序列というのはそういうものです。
サセックス公爵家の第一子。メーガン妃が5月6日にご出産。
異例の「自宅出産」「夫が付きそう」「マスコミに必要以上に顔を見せない」「名前が変わってる」
とまあ、異例尽くしだけど、それは多分ヘンリー王子が実質的に王位継承権から遠いせいなんでしょうね。何やっても許されるのは。
さて、この赤ちゃんの名前はアーチー・ハリソン・マウントバッテン・ウインザーとおっしゃいます。
ウイリアム王子の息子、ジョージもルイも「オブ ケンブリッジ」でロイヤル ハイネスの称号を持っていますが、この赤ちゃんはそれを持ちませんので、「マスター・アーチ―・マウントバッテン・ウインザー」と呼ばれるのです。
通常、公爵家の長男は子爵の称号が付くのですがそれもないということで、将来的には貴族の息子だけど平民ですという感じでしょうか?
それはやっぱり女王から見て「曾孫」だからということもあるでしょうね。でも一番おいしい立場かも。将来的に貴族の称号がなくても貴族の息子には違いないし、財産だって受け継ぐ。でも何をやるのも自由。チャーチルみたいなものですね。
90を過ぎてからの曾孫は可愛いでしょうね。女王陛下もエジンバラ公も幸せそうです。色白の従兄たちの中で一人だけ浮きそうな気配はありますけど。
「アーチー」と聞いて「キャンデ。キャンディ」のアーチボルトを思い出した私はかなり古いです 眼鏡の男の子でしたね。でも今はアーチボルトの略称ですらなく、「アーチー」という名前が存在するんだそうです。ハリソン・・・ってハリソン・フォードのハリソン?
この一家団欒の美しい光景を日本の皇室では30年以上見ることはなかった・・・・
そして今や孫が危ない目にあっても知らん顔の鬼ような祖父母が「上皇・上皇后」になっております。
とにかく子供の顔をマスコミに見せない。メーガン妃は「気性が優しい子」とべた褒めだけど生後数日で気性が優しいかどうかなんてわかりませんよね。ここらへん、ちょっと雅子さんに似ているかもしれません。
色白の従姉の一人、シャーロット王女4歳。気が強そうというか女王様然としてます。
色白の従兄の一人ルイ王子1歳
基本、イギリス王室の「名字」はウインザーですけど、今は「マウントバッテン・ウインザー」です。
「マウントバッテン」はエジンバラ公の母方の姓で元々はドイツ語読みで「バッテンバーグ」と呼ばれていました。どうして母方の姓を名乗っていたかというと、エジンバラ公はギリシャの王子ではあったけど王室が滅んでしまったからなんですね。イギリスに来て面倒をみてくれたのが叔父さんのマウントバッテン公爵だったので彼も「フィリップ・マウントバッテン」と名乗ることにしたのです。
でもエリザベス女王と結婚した当時、ドイツはイギリスからとても嫌われていてその姓を持つエジンバラ公も嫌われていたんですね。
それでヴィクトリア女王の旦那さんに与えられた「ロイヤルコンソート(共同統治者)という称号が与えられず(エジンバラ公はアルバート公の子孫でもあるのに)ただの「エジンバラ公」になり、マウントバッテンも使えず。
1960年になってやっと、「女王夫妻の子孫のみマウントバッテン・ウインザーを許す」ということになったのです。
今や長子相続の鏡のような英王室ですが、そんなのほんのちょっと前の話です。っていうか、そもそもイギリスは女系・男系入り混じっていますからね。それでもウインザー・マウントバッテンにならないのがエジンバラ公としては許せないんでしょうね。
王でも女王でもいい・・というのはイギリスに限らずヨーロッパの王室が様々な血が入っているからです。ドイツやロシアやフランスに・・と。血筋というより領土を統治する人としての王が必要だったから、血筋や性別より能力がある人がふさわしいのでしょう。
ケンブリッジ公爵家もサセックス公爵家もその辺をちゃんとわかって行動しないと、王室なんてあっという間に滅んでしまいます。
すでに滅んでしまったハプスブルク家もマリア・テレジア時代から女系になりました。だから「ハプスブルク・ロートリンゲン家」なのです。
女性王太子といえばスウェーデンのヴィクトリア王女です。彼女の敬称は「エステルイェートランド公爵夫人」です。エステルイェートランド公爵は王太子に継承される称号のようんで、夫のダニエル殿下に与えられたのがこれ。でも実際にヴィクトリア王女が即位したら、ダニエル殿下の称号は未定なんですって。
ベルギーのエリザベート王女は「ブラバント女公」という称号をお持ちです。でも将来、結婚したら配偶者の身分はどうなるのか・・前代未聞のことですよね。
愛子内親王と同い年のエリザベート王女は早いうちから公務をしています。
オランダはかなりあっさりシンプル。元々王族ではなかったオラニエ・ナッサウ家だから?
