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ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

2024秋ドラマ

2024-09-24 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

月曜日

 謎解きレトリック  フジテレビ 21時

鈴鹿央士・松本穂香

 借金まみれの貧乏探偵と、嘘を見極める感が鋭い女の子の異色な探偵もの。少々レトロな感じが好きではあるけど・・・・

 

 モンスター  フジテレビ 10時

趣里・ジェシー・古田新太

 モンスターって趣里の事で彼女の役柄は感情を廃した弁護士。こういう話って結構既出かも。

 

火曜日

 民王R  テレ朝 21時

遠藤憲一

 ええーーもう菅田将暉出ないのか。今回の入れ替わりは国民全員だって。ちょっと期待。

 

 オクラー迷宮入り事件捜査   10月8日 フジテレビ 21時

反町隆史・杉野遥亮

 昭和刑事と令和刑事のジェネレーションギャップが面白いらしい

 

 宙わたる教室  10月8日 22時 NHK

窪田正孝

 実話を元にした小説のドラマ化。定時制高校が舞台。定時制の高校生が先生と一緒に火星にクレーターを再現する実験で学会発表を目指す

非常にお決まりのキャストさんだなと。でも面白そう。

 

水曜日

 相棒 SEASON23  21時 テレ朝

水谷豊・寺脇康文

 お馴染みの右京さんが帰って来ます。

 

 全領域異常解決室  10月19日 22時 フジテレビ

藤原竜也・広瀬アリス・小日向文世・柿澤勇人

 やっと藤原君がドラマに帰って来ました。少々子供っぽい題材のような気もしますが。でも出演者が豪華なので期待します。

 

木曜日

 ザ・トラベルナース  テレ朝 21時

中井貴一・岡田将生・山崎育三郎

 これまたお帰り!岡田将生がますます陰影つけて帰って来たかな。しかも山崎育三郎が出るんじゃ見なくちゃね。

 

 わたしの宝物  10月17日 22時 フジテレビ

松本若菜・田中圭・深澤辰哉

 松本若菜が連続主演ですけど、これがまた代役だそうで。

「卵」なんてヘビーな話題、見る気になれるかどうか。

 

金曜日

 D&D医者と刑事の捜査線  10月18日 テレ東20時

藤木直人・寺島進

 ミスマッチに見えるけど、医者が少ない町、そこに刑事が加わるとどんな話になるのかな。ちょっと楽しみ。

 

 ライオンの隠れ家  10月11日 TBS 22時

柳楽優弥

 自閉症の弟を持つ兄。そして突如生活の変化。温かいヒューマンドラマだそうです。

 

 無能の鷹  10月11日 テレ朝 23:15

菜々緒・塩野瑛久・工藤阿須賀

 想像を絶する無能・・・ってどんな?菜々緒が?風格だけある人。

楽しみ過ぎて。

 

土曜日

 放課後カルテ  10月12日 日テレ 21時

松下洸平

 保健室ヒューマンドラマだそうです。

 

 潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官  10月5日 日テレ22時

竜星涼・

 これってスタッフが「大病院占拠」らしい。と言う事は矛盾が多いって事で、一応復讐劇のようです。突っ込んで笑う?

 

日曜日

 海に眠るダイヤモンド  TBS 21時

神木隆之介・斎藤工・杉咲花

 1955年の長崎が舞台。炭鉱で栄えた町の話が現代に繋がる。

期待してもいいんじゃないかな。

 

という事で、秋はあまり期待しない方がいいかも。

 

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おめでとうございます!真田広之&「SHOGUN」メンバー

2024-09-17 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

日本人初の快挙です!

おめでとう真田広之!エミー賞での作品賞に加えて主演男優賞。

アンナ・サワイさんも主演女優賞おめでとうございます。

これがどれだけの快挙かって・・・いや~~なんていうか、映画ではなく「ドラマ」って所なんですよ。連続ドラマ。

エミー賞はドラマのアカデミー賞と呼ばれている賞で、過去には日本でもおなじみのドラマ「ER」や「ジェシカおばさんの事件簿」「こちらブルムーン探偵社」などが受賞しています。

海外ドラマ好きにはたまらない賞でありました。

しかし、日本人がこの中に入るというのは全く考えられない事でした。

日本からアメリカへ渡った俳優といえばケン・コスギの忍者ブームというのがありますけど、それっきり。

私は、刑事物などが好きでCSIシリーズも見てるし、医療ものでは「ER」を始めとするありとあらゆるドラマを見て来ました。

でも、概ね、活躍しているのは韓国人と中国人、それも、アメリカ生まれの人達、そういう人達が「日本人役」で出てくると言うのはすごく嫌ですよね。

それと、最近はポリコレに配慮しすぎて、純粋に白人ドラマがみたいのに、やたらめったらアジア系、アフリカ系を使うという風潮も本当は好きじゃありません。

日本人は「奥様は魔女」で育ってるから、画面が明るいのが本当は好きなのだと思います。

今、WOWOWなどでやっている「FBI」シリーズの主役はムスリムですから。

例えば宗教や人種で葛藤する姿なんかはあまり見たくはないんですけど(そういいつつ見てます)

アメリカのドラマではよく「日本」を舞台にした1話もありますが、大抵はチャイナタウンかリトル・トーキョーで撮影、なぜか大阪に船着き場があったりするへんてこなものばかり。

本当に日本人として、日本のスピリットを感じて欲しい。

それが出来たわけじゃないけど、近かった作品が「HAWAII5-0」で、東日本大震災を取り上げた回と、戦前日本にいた日系人を扱った2話。

コールドケース」でも1話、そういう戦前の日系人を扱ったものがありました。その時の日本人役は、アメリカ系日本人でした。それだけでも私としてはすごい驚きだったんですよ。

 

そんな感じですから、今回、真田広之がプロデユースした正しい日本の時代劇である「SHOGUN」は、アメリカ人に「日本人とは何か」を正確に伝えるという意味でよかったのではないかと思います。

あちらでは相変わらず忍者が人気だけど、そこで止まっている人達もいるわけで、戦国時代を扱う事で「日本の武士」はどういうものなのかと理解して貰えれば国際的にも有益です。

 

若い人は真田広之って誰?って人もいるでしょう。

三菱UFJ銀行のCMで、偉そうな人くらいのイメージですか?

