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南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

だいこんの花

2009-04-29 | いろいろ
とある家庭菜園で、だいこんの花を発見!
白い花が咲くんですね~

これだけの本数、しかもこれだけの高さに伸ばすのはすごい。
そしてもったいない!食べればよかったのに。
いつも食べてる大根は「大きい根っこ」ってことなんでしょうけど、これだけ高くなるのでは、根の大きさも納得です。

海より低い国の自転車(3)

2009-04-24 | いろいろ
オランダの記録からは、最後にいろいろな自転車の写真を。

上のものは、子供が乗っていることを目立たせるために旗を立てた自転車です。
車へのアピール効果も高いですが、おちゃめなデザインです。
大きな公園で撮った写真ですが、家族で自転車で公園に遊びにきている人がたくさんいました。

うちも早く自転車で出かけたいものですが、行きつけの自転車屋さんで、ヨーロッパ製のシートベルト装備の子ども用座席を売っていてそれを取り付けたいのですが、「3才くらいになって、自分で安全バーを掴めるようになってから。」と言われしまい、1歳半の子供と一緒のときはまだまだ車で移動です・・・


何を運ぶのかわからないけど、前に荷台の付いた自転車。
イナズマのデザインが、これまたシビレます。
でも、曲がりにくそうなハンドルだな・・



そして、旅行中、最も美しく感動した自転車がこちら。
輝く虹色のタンデム。
乗っている人は見ることが出来なかったけど、「気持ちは若いもんにはまだまだ負けないぜっ」という熟年夫婦が乗りこなしているんじゃないかと・・(あくまで想像)

それにしてもあちらの人は、ファッションに個性が表れてますね。
個性ある服装や道具を使いながらも、他人にどう思われるかはあまり気にしてない&他人のことは気にしない感じがしました。

ちなみに僕は海外旅行に行った先で髪を切ってもらうのが好きで、オランダでも行ったんですが、モロッコ生まれのお兄さんが一人でやっている美容室で、先客がスポーツ刈りのようなショートなのに、くどくどとカットの微修正を頼んでいてこだわり(個性)があるんだなあと驚きました。

最後に、街並みの美しさも、散歩したりサイクリングしたくなる心地よさを醸し出しています。

建物で古いものは300年以上たっているそうですが、それはとても大きな社会的資産です。300年もつ家があれば、住宅ローンに追われる必要がありません。
一方、本当に残念なことに、日本の住宅の平均寿命は約30年です。30歳でローンを組んで家を建てても、定年する時には退職金でまた家を建てなくてはなりません。家を建てることと、日本人男性の人生はバーターになっています・・悲しぃ~

オランダに負けず古いものを活かし、日本の木を使い、自転車をこぐ生活をしていきたいです。

海より低い国の自転車(2)

2009-04-23 | いろいろ
長い距離は電車で。街中の移動は自転車で。
・・というコンセプトが感じられ、オランダの自転車は電車との接続をよく考えられています。

写真はアムステルダム中央駅のそばの、運河の上に作られた3階建ての巨大な駐輪場。
この駐輪場は、迫力があります。近づいてみてビビりました。
1000台は停まるんじゃないかな・・


駅の構内もバリアフリー構造で、階段でなくスロープになっていて、自転車を押している人がいます。
自転車持ち込みOKの車両もあり、折りたたんだりカバーをしなくても気軽に持ち込むことができます。


街中では、こんなベロタクシーも走っていました。

日本でも京都などで走っているそうです。

このとき、ぼくはレンタサイクルを借りてアムステルダムを回りました。
自転車自体は古くて重いんだけど、盗難防止にめちゃくちゃ重い鎖のロックが付いていました。また、後輪のブレーキが変わっていて、手で閉じるブレーキではなくペダルを逆回転させると穏やかに効くブレーキでした。慣れるまでちょっと怖かったです。
また、クレジットカードを預けないと、自転車を借りることができません。
日本だと、数百円のデポジットですのでびっくりしました。
これも盗難防止だったのかな?

海より低い国の自転車(1)

2009-04-17 | いろいろ
2003年夏に、海抜ゼロメートル以下のところもあるというオランダへ行きました。
それはヨーロッパの中でも自転車先進国だから。本で読んで、実際に体験したくなったのです。

もうずいぶん忘れているんだけど、前回に自転車のことを書いたので、まとめておこうと思います。

・・

10時間ぐらい乗り継ぎでアムステルダムに着いたのが、夜7時頃。
宿に荷物を下ろし、旧市街地に出ていくと、大きな広場をぐるっと囲むようにたくさんのカフェやレストランがありました。
若者やおっさんらが、ビールを飲んでワイワイやっています。
(↑上の写真は昼間のものですが、こんな感じです)
ぼくもちょっとビビりながら、片隅でハイネケンの生をいただきました。ビールはさすがにうまくて、フライトの疲れもあってテンションが上がり、外人(オランダ人)のおっさんと片言ながらサッカーの話をしたり、初日にして気分よく楽しんでおりました。

ほろ酔いでとても気持ち良かったんだけれど、ふと気がつくと、人が賑わってワイワイやっている割に、妙に静かでした。
この賑わいや心地よさと、それでいて静けさはなんだろう?
・・それは、車が少なく、ド派手なネオンやコマーシャルの音が無いからだということに気がつきました。

旧市街地は石畳のゴツゴツした道で、幅も狭くて一歩通行、しかも自転車道があって、歩行者と自転車を優先した作りになっているので、東京都内に比べて車がかなり少ないのです。

そのように守られた広場にオープンカフェが並び、人が集い、会話をする。
麻薬も尊厳死も売春も合法なリベラルなお国柄でもありますが、アムステルダムは、自由で、心地よく、自転車が活躍する街でした。



自転車をめぐる風景を、写真でいくつか紹介します。


カフェには空気入れが用意してあり、なじみ客なのか、店先で空気を入れていました。カフェで空気入れを借りれるって、いかしてますね~


市役所前の自転車道。
通勤時間帯はけっこう飛ばしています。
写真左手が地下鉄の入口で、右側にミニ駐輪場があります。
こういうミニ駐輪場が広い歩道上にたくさんあって、気軽に自転車を停められます。日本は歩道が狭いためか、「放置自転車」というと悪いイメージがありますが、むしろ積極的に歩道に駐輪場を作っているので、ドアツードアで自転車利用者は目的地に移動することができそう。

とはいっても、ほんとのゴミとなった放置自転車もあるので、撤去もしてました。


・・後日に続きます。