yomoblog

南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

ミニソーラー発電を制作

2012-01-15 | いろいろ
昨年12月のことだけど・・遅くなりました。
高遠の「虹の市」にてソーラーパネル制作ワークショップに参加しました。

藤野電力という神奈川のトランジションタウン藤野のグループの方が講師&スタッフで、作り方を教えに来てくれました。
しかし当日はあいにく雪がちらつく、曇り空の下で屋外での作業。
指が冷えて、体が冷えて・・部屋の中ですると4時間くらいかかることもあるそうですが、みんな早く終わらせたくて、2時間で制作しました。

パネル、バッテリー、コントローラー、シガーライターのソケット、インバーター(DC→AC)という5つの道具と、それらをつなぐケーブルや工具は、藤野電力さんで用意してくれ、制作(組み立て方)を教えてくれて、42800円です。
ちょっとお金はかかりますが、ソーラーパネルを実際に組んでみたかったのと、非常時の電源、それと一部でも自然エネルギーを使いたいのとで、思い切って参加しました。
海外のパネル(メーカー名はよくわからない)、ディープサイクルバッテリー、車用のインバーターなどをうまく組み合わせています。



かじかむ手で、なれない電気系の工具を使って組み立てます。過半数が女性で、ふだんはしたことのない作業でしたが、みんなけっこうスムーズにできました。部品が揃っていれば、あとはケーブルを切って、カシメて(ケーブルの銅線と金具をつなげる)、順番につなげて終わりです。ネット等でパネルやバッテリーを仕入れるのと、工具を揃えるのがハードルだったんですが、そこがこのWSでは解消されていて、実際に取り組めるのがよかったです。特に女性には工具の使い方を教えてもらえるのは助かったのではないかな。


家に持って帰って、さっそく発電&充電!
まずは縁側発電で、携帯を充電。
でも隣の家が建て替えて、日当たりが悪くなって、特に冬場なのですぐに影っちゃいます。あっちへずらし、こっちへずらし、でも実はバッテリーがかなり重い!小さいのに7,8kgあるんじゃないかな?かなり大変なんです。




そこで、うちのアパートには、物置があるので、そこの屋根に乗っけることにしました。やっぱり、屋根はいいですね。遮るものがありません。


小さいけど、うちの屋根にもパネルが載った~


物置の中に、インバーターなど配置。
これからは、家電でバッテリーを組み込んでいる製品は、おひさま生グリーン電力で充電します。
このブログを書いているPCもソーラー発電のおひさま電力で充電していて、CO2&放射性廃棄物フリーです!!
あとは、携帯、デジカメ、ビデオカメラ、エネループ乾電池などは、おひさまの電気でいけますね。

ただし、コストの元を取れるかと考えると・・売電できないので、おそらくその前にバッテリーの寿命がくるでしょうねぇ。でも、少しでも自給できるというのは、気持ちがよいです。


3.11からの意味

2012-01-15 | いろいろ
昨日、一昨日と、横浜で脱原発世界会議が行われていました。

その会議によせた、セヴァン・スズキさんのメッセージ。
国を超えたつながりと、3.11を無駄にしないという親の気持ちに、賛同します。



セヴァン=カリス・スズキさん (環境活動家)
Severn Suzuki

セヴァン=カリス・スズキです。カナダの西海岸からメッセージを送ります。
私が暮らす場所は遠く離れていますが、皆さんとはしっかりとつながり、たくさんの大切なものを分かち合っています。

私たちは広大な、素晴らしい太平洋を分かち合っています。
気候を安定させているのも、その恵みで私たちに海産物を与えてくれるのも、同じこの海です。
私たちは、大気だって分かち合っています。
私たちを、この星に住むすべての生き物と結び付けてくれているのは、同じこの大気です。

3月11日の震災と津波から1カ月たった頃、私が住む、地球上でもっとも手つかずな自然が残っている地域で、放射能が観測されました。

今日、私は皆さんと一緒に横浜にいることができません。
バンクーバーで、1月27日に生まれる予定の2人目の赤ちゃんを待っているからです。
私は親として、皆さんと、子どもたちの夢と未来を分かち合っています。

私たちはともに未来をつくり、未来のために発信を続け、未来を応援しています。
今まさに子育て中の世代として、私たちは、未来を養うという神聖な仕事を担っています。
安全で揺らぎない未来を、子どもたちに手渡さなくてはなりません。

この1年間、日本は恐ろしい自然災害、そして人災を体験しました。
世界中が日本を見守っていました。皆さんの苦しさは、私たちの苦しさでもありました。
世界中が、日本の人々がいかに強く、柔軟でしなやかで、あきらめることなく、思いやりを持って、そして勇敢に苦しい状況に向き合っているかを報じました。
日本に住む一人ひとりが持っていた、人としてのありかたを、私たちは心から誇りに思いました。

いま、私たちはこの惑星全体のために、恐ろしい出来事を前向きに転化しなくてはなりません。
なにか、意味のある、力強いものへと。
起こった出来事すべてから、学ばなければなりません。
今回起こったことは警告であったと、真摯に受け止めなければなりません。
私たちの現在のエネルギー消費と使い方が、大きなリスクと代償をはらむものであると認識しなければなりません。

旧体制への復興ではなく、新しい変化にむけて、立ち上がらなければなりません。
3月11日以降起こったすべてのことに「何の意味もなかった」、なんてことにならないように。
自分たちが選んできたものから教訓を得ましょう。そして、変わりましょう。

私たちは、ともに未来をつくっています。
皆さんが脱原発世界会議を開催していることに大きな希望を感じています。
自分も、動かなくてはならないと勇気をもらいました。
希望ある、核のない世界のために。
そして、これから生まれる私の子どもの未来のために。

中央アルプスの雪

2012-01-04 | いろいろ
長野市へ移動のバス車窓より、中央アルプス(駒ケ岳?)の雪化粧です。

こちらに来てよかったことの一つは、アルプスの美しい景色を見れること。
街中は降ってないけど遠くの高い山の雪化粧が望める、という絶好の状況。

今日も午前中、雪が降っていたけれど、午後は晴れてきました。
積もるほどではなかった。
これからますます寒くなりそうです。

飯田の正月飾り

2012-01-04 | いろいろ
(もうお正月になってしまった・・年末に書きかけて、アップが遅くなったものです)


飯田のお正月は、角松などの正月飾りが賑やかです。
小さなお店、大きなお店問わず、門松を立てているところが多く、伝統的な風習がまだ残っています。

そして、飾り自体がバリエーションが豊富できれい。
こちらは、りんご並木の街路樹に(!)つけられた松の飾り。
茨城だと、松の枝だけだったと思うけど、こちらでは小さなしめ縄も付いています。