
宝塚ファンはそれぞれに贔屓の方がいらっしゃって、好みもあって、生徒さんそれぞれ、長所、短所はあるわけで…それでも、生徒さんのいろんな個性があるから、好き嫌いはあって当然だけど、自分の贔屓のことを、それも欠点ばかり指摘することばかり書かれたら、ファンの人はどう思うのかなって。もう少し配慮のある書き方もあるのでは?ふぶき様がご贔屓だった麻路さきさんも歌は紅さん以上に死ぬほど下手でしたが、贔屓の麻路さきさんの欠点を書かれたら、ふぶき様も気分は良くないでしょ?歌以外にも魅力があるから、ファンの方がいらっしゃったと思いますし、紅さんも他の生徒さんたちも同じです。欠点はあるけど、魅力が他にたくさんあるから、舞台で輝いていられるのです。台北の楽もグダグダとは全く思いませんでした。疲れていても、全力で素晴らしい舞台を見せようとしてくださる気持ちが伝わってきましたので、とても感激しました。
申し訳ありませんが、麻路さきさんや立樹遥さんがお好きなふぶき様が、上から目線で紅さんの批判をするのは説得力に欠けますよ。
そんなこと言い出したらきりがないですし、批判合戦するつもりはありません。
最初で最後のコメントです。
下手な文章で申し訳ありません。
実は私も梅芸で観た時はお話がよくわからず寝ちゃったのですが、台北では凄くわかりやすく、同行者は初見でしたが、面白かったと喜んでました。何が違ったのか?観る側?
お芝居でカイちゃんにいいところをもってかれた琴ちゃんも人気があるようで嬉しかったです!。
私が観た時、みつるくんが近くの席だったのですが、みっきーが歌う度に何故だかドキドキしちゃいました。
コメントで紅さんの悪口の事を書かれてましたが、私はいつもふぶきさんの紅さんへの深い愛情を感じてましたので、捉え方によって人それぞれなんだとびっくりしました。
宝塚でたまきち不人気、琴ちゃんのスタイル難と同様、紅さんのハッタリ芸(失礼ですね)は日常会話ですが文字にするといろいろ難しいですね。
台湾から熱望されて実現しただけあって、紅さんへの愛情は凄かったですね。
劇場ロビーには紅さんのバルーン人形や紅さんへのお花が台湾ファンよりと飾られていて
千秋楽では台湾ファン有志の方々が赤いライトを用意して、もし良かったら紅さんソロの黒燕尾のシーンでふって下さいと。
ソロのシーンは地鳴りかと思えるほどの歓声と拍手で、劇場が揺れました。
劇場サイドのお話しだと、こんなのは初めてだそうです。
紅さんもさぞかし嬉しかったと思います。
台湾公演大、大成功で幕を降ろしました。
高雄は演劇には乏しい土地らしく、宝塚がどこまで受け入れれるか未知数ですが、高雄側からの要望での公演らしいので、是非とも宝塚ファンを増やして欲しいですね。