世なおし倶楽部

①ことば遊びから哲学へ②安全な国産の農産物等の生産、流通③人に健康社会に平和④地球環境とエネルギー⑤矛盾の活用

知らぬが仏

2008-11-07 16:12:13 | 哲学/ヨガ/芸術/宗教/政治経済
よほどの達人でない限り、秘密を知ったり、知られたりしたら脳波が乱れ、心が揺れます。

知らぬが仏ということわざが長い間信任されてきたということは、そのような体験がよくある事だからでしょう。連れ合いの浮気のうわさ話など知らない方が幸せです。噂話でも耳にしたら気になっていらつきます。ましてや事実を知ったらイライライラで仕事が手につきません。不眠症にもなるでしょう。他人の財布の中身の多さも知らない方がいい。こころ乱す余計な情報は知らない方が仏様のような慈悲の心でいられます。麻生総理の夜の営みなど想像するのは自由ですが。

ところで、似たような格言に「知らぬと仏」がある。ただし一般的には普及していません。今後広まるかどうかもわかりませんが、哲学・披露聡秘的含蓄が有ります。
さて交通信号の青は進め、赤は止まれです。これは人間の作った交通ルールです。知らないでいると違反を起こす可能性があります。違反すれば咎められます。しかし、赤信号を無視して違反して走って来る車が時々あります。人間の作ったルールには反しますが、自然のルールには反していないのでとにかく「走り抜ける」ことはできていまいます。現実の世界の営みは自然のルールが優先します。当然です。自然のルールの存在を知らないで、人間が勝手に決めた青信号を信頼しすぎると、横から赤信号の「止まれ」を無視して走って来る自然に遭遇して事故の苦痛を味わう事になりかねません。

命の元は自然です。妊婦が脳卒中で死亡する事件が相次いで報道されています。当然妊婦さんは若い女性でしょう。今時の若い人は自然のルールに疎くなっているのだろうと感じました。昔、脳卒中は「老人性」の疾患でした。現代の生活習慣は、知らず知らずのうちに「老化促進」になっているです。現代生活の「老化促進性」に気づかないでいると、意外と早く寿命が尽きてしまいます。
自然のルールと人間ルールの使い分けを知らないと、命は管理できません。

経済学部医学科のルールで動いている医療制度では、いのちを救いがたいのでしょう。各人が自分の身の内に自然学部命学科の有ることを再認識して、命はまず自分で管理することの自覚に立ち戻ってみる必要があると、痛切に感じる経この頃です。

Go! Go! Go through! Go so throughly! You can see true-light


dasoku:
意味のわからないお経や音楽を聴いているほうが、右脳が活性する



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