いやいや、子役出身で千葉真一の「JAC」にも所属していたアクション俳優です。背が低いのが難でしたけど、私達世代にマッチしていたとうか、名作ドラマの「高校教師」で主役を演じてかなり有名に。

里見八犬伝」も見たなあ。それに大河ドラマ「太平記」もよい作品でした。

日本にいた頃には本当にありとあらゆるドラマで彼を見てましたが、一番好きなのは、マイナーで視聴率があまりよくなかった「こんな恋のはなし」です。

玉置浩二と松嶋菜々子との共演で、背が高い松嶋菜々子を相手に、シンデレラストーリーのようなお話で、私は大好きです。

 

で、海外へ行ってからは正直、よくわからなかったんですよ。

うまくいくとも思えなかったし。

確かに「ラスト・サムライ」で有名になったけど、その後、渡辺謙が出てきたりして派手な露出がなかったような気がします。

でも、今思うと様々なドラマや映画に出ていて、少しずつキャリアを積み上げていったなという印象です。

私が欠かさず見ていた「LOST」(2010)に本当に重要な役で出てきた時にはびっくりして、「おっ!」って思いました。「LOST」といえばマシオカが日本人として有名ですけど、日本人が2人も出ていたと思うと感慨深いです。

それから「ラストシップ」(2016)には、たった一人で中国を相手に戦って日本の文化遺産を守りつつ死んでしまうというめちゃくちゃすごい役で出てきて、もう嬉しくてしょうがなかったな。

 

彼の拘りは「日本人には日本人の礼儀作法があり、感情の流れがある」という事を証明してくれた事でしょう。

今でも、日本に来たアメリカのスターが両手を胸の前で合わせたりしますけど、それは日本人の仕草ではないよね。

「お辞儀」をするのは日本人だけ、同じアジアでも中国や韓国とは文化がちがう、作法も違うという所をきちんと表現してくれた事でしょう。

 

今回のドラマには平幹二郎の息子さんや、西岡徳馬。浅野忠信など日本人も多数出演しており、日本でいつ放送されるんだろうなと楽しみではあります。

日本のテレビ局がどこ程度、この快挙を伝えるんでしょうか。

 

 

 

 

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夏ドラ、何が面白かった?

2024-09-13 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

もう秋ドラのシーズンになっていたとはね。

それでも暑いんですけどね。

寅に翼」には失望しました。本当に本当に

せっかくいい俳優を使って面白かったのに「夫婦別姓」からおかしくなった。

昭和20年代に夫婦別姓と言ったらそれは「同姓」とか「あの方、星さんのお妾さんですってよ」みたいに思うのに、家族全員受け入れて気持ち悪い。

原爆裁判の件はもう、早く終われとしか思えなかった NHKの思想が入った解釈なんてみたくない。朝から原爆?

やっと終わったら70年安保闘争に少年法に水俣病に・・水俣病だけ評価するけどさらっと流しただけじゃん。もっと原爆裁判くらい長くしてよ。

今更映像にあった「怨」の旗の重みを感じましたわ。

そしたら今度は大学院まで進んだ娘が中退して家事手伝い?どれくらい学費がかかってるんだよ。もう・・

そうそう「俺達の轟」こと轟さんのゲイ告白も、あの当時は「その界隈」だけの秘め事で大っぴらに言ってどうするよ。そんな昭和じゃないんだよっ

無理に書かされていると思ったら脚本家がおかしかった。

さすがNHKです。反日に力入れて馬鹿みたい。

で、民放の方のドラマが面白かったものを順番に。

1位 「新宿野戦病院」

三谷幸喜と共にクドカンもそれぞれをキャラを際立たせるのが上手で、ストーリーの中にメッセージを入れ込むうまさったらない。

塚地が演じた看護師の話も、こういうものだったら自然に受け入れられるのにと思います。

最初はただの「多様性容認」の話かと思っていたら、そうでもなくて、非常に前向きなドラマでした。

特に最後に2話。ミレナウイルスが流行ってからは、もうあの頃の日本そのもので、私達が思っていた事を全部言ってくれてありがとうって感じ。

生瀬さんのワクチン打ってない話で「だってワクチンって陰謀だろう?マイナ保険証って陰謀だろう」が面白すぎて。

で、ラブホを病室にする提案はいいなと思いました。ベッドもお風呂もあるし。何でそういう発想なかったのかなと。

第二シーズン欲しいわ~~~

 

2位 ブラックペアン2

これはね、最終回まだだけど、いつ天城が渡海になるのかなと楽しみに待ってました。天城君が病気の時の可愛いこと。花總まりの女帝っぷりもすごかったし。でもやっぱり堺正章ですかね~~助演男優賞あげたいくらいです。

毎回成功するとわかっていながら、ついつい見ちゃうし止められないの。

そう言えば、その堺正章が出てきた回だったか、城田優がゲスト出演して中国人お王さんと挨拶を交わすシーンがあったんですよ。

日本語役では「お会い出来て嬉しいです」と言ってる事になってるけど、実は「好酒(うまい酒だ)太好了(いいねえ)」と言ってるように聞こえたんですよ。え?そんなんでいいの?と一瞬思った記憶が。

フランス語と韓国語はしっかりしてたよね。何で中国語だけこうなるんだろうかと思いました。

1話から全部見直したいです。

 

3位 降り積もれ孤独な死よ

「廃川邸事件」を発端に、次から次へと謎が深まっていくストーリー姓がすごかったです。吉川愛でしたっけ。デビューの頃から妙な色気があって、昭和なら日活に入りそうな顔してる。でもますます綺麗になってます。

久々の黒木メイサも違和感なく成田凌と共に息あってた。

でもやっぱり一番は小日向さんですかね。

名優ってこういう人なんだなと思っています。

 

3位 ビリオン・スクール

なぜこれが叩かれて視聴率が悪くて悪口言われるのかわかりません。

すごく面白いじゃないですか。山田涼介×小南晴夏×安達祐実のチームプレイのうまいこととといったらないです。毎回、3人の会話が楽しくてみているようなもの。

安達祐実が最終回で暴走するそうですけど、それも楽しみです。

脚本家がよく考えて作品を作ったんだなという事がわかります。

 

5位 笑うマトリョーシカ

正直、何だか怖い話だなと思います。ハヌッセンは自分と笑った時の櫻井翔の不気味さ。「見くびられない為」に政治家になった・・小泉進次郎みたいだなあと思いました。

こんなのが総理になって外国人優遇されたらたまったんもんじゃないなと。

 

6位 伝説の頭 翔

やっぱり、オタクとヤンキーの演じ分けが非常にうまかった高橋文哉。

それにヤンキーの面々、とくにカルマのうまさは絶品でした。

気弱で自殺願望のある少年がいきなりヤンキーのヘッドにされて、何とか頑張っていくうちに生きる希望を見出すという、正統派青春物語なんですけどね。

 

それから「マウンテンドクター」の檀れいのかっこよさったらないわ~~

前回、真っ青のスーツを着てたんですけど、いや、着こなしの見事な事、そしてかっこいいこと。

あの棒読み檀ちゃんがねえ・・・よくここまで(涙)

勿論、ストーリーも面白いけどちょっと予定調和すぎるかもしれないなと。

しょせん他人事ですから」も肩が凝らない話で、今時のネットの誹謗中傷への対処方法を教えてくれていて、非常に為になるというか。

宮内庁もこのドラマみて勉強せいっ!って感じですね。

 

西園寺さんは家事をしない」も意外と面白いというか。

様々な家族の在り方があるなと。やっぱり松本若菜の演技がさっぱりしてていいし、松村北斗が合ってました。

子役に関しては「海のはじまり」の子があまりに可愛く、手がかからないので、こっちの子は多動なのか?と思ってしまい(すみません)

あんなに海部や外のシーンが多いと熱中症になるなと思っていたら、案の定目黒蓮が体調不良になり。でもそのおかげでより作品が深まったかなと思いました。

始まった当初は暗いし、目黒蓮が別人に見えて・・・(あれは体調のせい?)

