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南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

田んぼに咲いていたセリの花

2013-08-03 | 田んぼ
7月は田んぼの草取りの時期。

自然農ではできるだけ草も生かして、生き物がたくさんいる場を作ろうとする考え方ですが、さすがに苗が他の草に負けて埋没するとどうしようもないので、幼児から青年になるまでの間は、他の草を抑える必要があります。

6月下旬の田植えのあと、7月は草取りの時期。
去年はこの時期にあまり田んぼへ行かず、1度しか草取りしませんでした。
それが原因で収量が少なかったのかな、という経験があり、今年は7月中旬からまめに、毎週末草取りしています。

写真は、先週の週末の様子。
セリとか、カヤツリグサとか、名前もわからない色んな草がありますが、地表ギリギリのところで鎌で刈ったり、稲への影響が大きいと思われる草は、土の中の深い所で根から切っています。
切ったり、抜いた草は、丸めて苗の脇に置いていきます。
その草は、腐食したり、あるいは根が生きていてまた伸びてきたり。
また伸びてくることもあるので、1~2週間したら、まるめて置いた草をまた天地返しして根を剥がします。

草取りも、一気に田んぼ全面は刈り取りません。
クモとか、オケラとか、いろいろ生き物が居るんですが、寝床がいっぺんになくならなように、一列空けて草をとったり、特に稲が負けている列だけ優先してとったり、田んぼ全体を見ながらやりすぎないバランスを考えます。

こういう草取りをするのも7月まで。
8月は田んぼの中を歩き草をとると、稲を痛めてしまうので、行いません。
稲の成長に任せます。
なので、今週末までがギリギリ、草取りできる時期かな?

さて、田んぼに白い可憐な花が咲いているな、と思ったら、セリの花でした。
初めてみました。
なんだか、そのまま残したくなりました。
(花が咲く前は、こんにゃろーという感じにガンガン抜いてたんですが。でも、太くて長い茎の存在感の割には、稲への影響は無いようです。むしろ共生している感じ)


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