愛子内親王と仲良く遊んでいた(?)アマリア王女は単に「王太子」であり、称号はオランダ王女ORオラニエ・ナッサウ公女です。だから祖母のベアトリクス女王も退位すればただのプリンセスなわけ。
アマリア王女16歳。
令和3年に愛子皇太子誕生・・・?と言われている愛子内親王17歳。
袖無し、白いワンピース、(靴もヒールだった様な…)
妙に、雅子様の思想と似ていそうです。
お疲れなのに記事を書いてくださって、ありがとうございます。
王子様ではなかったのですね。てっきり王子様と思ってました。
序列がしっかりしていることに感銘を受けました。
日本もイギリスを見習って、女性でも天皇にと言う人もいますが
イギリスの王室の歴史を知れば、そんなに簡単な事ではないのですね。
男系男子が存在するのに、女性を天皇にしたい云うのは、とんでもないことです。
ふぶき様のブログでは、皇室や王室の知らないことを教えて頂けるので
有難く、お邪魔して読ませて頂いています。
いつも、ありがとうございます。
そうですよねー。女系天皇、女性宮家を論ずる前にまずは外国の王・王位と日本の天皇・皇統の違いはしっかりと理解しなくちゃねー。
皇統について、すぐに「外国ではこうなっているのに日本が、そうじゃないのはおかしい!」って始めるひとがいて、やんなっちゃう。
メーガンが赤ちゃんの顔を見せたがらないのは、やっぱり色黒だからじゃないのー?
イギリス王室へアメリカのアフリカン系が入ったということについて、女王様の顔を立たり、時代を読んで、表面上は何も言わないけれど、内心一言ある人はイギリス国民の中に結構いると思うー。
ルイ皇子の笑顔が何とも可愛いですー。
オランダのあの愛嬌たっぶりで可愛かったアマリア王女がいつの間にかこんなに素敵なプリンセスになっていたのですね。
お伽噺のお姫様ってきっとこんな感じ、て思う。
エドワード&シンプソンはフランスで殆どの時間を過ごしたようですが、ハリー はアフリカで過ごすのでしょう。
イギリスの植民地も多かったし又ユニオンジャックの旗の元に纏めるシンボルに祭り上げる存在に成るかも?
ごめんね愛子ちゃん。
女性天皇なんて無理無理。
希に見る附子で〇〇遅れが一目瞭然で・・。
日本国を象徴とする立場には相応しくありません。
愛子ちゃんには罪はありませんが、利用されて担がれて、日本国に不名誉をもたらされるのはお断り致します。
王位継承権の順位が低くとも、伝統破壊者には違いないです。
イギリスも人種のことは公には言えない、メーガンもそれを利用しているところが多いにある。
お子様の肌の色、顔立ちのことなんて、絶対に公言できない、がんじがらめの王室。
せめて、プリンスの称号無しで、国民感情をなだめているとしか思えませんね。
イギリス連邦のアフリカがだかに
友好のため?
移住して暮らす説がありますが、
本当かも!って、思ってます!
それは必ずしも子爵とは限りません。
サセックス公爵は従属称号として、
ダンバートン伯爵とキルキール男爵という二つのタイトルをお持ちです。
ですから、通常であればサセックス公爵のお子様は「ダンバートン伯爵」となったはずですが、
公爵夫妻が貴族称号を名乗らせない方針とのことで、ただの「マスター・アーチー」となったようです。
いずれ、チャールズ王太子が即位したら、国王の孫にあたりますから、マスター・アーチーもHRHに叙されると思います(公爵夫妻が拒否しなければ)
ただ、エリザベス女王の3男であるエドワード王子の二人のお子様もご両親の希望でHRHと王子・王女の称号、敬称を辞退され、それぞれ、
レディ・ルイーズ、セヴァーン子爵を名乗られていますので、マスター・アーチーも貴族称号のみという可能性はありますね。
ミドルネームのハリソンは「ハリーの息子」という意味だそうです。