yomoblog

南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

つくばで<チベットチベット>を上映!

2008-06-26 | イベント
在日コリアンの青年が韓国と日本のはざまにある自分のルーツ探しをする旅の中でチベット問題に出会い、チベットを訪れたり、インドに亡命中のダライラマに会いに行くロードムービー。
最近、聖火リレーの騒動をきっかけに再び注目を集めて上映が増えているようですが、つくばでの上映を友人が企画しました。

2001年の映画ですが、破壊されたチベットの寺院やダライラマを頼って亡命したチベット人なども出てきて、チベット民族への弾圧が垣間見えます。
といっても、バリバリ「チベット問題」の映画ではなく、在日韓国人という微妙な生い立ちを背負っている青年の目を通して、自然にチベットまでたどり着く映画です。

チベットのことはちょっと気になる、知りたいという方にはとてもお勧めです。
監督のトークもあります。

ルーラル吉瀬という、古民家を改装したギャラリーを会場にして、チベットの写真展(写真家の友人が旅行して撮ってきたもの)も行います。キャンドルナイトもあり。

詳しくはこちら

スウェーデンの希望、の報告

2008-06-26 | イベント
六ヶ所村ラプソディーの鎌仲ひとみ監督が、スウェーデンのエコな取り組みを取材してきた報告会を都内で行うとのこと。
2020年までに本気で脱石油を目指すスウェーデンの試みを紹介してくれます。

サミットのために数字合わせの長期目標や場当たりな政策を出すJAPANですが・・外に目を向ければ希望はあります。

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鎌仲ひとみトークイベント
「メディア新世紀開幕・番外編」
~エコ先進国・スウェーデン帰国報告会~

「六ヶ所村ラプソディー」監督・鎌仲ひとみが
毎回多彩なゲストを迎えてお届けするトークセッション!!
今回は番外編として、2020年には石油には頼らない社会を作ろうとしている、
エコロジー先進国「スウェーデン」から帰国したばかりの鎌仲が
その模様をレポート!
スウェーデンで何を見たのか!?…

【出演】鎌仲ひとみ
OPEN18:30 / START19:30
予約/当日¥1,500(+1drinkから)
※6/10(火)16:30より電話予約を受け付けます。
【問】Naked Loft 03-3205-1556(16:30~24:00)

http://ameblo.jp/rokkasho/theme-10001987518.html

スウェーデンの希望

2008-06-11 | いろいろ
六ヶ所村ラプソディーの上映と交流会、無事に終了しました。

ご協力いただいたみなさま、そしてがんばりながら楽しんだ仲間、ありがとうございました。(やらせてくれた家族にも)

疲れが溜まっていて実はあまり調子が出なかったのですが、ワークショップの間は元気になりました。
お客さんもワークショップにいきなり参加するのって、けっこう壁があったと思いますが、そこを来てくれた皆様にも感謝です。

それぞれの班で、スムーズに話しが盛り上がっていたようでよかったです。ファシリの練習の成果がでました。
知らない人同士でも、同じような気づきあり、意外な視点あり、すごい経験ありで、それが共有できて貴重な時間でした。

鎌仲監督もワークに参加してくれて、お疲れにも関わらず相変わらず明るく盛り上げ、根気良く説明してくれました。
監督は先週までスウェーデンに取材に行っていたそうで、あちらでは2020年までに「脱石油社会」に向けて社会が舵をきっているとのこと。
脱原発、どころじゃなく、脱石油です。温暖化を考えれば、地中に埋まった化石燃料を掘り出すということは、太古の昔から植物が蓄えてきた炭素を、何らかの形で放出することになります。メタンガスであれ、CO2であれ。
それは、温暖化に影響します。

つまり、持続可能な社会に戻すには、江戸時代のように、1年間に地表に降り注ぐエネルギー(太陽や風、地熱、波など)を利用して1年分のエネルギーをまかなうことが必要です。

具体的には次の映画を楽しみにすることにしますが、監督が現地で「そんなすごい取り組みを進めるにはどうすればいいの?」と聞いたところ、
“trying,doing,learning!”
試行して、やってみて、(失敗から)学ぶ。
この3つを<平行して>行うことが大切だと答えだったそうです。