でも回を重ねるごとによくなっていきましたね。

 

光る君へ」は毎週面白く見てます。我が家の姫も好きです。

私は赤染衛門の姿勢のよさと仕草の美しさに参ってます。

凰稀かなめ、ただ者じゃないわ。

それに引き換え、ねえ、吉高由里子が段々姿勢が悪くなっているのが気になって。丸まってますよね。あの彰子だってあんなに凛としているのにね。

一条天皇が「朕への嫌味か」って言った時、「わかるわ」と思ったし、それでもやめられなくなる気持ちもわかります。

道長がくれた檜扇の絵も、女の子がきゅんとする一瞬で、ツボだわと。

来年の春にはリアル光る君、悠仁親王の束帯姿が見られるのですね。

本当に楽しみです。

平安物をやると聞いて「みんな束帯とか十二単とか大丈夫なの?」と思ったけど主役以外はみんなかっこいいので。

 

どうも10月からのドラマは期待できないなと。

 

 

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もしも徳川家康が総理大臣だったら

2024-08-27 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

を、見て来ました。

原作もあるようなので、今度読んでみようかなと。

最初はげらげら笑ってしまって、ラストは涙が止まらなくなって、こんな日本だったら本当にいいのにと胸が熱くなって・・・とにかく泣きました。

ネタバレになるかもしれないけど。

 コロナが流行ったので総理大臣ら閣僚がみんな死んじゃった

 AIで歴代の名政治家を作り出して対処する事にした。

 徳川家康・豊臣秀吉・織田信長・徳川綱吉・徳川吉宗・足利義満・紫式部・北条政子・聖徳太子・坂本龍馬

で・・歴史の流れから言えば織田信長の後、秀吉が政権をとり、その後家康で、綱吉に吉宗は徳川家という事になります。

坂本龍馬が官房長官になって、まず国民に「ロックダウンぜよ」と言う。

そこからほぼ強引に一ヶ月のロックダウンが始まり、一人当たり50万の給付金を秀吉が決め、各地区ごとに直接渡す。

インチキが発生したら「必ず見つけて殺してやる」という過激な言葉も。

失業者を集めて「大農業改革」で農家を増やして自給力を高め国を強くする。

それらを武器に外交力を高める。マスクも逆に売りつけるという強さ。

 

でも何もかもうまくいく中で、一人家康だけが悲しそうな顔をしている。

私は官邸の屋上で浜辺美波を背に立つ家康をみたら、とたんに涙が出て。

だって彼が見ていたのは皇居。あそこに江戸城があったのに・・・

国民は熱狂、まるでアイドルのごとき。

そこに目をつけた秀吉は独裁政治を行う宣言。

そこに待ったをかけたのが家康。

ラスト、家康の長い演説は本当に涙なしでは見る事が出来ず、エキストラさん達も本当に感動して泣いていたような気がします。

要は、政治を人任せにせず若い人も関心を持って自分の国は自分で作ろうという意思を持て、その一歩が選挙なのだと。

馬鹿な国民に一つ一つやるべきことを教えようというのが秀吉なら、家康は「それでも私は信じたい」と言う。

理想の権化で、そんな事言っても国民が動くわけなく、この日本は多分どこかの国に占領されていくんだろうと感じている私には、これが最後の「日本人による日本人の為の映画」に見えました。

 

キャストの素晴らしさ、そのキャストの見せ場を作る脚本、それに感動しました。

野村萬斎の芸達者は知っているけど、ここまでカリスマ性にあふれる家康を拝見するとは思ってもいず、彼が求める「安寧」という言葉こそ、本来天皇が口にすべき言葉じゃないのか?と思いました。

日本は世界最古の国で川の流れのように一本で繋がっている」

それこそがまさに男系で繋がってきた天皇家の歴史であり、それこそが日本の誇り。それを今「愛子天皇」と言う形で断ち切ろうとする輩はやっぱり正しくないと思うのです。

現代によみがえった家康が失望し、けれどまだ希望があると思ったのは、本当に彼の希望なのだ。それを実現するのは他ならぬこれからの日本人ではないかと。

 

竹中直人はもう、いるだけで「秀吉」なんですよね。見慣れ過ぎてまるで秀吉が乗り移っているような。悪役になった時のすごみも素晴らしかったし、ラストの去り際もすごかった。

GACKTの信長は、何だろう・・・かっこよすぎて言う圧倒されちゃって。

彼が刀を振り回しながら「密室・密集・密閉」三密を訴えたCMは大好評。こういうCMだったらみんな従ったのになと思いました。

また、国会で「目を覚ませ!」と眠っている議員を起こすシーンも笑いました。

坂本龍馬の赤楚衛二は新しい龍馬を演じ、千葉さな子似の浜辺とちょっといい雰囲気になるんだけど、常に物事はっきり言ってくれて、遠回しではなく、きちんとはっきりと主張してくれないとわからないなと思いました。

 

紫式部の観月ありさは本人と気づかない程のメイクで楽しかったです。

古典を広め、ちょっとした古典ブームを巻き起こします。

とにかく全員キャラ立ちしててすごかったけど、個人的には山本耕史の土方歳三ですね。

ちょこっとしか出てこないのに・・・あ、土方さんだと思う自然さ。

その土方が坂本龍馬と協力し合う図というのも、また見られない事で珍しく面白かったです。

 

この映画は若い人にこそ見て欲しい。

どうせ自分なんか何も出来ない」と思っているとAIに頼らなくてはならない時代になるよ。AIに教えられる人生なんてつまらないでしょ。

 

世界が戦争へ走り、日本は侵略の危機に陥っている今、自分達のアイデンティティを守る為に何をすべきか教えてくれる素晴らしい作品です。

 

 

 

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寅に翼 少年犯罪について

2024-07-31 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

偶然なんですけど、寅に翼ファンの少年犯罪を研究している大学教授の講演を聞きにいく機会がありまして。

なるほどなあと思った事がありました。

私、五輪には興味がなくて、だから女子体操の宮田笙子氏が喫煙で「五輪出場辞退」となった事に関しては、あまり何も感じなかったんですね。

テレビでもネットでも「たかが喫煙くらいで」という人がいる一方「法律違反したんだからダメ」と意見が分かれ、宮田擁護をする人ががんがん誹謗中傷を受けるという事が起きていました。

