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南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

柳川風のキビ料理

2005-06-14 | 2008年1月まで
つぶつぶカフェの、つぶつぶクッキングライヴに行ってきた。
その日のメニューは<ゴボウとキビの柳川>で、どじょうは使わずかわりにゴボウの薄切りを、卵とじのかわりにとろっと炊いたキビをかける。
とろとろのキビが、卵とは微妙に違う食感で不思議におしいしかった。
温故知新で、新しい味が作られている。

また、午後からは自然酒を開拓した酒屋さん(片山さん)が、本物の甘酒、みりん、ワイン、日本酒、玄米の日本酒などについて教えてくれた。
餅米、米麹、米焼酎から作ってちゃんと熟成させた本物のみりんは、そのまま(お湯わりの方が飲みやすい)でおいしく飲める。そもそも薬酒だったそうだ。
甘酒も酒粕から作った冬の甘酒とはぜんぜん違って、飲みやすい。これも元は体力が落ちたときに元気をつけるもので、江戸時代には甘酒売りが街にいたという。俳句で「甘酒」は夏の季語だそう。
お酒講座は、試飲がたくさんで勉強になりおいしかった。
日本の醸造、発酵の食文化は奥深いんだなあ。