ひとまずやってみないと始まらないし、やってみてダメだったところから学んでいけばよい。
失敗しても、やってみないと始まらないってことですね。

鎌仲さんに会って、また動かされました。

(監督のblogでちらっと感想


6月8日 土浦市で六ヶ所村ラプソディー上映、そして交流会

2008-06-06 | イベント
原子力発電所でウランを燃やした発電後に出る、放射性廃棄物。

この放射能のごみは、他国ではそのまま地中深くに埋めることにしています。
日本は、その核のごみを一度解体して、プルトニウムという原爆の原料にもなる物質を取り出し、再び発電の燃料に「再処理」しようとしています。

その再処理の過程で、放射性物質が工場の煙突から空に、排水口から太平洋に放出され続け、拡散されるかもしれないけれど、蓄積されます。その放出される放射能の量は、普通の原子力発電所の365倍です。
お米が、魚が、海草が・・放射能で汚染されます。

そんな「再処理工場」は、青森県は下北半島の付け根に位置する六ヶ所村にあって、今は試験運転中です。
トラブル続きで、本格稼動に中々入れません。

青森近辺以外の人がほとんど知らぬまま、議論のないまま、
いつの間にか再処理工場は巨額の資金を投入して作られ、試験運転をしていて、すでに放射能を放出しはじめています。

ぼくがこの問題を知ったのは、去年の7月。
龍ヶ崎で、ドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」の監督の講演を聴いてからでした。

原子力発電が1986年にチェルノブイリで大きな事故を起こし、なんとなくやだなとは思っていたし、ドイツでは将来の全廃が決まって自然エネルギーへのシフトが進んでいるのをうらやましく思ってはいました。

しかし、「再処理工場」はほとんど聴いたことが無く、よくわかっていませんでした。

apバンク監事の田中優さんは言っていました。
「原子力発電に賛成の人であっても、(冷静に合理的に判断すれば)再処理には反対できるはず。」
それくらい、放射能汚染のリスクが高く、コストがかかります。

でも、なぜ六ヶ所村はそれを受け入れたのか。
「しょうがない、仕事がねえんだもん」「国が決めたことだからどうこう言えない」
原子力をビジネスチャンスと積極的に取り込む人もいるし、あきらめたり、安全だと信じようとする人もいます。
映画の映像は、地元の方々の気持ちを、実はつながっているのに遠いように思っている関東に住む僕たちに伝えています。

「都市と地方」、「命とお金」、「環境と経済」、「戦争と平和」・・などががっちり組み合わさった、リアルで困難な選択を迫っている問題。この映画で、「核」のつながりが見えてきます。(前編である「ヒバクシャ」も観ると、イラク、広島にもガツンとつながってきます。)

・・

1月のつくばでの上映会をきっかけに、土浦で上映してくれる人が現れました。

そこで、つくばの時にはできなかった、感想を話し合って共有する「想いの交流会」を企画します。
6月8日(日)17:00~ 県南生涯センター講座室(上映会場ホールとなり。土浦駅前ウララビル)先着30名。
映画を観た方を対象に、交流会は無料です。
六ヶ所村に先月行ってきたメンバーによる、写真展や報告もやります。

まだ映画のチケットはあるようです。
詳しくはこちらから!
鎌仲ひとみ監督の面白くて元気になる講演会もあります!

笠間 道の市

2008-06-03 | イベント
今度の週末、6月7日(土)、8日(日)に、笠間の弁天町にて(笠間駅の近く)「笠間ハンドメイドフェア 道の市」が開催されます。

陶芸、彫金、革製品、などなど手作りのモノ作りをしている作家さんが、駅から笠間稲荷に向かう道沿いを歩行者天国にして、お店を出店するイベントです。

僕も去年とおととしは、友人たちと「菜々八」という自然食やさんを出店したんですが、今年は残念ながら不参加です。
天気がよかったら、土曜日に遊びに行こうと思います。

また、笠間焼きの作家さんがまとまって軒を連ねている「陶の小径」にて、お茶を振舞う「路面喫茶」も開催中です。