yomoblog

南信州で地域エネルギーに関わりながら思うこと

子どものインフルエンザ報告

2012-03-29 | いろいろ
1才になったばかりの娘が、先週インフルエンザになり、大変な体験をしました。
小さなお子さんがいる人は、手洗いやうがいなど気をつけてくださいね~(といっても、赤ちゃん自身は気をつけようもないのだが)
参考までに経過を。

<経過>
・38~39度の熱が出るものの、笑ったり元気な様子なので、様子をみること2日間。ただの軽い風邪かなと、思っていた。
その数日前に僕が風邪をひき、ほぼ一日で熱も下がっていたので、ふつうの風邪が伝染ったんだろうと想定。
・しかし、3日目の朝、急になんか変な様子。ずいぶんぐったりして、反応が鈍く顔色も白い。もう医者のレベルだと考え、急いでかかりつけ医を受診。
・娘の顔色を見るなり、先生の顔色が変わり(!)、こちらも焦る。「しっかり検査する必要があるので、救急車呼びますから市立病院へ行ってください」と言われる。動揺した。お医者さんは、状態を見て髄膜炎を疑ったようだ。
・自家用車なら5分の距離の市立病院へ、なぜか救急車を待ったりで15分かけて到着(なぜ救急車?)。すぐに点滴と血液検査。インフルエンザA型の陽性反応がでた。しかし、食塩水の点滴をしたら少し元気になってきて、ひとまず自宅に帰った。
・夕方、僕がお兄ちゃんを幼稚園に迎えに行き帰ってきた間にまたぐったりし、抱っこすると体がガクガクしていた。これはまずいと、もう一度市立病院へ。すると「すぐ入院しましょう」。え~~、入院なんて思ってなかった・・。「入院」と言われると、かなりドキっとします。
・血液検査の結果、「インフルエンザのほかに、細菌性の病気にかかっている」とのこと。「症状から見ると髄膜炎ではなさそうだが・・ヒブワクチンをしていないので(うちはやっていない)、可能性は捨てきれない。やっておいたほうがよいですよ」と、予防注射の未摂取のことを言われた。
・細菌を抑える抗生物質も点滴し、様子を見ることに。結局、2泊入院した。
・熱は入院中すぐに下がった。3日目に退院したが、全快には程遠く、声もかすれて元気ない状態・・
・呼びかけにも、いまいち反応しない。一時は、もしかして耳が聞こえてないんじゃないかと、心配した。
・退院後4~5日して、ようやく元の元気に戻った!

<困ったこと>
・髄膜炎を随分心配した。もし髄膜炎だと、場合によっては、麻痺などの障害が残ることがある。
・赤ちゃんが入院すると、お母さんも24時間付き添いになる。となると、上の子の面倒はすべて自分に。
・赤ちゃんの食事は病院で出してくれるが、付添者の対応はなし。だから、おにぎりやパンなど、お母さんの食事の用意を家族がしなくてはならなかった。介助って大変だなと思った。

健康のありがたさを痛感した一週間でした。
元気になってよかった、よかった。

EVtaxi

2012-03-27 | いろいろ
飯田に来て、EV(電気自動車)のタクシーが走っているのを普通に見かけて驚いた。
先日タクシー会社にいったら、ちょうど2台のリーフが充電中。
なんだかかっこいい。

でも、電源を自然エネルギーにしないと、ガソリンが電気に置き換わって、むしろCO2の発生量は増えるかもしれない。
走行時のCO2やNOxは発生しないけど、電気を作る過程で環境に影響が大きかったら同じこと。

これから日本中の車がEV化したら、電気の使用量が莫大に増えて、「原発がもっと必要だ」ということになるかも。
それでは困ってしまう。
単純に、EVになって環境に優しくてよかったね・・ではなく、
車の使用自体をカットすること、そうできる交通体系にすること、そうできる働き方や暮らし方を変えることも大切だ。
その上で、自然エネルギーの電気で走る電気自動車が普及すればgood。
そして、電気が選べない現在の日本では、ひとまずは走行距離分のグリーン電力証書を使うという手がある。
グリーン電力証書とは、自然エネルギーの「環境にやさしい」という付加価値だけを購入するもの。
普通の電気(主に火力、原子力)に加えて、環境付加価値を買い足すことで、「自然エネルギーで発電した電気」とみなすことができる仕組みです。

概算だけど、1年間1万キロ走るとして、リーフで約2400kWh。
えねパソ」で売っている個人向けグリーン電力証書は、太陽光で500kWhあたり6300円。
ざっくり5倍(3000kWh)で、31,500円。
つまり、だいたい30,000円くらい上乗せすると、
「あなたのリーフは、太陽光の電気で走っています」とみなせます。
これが高いか、安いか。
なお、深夜に自宅で充電したとすると燃料代はガソリンの1/6程度になるそうです。http://autoc-one.jp/word/554069/

自然農の田んぼづくり

2012-03-19 | 田んぼ

今年は、田んぼを借りて自然農のお米作りをします。

昨年もつくばでやろうとして、田んぼを借りる約束はして猪にやられた畦の補修などしていたんだけれど・・震災で吹っ飛んでしまいました。
伊那谷での出会いで、豊丘村で自然農と有機農業をしている、やまもと自然農園さんに教えていただけることになりました。

無農薬無肥料の田んぼと、自然農の田んぼが隣り合っていて、借りるのはどちらでもよいのだけど、継続的な手間はかかるが機械はいらない自然農のほうが自給するにはあっているかなと、こちらでやってみます。
初年度は0.5畝(50㎡)から。収量は20~30kgくらいかな?うまくいけば、どちらのやり方でもこの場所なら40kgくらいいけるそうです。



無農薬無肥料・機械を使った田んぼはこちら。
稲の切り株が残っています。
今の状態だけ見ると、自然農のほうが、安らぎがある眺めですね。

毎月第2週土曜日が田んぼの日で、一ヶ月の間にやるべき仕事を教わります。
その後は各自のペースでそれぞれ管理。
手をかけるほど、うまく実るそうです。
ぼくは週に1回が限界ですが、何とかやってみよう。

今年は、味噌、醤油、お米が一部だけど自給できそうです。
(しょうゆも共同で自分たちで絞る仲間と、それを指導する先生がいるんです。伊那谷、ほんと自給力がすごいです。)