「許せない社会」それが今の日本と言う事で、「1度の失敗がその人の人生を閉ざす」ような結果になっているんですよね。

例えば、伊藤健太郎の事件をとってみても、私がブログで振れれば荒らしがやってきて「あんな奴は死ね」とかすごい書き込みがあって、そのイメージが一生ついて回るのかと暗たんたる気持ちになりました。

昭和の頃、覚せい剤などに手を出した芸能人は多々いましたけど、立派に更生した人もいますし、復帰しても過去をほじくらないのがよしとされていたのですが、今は一度過ちを侵すと一生叩かれ続ける、ひどい社会です。

 

「寅に翼」でも数多くの少年犯罪を犯した少年に対する「こいつは」と言うクネ男の言葉や、結局寅子は袱紗雑な思いのまま裁判を進めていくのです。

不良少年たちを更生させる為にはどうしたらいいのか」と悩む寅子なんですよね。

しかし、まさかその少年犯罪に黒幕がいたとは。

この美佐江ちゃんは優等生で、法律を学びたいと勉強している女の子です。お父さんは官僚ですよね。

美佐江が寅子にくれた赤いプレスレット。

これは「先生は私の特別」という意味なんだそうです。

しかし、不良少年たちも同じものを身に着けていた事で、疑惑が。

少年の一人が「彼女がすっきりするなら」と暴力を振るっていたことが発覚。

本人に「特別ってどういう意味なの?他にもいるの?」と聞く寅子に

「あら、嫉妬ですか?」と答える美佐江の異常さ。

この問題は後を引きそうで、今後この少女は誰によって裁かれ、誰が責任を取るのでしょうか。

 

宮田氏について教授が語っていた事は

 民法上19歳は成人である

 少年法上では未成年である

ゆえに、成人であっても20歳までは煙草やお酒はダメという事になっている。

彼女が成人として裁かれたのか未成年として裁かれたのか、そこが問題。

もし、未成年であれば、懲罰委員会などが開かれ、本人に罪を自覚させて、そんな彼女を育てた大人も責任を取らなくてはいけない。

そうでないと更生への道がないのだと。

今回、本人は一切人前に出る事無く「身内の告発」で発覚し、本人の言葉は一切なく、ただただ「辞退」を早めただけですが、それが本人の意思なのか、回りが勝手にそうしたのかわからない。

で、私はその時「そっか~~そう言えば、本人が何と釈明しているかが一切出てこないし、辞退が本人の意志なのか、本人がその罪を自覚しているかどうかが不明」だと思ったのです。

そこで教授は「寅に翼」に出てきた暴力を振るった職員の話をされました。

彼が暴力を振るった事は悪い事なのに、地縁と血縁で結ばれた村社会の中では「まあまあ、もう怒ってないから穏便に」という意見が多数。

寅子はそれをあえて「いえ、罰します。彼を今の環境から自由にする為に」と言います。

きちんと罰を受けずになあなあで済ませると、本人は今後、自由にものが言えなくなるという事です。

これにひっかけたのが宮田笙子氏の問題で、果たして本人が「喫煙」を悪い事と認め、自ら辞退したのだろうか。それがなければまた同じ事を繰り返すのではないかと。

 

体操協会などは、事を大げさにしたくないし、マスコミに19歳の少女をさらしたくないから、「事実」のみで「五輪を辞退させることが罰」と思っているのだろうけど、果たしてそうでしょうか?

早速週刊誌などでは彼女への誹謗中傷が出ているし、憶測も多い。体操界自体が喫煙や飲酒が蔓延しているとすら言われています。

だとしたら、彼女は単なるスケープゴートだったのでは?と。

それにしては重すぎるし、この事が他のメンバーへの戒めとなるのだろうかと。

深い問題だったんだなと今は思うようになりました。

 

10代の選手が活躍する時代に、彼らをきちんと大人にする事が出来ないなら、それは意味がないと私は思います。

安倍詩の号泣は、小さな子供のようで、「ああ、本当にこの子は大人ではなかった」と思いました。心が子供のままで五輪に出ると言うのはリスクもあるなと感じました。

 

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パリ五輪開会式を振り返る

2024-07-30 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

泣くな詩!次がある!

・・マスコミの常なんだけど、盛り上げる為に過大な期待を背負わせてないですか?

優勝候補とか勝つのが当たり前みたいな感じ。

そのプレッシャーを受けての、今回の敗退もあるんじゃないかと思います。

柔道に関しては審判に疑惑が生じた事から、素直な気持ちで見る事が出来なくなったけど、それでも「金メダル」ばっかり言うのはどうかと。昔のメダルを振り返る番組を2つくらい見たけど、過去の栄光は過去でしかないあわけで。

現役はそっとしてあげられないかな。

パリ五輪の開会式。楽しみにしてて録画してたんですよ。

まさか4時間もかかるものだとは思っていなかったので。

そしたら最初はよかったんだけど、だんだん、それが美しく見えなくなって・・・

世界中で批判される事になりました。

その理由とは一体なんでしょうか。

 右派と左派 言葉の由来はフランス革命

フランス革命は1789年7月14日のバスティーユ攻撃から始まりました。

その後、革命派はロベスピエール率いるジャコバン党とジロンド党に分かれたのですが、向かって右がジロンド派、つまり国王を処刑する必要はないと考える王統派、そして左側がジャコバン派。全ての革命は邪魔になるものは排除し、独裁政権へ持って行くと言う考え方です。

最初は「自由・平等・友愛」の精神で始まった筈の革命思想が、独裁と密告のせいで信じられない程、人々を死へといざなう事になりました。

「ひかりふる路」を見ればわかります。

この作品を見たあとでは革命に涙するオスカルが気の毒というか「後を知らずによかったね」と思うしかありません。

今回のパリ五輪はまるで、革命当時を思い出せ!自由・平等・友愛とは、誰が誰を愛してもいい、どんな格好も許される。神ですらこの思想の前には排除すべきという考えが前面に出たものでした。

ゆえに、段々と違和感が出てきて、「美しくてファッショナブルなパリ」のイメージがすっかり「エログロナンセンス」になってしまったと言う事です。

 3色のスモークから「オペラ座の怪人」「レ・ミゼラブル」

分かる人にはわかる「オペラ座の怪人」から始まったショーが、レミゼの舞台の中に溶け込んでいく・・それは本当にいいなと思ったんです。

しかしながら、実は二つのミュージカルはフレンチではありません。

自国の文化を誇るのであれば、「1789」とか「ロミジュリ」とかを入れるべきだったんじゃないの?って。

たまたまフランスを舞台にした作品をイギリスやアメリカで作られ、それをさも自国のもののように表現していいのかなと。

 図書館での3人

最初、「ママが好きそうな図書館」って姫が言ったので、あ、本当だ。こんな本だらけの所にすみたい。私の理想は「マイ・フェア・レディ」の図書室に住むこと。

しかし、登場した3人が持っている本は「愛について」のもので、女性、黒人男子、白人男子、彼らが性別に囚われず3人で愛し合うというシーンが・・・・寸前でドアがばん!としまったけど、その後が想像できるものでした。

なぜこんなシーンを盛り込まないといけないのか。

 パリのレビューにフレンチカンカン

まず、ガガ様登場で「はて?」と思いました。

ガガ様はアメリカ人でしょ?何でパリでレビューやってんの?って。

しかも、少々太目のダルマ姿に入れ墨・・さらに下に付きすぎた羽根。いや、これはちょっとレベル低くない?

