世なおし倶楽部

①ことば遊びから哲学へ②安全な国産の農産物等の生産、流通③人に健康社会に平和④地球環境とエネルギー⑤矛盾の活用

経済

2009-01-12 09:58:02 | 哲学/ヨガ/芸術/宗教/政治経済
経済の語源は、福沢諭吉が近代になってエコノミー、エコノミックスの翻訳語として作ったといわれるが、中国にすでにそれ以前より経済という語が流通していたらしい。とすれば、パクリと云わないまでも便乗であろう。

ところで、経世済民、経国済民のどちらにも引っかかる経済ではありますが、世界に蔓延してしまったゆだきん経済は、人間の醜い「欲ぼけウイルスによる業病」である。

故元国会議員萱野茂さんが「アイヌの経済は循環、利息経済」と云っていた。人間に限らず生物は自然のエネルギーの循環システムの上に生きている。自然環境を破壊したり、自然の再生力を越えて、採集、狩猟をすれば食料は不足し枯渇することになってしまう。の旨の話をしてくれた。

勝ち組収奪お粗末欲ぼけ経済システムは、早晩終わらせなくてはならない。人間の良識を信じたい。
一人勝ちシステムに近いものに「宝くじ」があるが、この場合は「情報がオープンで確率の運試し」であり不公平がない。しかし、現在のゆだきん経済は、一部権力者の秘密取引インサイダー、ネコババ、インテイク=インチキ経済である。決して自由公平な経済システムではない。

現在大学などで学問されている経済学はどれほどの社会利益に貢献しているのか疑問である。恐らく貢献ではなく足を引っ張って、罪悪を増長させているのだろう。

自然な循環経済システムの構築がいそがれるが、その実現の根拠に「エネルギーの自給の普及」がある。

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