と思ったら、ムーランルージュによるフレンチカンカン。すごく期待してたのに、足は揃わないわ、ばらばらだわ・・・え?宝塚の方がすごい。

色々考えさせられました。

 「たゆたえども沈まず」からコンシェルジュリでのアントワネットの首

これが「たゆたえども沈まずの船ですが、後ろはコンシェルジュリで、革命家オランプのような女性が・・・・

で、これですよ。首が歌ってるの。コンシェルジュリはアントワンッとが最後にいた場所で、ここから処刑場に行ったのですが、あまりにも残酷すぎるし、革命賛美?

ヘビメタは「ゴジラ」というバンド。

もうね・・・フランス革命再来を喜んでいる?って感じで。

左派の好きな言葉は「革命」ですから、この演出は当然なんですけど、祭典でやる事か?と思わずにいられませんでした。

 ミニオンとモナリザ

ミニオンは勿論フランスのキャラじゃないし、ルーブル美術館から絵が消えて水に浮かぶ。そこを選手達が船で渡っていきます。でもモナリザはミニオンと一緒で、最後は水面に浮かぶのです。名画に対するこの扱いってなんだろうと違和感。

 LGBT賛美は「自由・平等・友愛」なの?

ダンスの中でこんな風に男同士で愛し合うのが当然的なシーンが繰り広げられ、

橋の上でのランウェイは不可思議な衣装が列をなし、もうフランスのファッションってなんだ?って感じ。

これ、キリストなんですよ。胸があるキリストが床を這うとかありえないでしょ。

ドレス着てるのは男性なんですけど。

早い話「多様性」というのは男性がひげをつけたまま女装する事なのか?と。

 アヤ・ナカムラ

この人は移民ですね。で、黒人なんです。

反対側には白人のおじさん達が演奏する鼓笛隊がいて、結果的にアヤ・ナカムラの「ジャジャ」に取り込まれていくような演出なんです。

多様性・・・白人も黒人も差別なしを訴えたかったんだと思いますが、白々しいな。

 最後の晩餐

はい。ここにもイエス様がいるわ~~何ともおぞましい光景ですが。でもまあ、最初はダンスなどで盛り上がっていたんですけど。さすがにこれは

え?なに?レインボーのお皿に・・・全裸を表現する男がいて歌っている。

思わず、下を見るな~~~と。子供に見せてはいけないシーンです。

何でこんなセンスない演出をしたんでしょうか。「多様性」を表現する為だったらしいけど、これでは「変態を擁護する。変態を増やそう。気持ち悪い事を気持ち悪いといってはいけない演出」ですよね。

結果的に謝罪する羽目になったけど、作り手は憤慨しているだろうと思います。

 燃えるピアノ

これは「イマジン」のシーンなんですけど、どういうわけかピアノが燃えている・・ように見えるんです。なぜ燃えるのか、これは愛とか夢を燃やしているのか?それとも絶望の炎なのか全然わかりません。

今回、雨が降って楽器にとっては本当に最悪の環境だったと思います。

雨が降りしきる中のグランドピアノ、鼓笛隊、そして炎が間近に迫るピアノ。楽器のケアをどうするのかと・・何という酷い事をしたかなと。

 青白い馬にこめた思いは

まあ、川の上を走っていく馬はかっこいいと思ったんですけど、理由を知って驚きました。

この「青白い馬」は聖書の黙示録の最後で、人々を災いと死に導いていく死神を表現しているんだそうで。

え・・・・これって「災いを~~~」と詠った皇后陛下よりひどいじゃん。

何で祭典、これから始まるぞって時にこんな不吉な演出をしたのか。

ゆえに五輪旗もさかさまだったのね。と、思いました。

大雨が降りしきる中、選手達は勿論、聖火を持った人、セリーヌ・ディオンもびしょぬれになってしまいました。

マクロン大統領は濡れなかったんですよ。

セーヌ川を使いたいという意思はよいけど、雨天の時どうするかという点への配慮がなされていない所が問題でした。

パリは24度くらいで、夜になればもっと気温が下がるし、雨にぬれたら風邪もひく。

誰が責任をとるんだろうと。

「ナショナリズムの祭典」といいながら、ほとんどは「フランス国歌」を冒涜するものでした。

これが左派が支配する「自由・平等・友愛」のフランスなんですね。

 

 

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光る君へ 祭祀が出来ない后は・・・・

2024-07-26 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

祝!伊藤健太郎「光る君へ」ご出演

 

「光る君へ」佳境ですね。ついに定子が亡くなってしまいました。

それにしても、まひろの娘が道長の子という設定・・・物語だよってみんな認識できるかな。これが史実だと思われたら怖いです。

「源氏物語」の光源氏と藤壺宮の不義の子にかけたんじゃないかといわれていますが、それは脚本家しか知らない事で。とはいえ、大河ドラマでラブシーンを何度も見るというのは珍しいことで。

韓ドラ、華流などに影響されているんだろうなと思ったりして。

 

とにかく一条天皇は定子を愛していました。

伊周の事件さえなかったら、もうちょっと幸せになれたかもしれませんけど、後ろ盾になれない不肖の兄を持った定子の運命でしょうかね。

平安時代は「外戚」全盛時代で、父親を早くに無くすとそれだけで家が傾いてしまいます。

無論道長も父と兄を失くし、危うい所で頑張って地位を築いたわけですけど。

でも道長には正妻の家、それから実姉と言う後ろ盾があり、何より帝の叔父という特別な立場を持っていたから頑張れたでしょう。

定子は一旦は後宮を退き、出家するものの一条天皇の強い意志で御所に戻ってきます。とはいえ、内裏ではなく端っこだから「中宮」と呼ばれていても、立場は微妙。

後宮で浮いてしまって「潔くない」と思われて陰口を叩かれる。

これは実際あったでしょう。

でも定子は帝の思うままに、中途半端な髪のままかもじもつけずに御所の一角に住み、帝のおでましがなければ自ら何も行う事も出来ないという立場です。

しかも、そこで皇子を産んだというのは、それこそ「信じられない」と思われたでしょうね。

第一親王が生まれた日に道長の娘、彰子入内。女御に列せられますが、最初は表情がなく、女三宮のようと思いました。

しかし、彼女は後に定子の子、敦康親王の養育を引き受け立太子させたいと思っていたようなのです。結果的には自分の子が皇太子になるんですけど。

道長は安倍晴明の助言を受け入れ、「定子を皇后に、彰子を皇后に」と天皇に迫ります。この「中宮と皇后」というのは、「源氏物語」でも出てきます。

弘徽殿が皇后に、藤壺が中宮になるのです。

「皇后」は政略結婚の立場で「中宮」は天皇が本当に愛する人と思えばわかりやすい。

 

一条天皇は迷います。

天皇 「彰子の立后の事だが、まだ心が決まらぬ。くれぐれも公にせぬよう、よしなに取り計らってくれ。誰かの口からきけば定子が傷つく。それを思うと耐えられぬ」

行成「おそれながら。お上はお上にあらせられまする。

一天万丈の帝が下々の者と同じ心持で妻を思うことなぞあってはなりませぬ。

祭事は代々藤原よりいでたる皇后が務める習わしでございます。

なれど中宮様は御出家なさって以来、神事を御務めになる后がおられませぬ。

なすべき神事がなされぬのは神への非礼。

この所の大水、地震などの怪異は神の祟りではないかと私は考えまする。

左大臣さまも、その事を憂えて姫様を奉ったのだと思います。

ここは一刻も早く女御、彰子様を中宮さまとなし奉り、神事を第一にすべきでございます。

それがならなければ世はますます荒れ果てましょう。

なにもかもわかっておいででしょう。

お上、どうかお覚悟をおきめ下さいませ」

見事なセリフです。

当たり前の事なんです。まっとうな天皇であればこれを聞き入れざるを得ないでしょう。

そして定子はまたも妊娠するものの、

姫を産み落として亡くなるのです。

帝は「穢れ」に触れてはならず、妃は内裏で死んではいけない。

そんな厳正な決まりが令和まで続いている筈なのに、外国の女王が亡くなったら堂々と穢れに触れる為にイギリスまで行った天皇皇后って何者?って感じよね。

一条天皇には同情するけど、今上には同情の余地なし。

そもそも小和田雅子さんは結婚する時「神道」については英語で学び、入内後は「神道に意義を見出せない」とかいうし。

だったら皇族辞めろって話だけど、今上は妻が怖い、外戚が怖くて何も言えない。

娘まで同じようで。

だけど、忘れてならないのは天皇という存在は「神道の長」であるということ。

仏教全盛の平安時代においても、それは同じです。

科学的にはありえないといえど、世の中が不安になれば非科学的なものにすがるのが人の世の常。

天皇があまりに下世話に妻の名を連呼すれば、国民から拒否されます。

 

後宇多天皇700年祭に向かう佳子様です。

 

 

 

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夏ドラ発進!

2024-07-09 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

まだ全部始まったわけではないですし、全部見たわけでもないのですが、とりあえず夏ドラ発進しましたね。

春よりはましなんでしょうか。

 

 海のはじまり

正直な感想を言うと、見たくないわって感じです。

この手の話は100年前からあるんじゃないか?って感じで。

目黒蓮が全然イケメンでない、役柄によってこんなになるの?って思いました。

有村架純がまるっきりかすんでしまったのは、古川琴音の名演+子役のうまさがあったからでしょう。

でもさ、今もって妊娠したら彼氏の前から消えるとかあるんだよね。

どこまで女性だけ苦労すればいいんでしょう。

情にほだされて我が子を引き取りたいとか言われても、今カノは困るよね。

そもそも「妊娠しました。中絶しますから同意して。別れる。さよなら」で彼氏の方が納得するってのがもう、女性からすると許せなくない

信じて5年ですか・・・もう・・・馬鹿としか。

視聴率もあがらなかたようで、週の始めからみたいドラマではなかったって事ですね。

 

 新宿野戦病院

いや~クドカンワールドがさく裂してて、まずストーリーを追いかけるのが大変。

新宿という都会のど真ん中で起こっている問題を突き詰めたいのかもしれないけど、問題が難しすぎない?

とはいえ、仲野太賀に小池栄子に濱田岳に塚地武雅が個性豊かにそれぞれの役割を演じている、この調和には脱帽。さすが名優ぞろい。

そこに橋本愛の美しさが引き立ちます。

とりあえず2話目をみてみないと評価出来ないけど。

 

 笑うマトリョーシカ

1話目、全然話が入って来なくて、なんでマトリョーシカ?政治的な話?

何でハヌッセンと疑問ばかり盛ったんですけど、2話目で何とかわかってきた。

それにしても、櫻井翔は政治家が似合うわ。

今の所、玉山に操られ・・・違う。本当は美恵子なる女性が怖いのよね。

櫻井翔を巡って玉山VS美恵子の争いと考えると面白いかも。

次回が楽しみになって来たわ~~~

 

 ビリオン・スクール

最初からぶっとんでいて驚きました。

山田涼介と木南晴夏のコンビがとても息があっていて面白過ぎる。

そこに安達祐実が入るとさらにコメディ。

学校の先生達も変だけど、志田未来が唯一まともに見えたわ。

けど、何で神木隆之介がちょい役で出てくるの?特別出演?

神木君、何で太ってんのって、ストーリーよりそっちが気になって(笑)

AIが先生とか、まさに今時だけど裏には色々な思いがあるんだろうなと。

次が楽しみです。

とはいえ豪華すぎるキャストに意図的なものを感じるな。

 

 ブラックペアン2

前回を上回る残酷な先生だなーーーニノの役。

わざわざオーストラリアまで行って、見つけた天城先生は、ホテルとしか思えない病院の先生で、普段は競馬にカジノに・・と遊んでばかり。

竹内涼真はそれこそ「正義」の医師で、その背の高さは外国へ行ってもそん色なし。

よかっーー今回の韓国俳優は顔はそれほどでもないし。

ゲストのチェ・ジウが下手すぎて笑った。

日本語・英語・フランス語・韓国語が飛び交って通訳なしで会話してるってすごくないですか?それこそみんな何か国語理解できるんだ?って感じですが。

 

余談ですけど、櫻井翔、山田涼介、二宮和也の3人はとにかく背が低く、相手役を見上げるんすよ。

横に玉山鉄二とか竹内涼真とか、そういう系を横に置くってのもなんですけど。

目黒蓮を入れれば昔のジャニーズと変わらない顔ぶれに何だかちょっとモヤモヤしますわね。

 

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光る君へ いけにえの姫 を見て思ったこと

2024-07-03 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

 相変わらず秋篠宮家への誹謗中傷は止まず、心を痛める毎日です。

天皇皇后は二人とも「名誉博士」で、秋篠宮両殿下は正真正銘の博士で。

この「博士号」についてのコンプレックスが相当なものだったろうと推察はする。

なんちゃってでも何でも博士号貰って赤いガウンを着ることが出来たのだから、もう人生のピークで思い残す事もないでしょう。多くの人を不幸にして手に入れたものだしね。

驚いたのは、帰り、ホテルから出て車に乗り込む時、慌ただしく出てきた女官二人が白いマスクをしていたんですね。

え?イギリスでマスク? もしかしてこの人達、皇后の前では常にマスクしてないといけなかったの?としたら可哀想だなあ。

悠仁殿下の昆虫学会まで一ヶ月。

でも「博士ちゃん」を見ていると、今時は小学生でも中学生でも博学で研究大好きな子が多いという事がわかります。

先週、ニホンオオカミの剥製を見つけた少女なんて、その拘りっぷりがすごかった。だから悠仁殿下がトンボの研究をしても、学会で認められても全然不思議ではないのです。

「好きこそものの上手なれ」を体現されている殿下。

秋篠宮家の皆さまはみなそうです。

紀子様など学生やって妃殿下やって、でもコツコツ論文書いて手にした博士号です。ご優秀な雅子さまがなぜそれを出来なかったか。

努力が出来ない人だから 特に好きな事もなかったから 成績がいい事と「まとめ力」はまた違うと思うんですよね。

お子様に恵まれなかった8年間。何かやってたら今のていたらくはなかったでしょうと突っ込まれても仕方ない。

夫婦揃って「みかけ倒し」なんだから。

光君へ・・・を見て常に思う事があるんです。

ドラマの中の皇族や公家の方がまっとうな考えを持っていると。

実際の道長がどうだったかは別として、ドラマの中の道長はわりと常識派。

でも、何を考えているかわからない安倍晴明が、煽ってくるんですよね。

道長に有利に持って行こうとする力がそこに働いている。

安倍晴明にとってみれば道長こそ打ち出の小づちなのかなと思いますが。

 

で、要するに一条天皇が「伊周の乱」で廃した中宮定子を結果的に手放さず、出家したのに通いつめ、還俗させて御所の中に住まわせ、他の女性は目に入りませんという程に寵愛するわけです。

 私は元々定子派、つまり清少納言と同じですが、ドラマの定子はちょっとあざとい感じがする。

本当はもっと苦しかったんじゃないか。お上の寵愛を受けつつそれがお上にとって何もならない事を知って辛かったんじゃないかと思っています。

出産は3回。そのうち、男子が二人生まれても早世、本人も出産と同時に亡くなってしまいます。こんな悲劇のヒロインはいないと思うんですね。

でも。

回りは一条天皇と定子の「恋愛」を許しません。

帝が不道徳な事をしているから、災害が絶えない」

「傾国の女を寵愛するから流行り病が増える」

安倍晴明に至っては「これ以上帝が中宮を寵愛すればありとあらゆる天変地異が起きる。呪詛しますか?」とまで言う。

「枕草子」によれば、一条天皇と定子と伊周は本当に仲のよい3人グループで、特に定子は漢詩を得意として、それをかけ言葉にして冗談を言い合うというような才女でした。

香炉峰の雪はどう?」という代表的なシーンもありますが、つーといえばかーの定子をいつくしんだとしても、全然おかしくないです。

「フィーリングが合う。愛嬌もある。話題が豊富」これ、礼宮の紀子さん評ですが定子もきっとそういう人だったんだと思います。

 

しかしながら、政治家としてはこれではいけないわけで。

ゆえに道長は一計を案じ「娘の彰子を入内させる」と言い出します。

これが彰子さんですが・・御免、ネットでは「女三宮にしか見えない」って言われてるって?私もそう思います。国籍不明の女の子で十二単が似合ってない。

むしろ「末摘花」じゃないの?このがりがり感はと思ったけど。

この少女はまだ子供だけど、道長裳着を急がせさらに、盛大に行いました。

 

「裳着」とは成年に達した女子が初めて「裳」を着ける儀式で女性の成年式です。

裳を結う結び親はこの時、女院様という最高の顔ぶれ。

どうしてこの「裳着」が近代皇室から消えてしまったのか私にはわからないのです。

もしかすると、明治の女官制度を改めた時点、「洋装令」が出された時点で「古い」と行われなくなったのかもしれません。

今は、成年式はローブデコルテを着て賢所参拝。両陛下に挨拶ですが、きちんとこれを行ったのは眞子様が最初と思います。

紀宮の場合は昭和天皇の喪中でした。

あまりに可哀想だからと内閣の人達を呼んで食事会をしたのです。

ローブデコルテ、ティアラ、アクセサリー一式は内親王や女王にとって必要不可欠なもの。ここで一そろいさせて、公務に当たるわけです。

しかし、愛子内親王だけはティアラもアクセサリーも借り物という不可思議な事が起きてます。ドレスだけは作ったけれど。

つまり最初から「公式の場」に出るという事を想定していなかったと思われます。

 

それはさておき、「傾国の女」とまで悪口を言われ、帝がそんな風に中宮に夢中になっているから政務がおろそかになり、国が乱れ天変地異が起こると考える。

これは平安時代に限らず、近代にいたるまでそういう考え方だったのです。

ゆえに一条天皇も彰子の入内を断れなかった。

そういう分別はおありだったというか、回りが無理にでも動かす力があった。

 

しかし、平成になってから。

「科学者」「科学を信じる」と言われた上皇は、天変地異を「己の不徳」とは考えなかったのですね。

昭和天皇は即位の時、真っ先に崇徳天皇の霊鎮めの儀を行ったと言われていますし、終戦の時は、皇族を全国の神社に派遣して「終戦」を報告させました。

そういう素朴な天皇としての「信仰」がない上皇陛下は、即位してからすぐ、奥尻島の津波、雲仙普賢岳の噴火等が起きても中々腰を上げませんでした。

小和田雅子入内後は、即、阪神大震災に地下鉄サリン事件、新潟地震に熊本地震。

極めつけは東日本大震災ですよね。

確かに上皇夫妻は率先して被災地回りをしたけれど、そこに「祈り」はあったろうかと。

もし上皇がブータンの国王陛下のように、荒ぶる海に向かって読経して下さったら、僧侶のように法話を聞かせて下さったらどんなに素晴らしかったろうと思います。

無論、仏教国だけでなくキリスト教国の王族も日本の被災地に対してかけて下さった愛情は「神への信仰」のなすわざで、地べたに坐ったとか、抱きしめたとかそういう事ではないんですよね。

確かに「光る君へ」では、醜い権力争いも描かれました。

特に花山天皇を退位に追い込むなど、あまりに非道と思われる事もありました。

しかし、当時の貴族社会では「この人は天皇にふさわしくない」と思ったら、あっさりと切る力が働いていたと考えてみてはどうでしょう。

ここまでは天皇として許される。けれど、ここから先は国の上に立つものとしてやってはいけない。区別がちゃんとついた時代だったのです。

 

振り返って令和はいかがですか?

誰も裸の王様夫妻に何も言えず、逆らわず、させたい放題にさせた挙句、日本という国を格下に見せてしまった。

これは天皇として絶対にやってはいけない事でした。

日本の皇室は世界一の歴史を持ち、王国より格が上なのです。

尻尾振る犬のように「イギリスへ行きたい」「思い出の地へ」「ガーター勲章」など自分から要求しているように見せてはいけませんでした。

ワイドショーの多賀さんなどは絶対に、「イギリスの方が華やかだし皇室より上」だと思い込んでますよ。いい歳して。

この責任は誰にあるか。

宮内庁も勿論ですが、有識者会議などを開きながらも実は全く皇室に興味のない政治家が最も悪いのです。

岸田総理は「天皇や皇后がイギリスで粗相しても大したことない」と思っているかもしれませんが、そういう無関心がやがて自分にも跳ね返ってくるんですよ。

なんせ「遅刻」をスナク首相は見てましたから。

「日本人は遅刻する人種」と思われても何も言えませんからね。

 

ああでも、一条天皇は「源氏物語」を手にした時、きっと定子を思ったでしょう。

切ない桐壺邸と桐壺の更衣の恋に。

紫式部が光源氏に最後に与えた「正妻」が女三宮だったと言う事が、その当時の後宮ではきっと大いに噂になったでしょうね。

頭中将の子、近江君は貴族の生活に慣れずに飛び出していきます。

そうなさったら?ねえ?

どうせいつかはせいぜい末摘花で、寒いのに皮衣一枚で震える結果になりましてよ。

 

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寅に翼   相続の理不尽さ

2024-07-02 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

やっぱり歳をとると、色々矛盾が見えて来て、そういうものを伝えなくちゃいけないという気持ちになる。だから年寄は嫌がられるのかなと思うけど、忘れ去られる記憶を残さないといけないという気持ちにもなります。

 

先週の「寅に翼」は、いわゆる「相続」に関する話でした。

寅子の友人の一人、梅子の夫が亡くなり相続問題が勃発した時、愛人が遺言書を持って現れ、「全財産を残す」と言われたと強調。

でも、それは嘘だった事がわかるのですが、今度は妻である梅子と3人の息子達の相続権について争います。

まず、「全財産を愛人に残す」という点については梅子が「遺留分」の話を三男にしてきり抜けます。

でも、ここからが問題でした。

新民法では、「妻に2分の1,子供は残りを等分」になっているのですが、長男は納得しません。

自分が全部相続する代わりに家族を養うというのです。

確かに戦前の民法では戸主が全てを相続する代わりに親兄弟、果ては父の愛人も養わなければなりませんでした。

しかし、新しい民法では一応、「均分相続」という一見非常に平等な法律が出来たのでした。

すると今度は「全員相続を放棄しろ」と長男は言い始めます。

姑は「孫嫁が気に入らないから梅子の世話になりたい」といい、もうめちゃくちゃです。

そこに、今度は三男が実は父の愛人と恋人関係だった事が発覚。

呆れ果てた梅子は「財産放棄します。そして妻も嫁も母もやめる」と言って一人で暮らす事にしたのです。

父の愛人と息子が恋人同士・・・今ではそんな事ありえないだろうなと思いますけど。昭和でもさすがにそれは・・・かなと思うけど。

問題は「新民法」にあるのではと私は考えます。

昭和の時代、私達は「均分相続」はとても男女平等な法律であると習いました。

けれど、回りをみるとこの「均分相続」にまつわる悲劇ばかりが目についたのです。

 

 戸主制度にあった「妻」と新民法下の「妻」の立場の違い

戸主制度では「戸主」が一番偉いです。父が歳をとり息子に「家督」を譲ると家の中で最も権力を握るのは夫である「戸主」そして戸主の妻です。

舅姑は部屋を移ったり、座る位置を変えたりしてはっきりと立場の違いをしらしめ、表向きは「戸主&戸主の妻」を敬い、従わなくてはいけません。戸主は両親に対し「孝行」という形で恩恵を与えます。

「戸主の妻」は一家の台所を握っていますし、戸主がよほど横暴でない限り、「正妻」の立場は守られ、次の戸主になる息子にも大事にされます。

次の戸主は「孝行」という形でまた父母に恩恵を与え、生活を保障します。

しかし、新民法の「妻」は「世帯主の妻」です。

子供は結婚するまでは両親の戸籍に入っていますが、結婚と同時に新しい戸籍を作ります。筆頭者を決め、本籍地を決める自由があります。

世帯主の妻は世帯主が死ぬと相続は2分の1,あとは子供達が分けます。

では、世帯主の妻の生活の保障は誰がしてくれるのでしょうか?

長男ですか?次男ですか?長女ですか?

財産分与と「扶養義務」がここで分かれてしまいます。

また、子供達は結婚と同時に新戸籍を作りますので、様々な場面で「親子の証明」とか「親が生まれてから死ぬまでの戸籍」などを要求されます。

相続に関して戸籍取得だけで1万円もかかる事があるのです。

 

 戦前から続く価値観をおかしな方向に転換した昭和後期

そうはいっても、戦後40年くらいまでは「戦前戦後、一生懸命に自分達を育ててくれた親」に対しての孝行心というものは存在し、特にそれを背負ったのは「長男の嫁」です。

また、明治生まれの老人にはかなりの年金が手に入り、結構豪華な暮らしが出来ました。ゆえに財産目当てというか、そういう意味もあって長男は「親は見る」となるケースが多かったのでしょう。

しかし、戦後50年が過ぎると今度は老人の「長生き」が問題になってきます。

平均寿命が延びて、ボケたり寝たきりになったりします。

しかし、価値観はそのまま「長男の嫁」だから舅姑の面倒を見るのは当然という回りの目がありました。

そしていざ、相続を迎えると、介護も見舞いもしなかった兄弟がやってきて「均分相続」だから金よこせとなるわけです。

「あなた達はお父さんやお母さんの面倒を見てない」

「そんなの関係ねえ」

って事ですね。

財産が株券や金券ならいいけど、家一軒しかなかった場合、それを売って得た少量の金を分配しなくてはならない状況に置かれるのです。

さらに世帯主を失った妻は、自分の子供達に面倒を見て貰う訳にいかず、ボケても一人で住んでいる・・・というケースが多々あるのです。

 

アメリカから押し付けられた新しい民法は昭和後期から、沢山の女性を泣かせて絶望させてきました。

少子化の中で「長幼の序」も消え、優しい人が犠牲になる世の中になりました。

 

正直、ドラマの梅子さんも、どうやって生活を立てていくのだろうと心配になります。

アメリカでは成人と共に家から出るのが当たり前で、州をまたいで遠くへ行く人も多いですから、それこそ何年も会わないと言う事は多々あり、だからといって誰も責めたりはしません。

親は親の人生を送る。例えば離婚したり再婚したり、趣味に没頭したり。

少なくとも「孫の世話で自分の生活がない」と言う事もないのです。

いい意味での個人主義が徹底していて、キリスト教的手助けも受けられる国と、「血縁」に拘る日本ではかなり違う。

その違いをまるっきり考えずに作られたのが今の民法だと思います。

21世紀は子供が家から離れず、親子依存しあって暮らしている状況が多い。

それこそ法律で「20歳になったら自活せよ」と言わないとダメなんじゃないか?って思うくらいですね。

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